ロードスターRFは2016年から販売されているマツダのスポーツカーです。
2ドアオープンタイプのスポーツカーでコンパクトなボディーとスタイリッシュなデザインが特徴的な車になります。
スポーツカー好きの方やオープンカーで風を感じて走りたい方などに根強い人気があり、一度は乗ってみたいと憧れる方も少なくありません。
しかし、ロードスターRFはネット上で酷評が散見され、購入を後悔する方やつまらない車だとがっかりする方がいるようです。
本記事では酷評についての調査結果やロードスターRFがどのような車なのか基本情報をご紹介していきます。
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ロードスターrfの酷評を調査
まずは、ネット上で散見されるロードスターRFについての酷評についての調査結果を項目別にご紹介していきます。
ご自身が思い描いている車なのか許せる範囲の酷評なのか確認していただき、購入の参考にしていただければ幸いです。
ロードスターrfは雨漏りがする
初代ロードスターのころから雨漏りについては苦情が良く見受けられる内容です。
ロードスターに限らずオープンカーにはついて回る不具合の1つになります。
通常のロードスターは布製のトップ素材を使用しているのに対して、ロードスターRFは金属性のハードトップルーフを採用しているため、雨漏りの心配は抑えられています。
しかし、屋根が固定されている通常の車より継ぎ目、関節部分など、劣化具合によっては雨漏り可能性がありますので、日々の手入れや定期なメンテナンスが必要です。
ロードスターrfはつまらない
ロードスターRFの運転感について一部のユーザーで「つまらない」「期待はずれ」と感じられる方がいるようです。
スポーツカーなので、サーキット走行ができるレベルの走行性能を期待してた方や、逆にもっと乗り心地が良いと期待していた方などから厳しい評価があがることが多いようです。
ロードスターに比べロードスターRFは車体重量が重く、思ったように加速しないと感じるようで走行性能を期待した方からはつまらないと言われてしまっています。
また、車内にエンジン音が想像より入ってきてエンジン音が気になると感じる方が多いようです。
ロードスターrfはうるさい
オープンカーとしての特性上、ルーフオープン時のロードノイズは仕方ないことではありますが、特に路面状況の悪い道を走行する際は、隣の方と話すのに苦労するレベルという意見も見受けられます。
また、ルーフの開閉に関係なく、高速走行時の風切り音やエンジン音が車内に大きく響き、うるさいと感じる方が多いようです。
しかし、エンジン音の大きさいについての好みや1人で乗ることが基本の方とデートシーンなどで2人で乗ることの多い方とではうるさいと感じる程度は異なるようです。
ご自身が風切り音、エンジン音、ロードノイズなどをどのように感じるか試乗やレンタカーなので確認すると良いかと思います。
ロードスターrfは乗り降りしづらい
購入される方は承知の上かと思いますが、シートの高さも車体自体の高さも低いため、ロードスターRFは乗り降りがしにくい車種と言えます。
乗り降りのしにくい高さであるために乗り降りの際にドアを大きく開ける必要があり、さらにドア自体の長さも長いため駐車スペースに気を配る必要があります。
着座位置が低いため、低い位置から立ち上がったり、座ったりする恰好になるので、腰や膝に不安のある方には負担になるかもしれません。
ロードスターrfは車内が狭い
スポーツカーで車高が低く、2人乗りであるため、車内空間はお世辞にも広いとは言えません。
足元の空間についても狭く感じる方が多いようです。
容量127Lのトランクスペースがあり、すぐに使用しない荷物はトランクへ入れてしまえば良いのですが、助手席に人が乗っている場合は手荷物を置くスペースに困る程、車内空間が狭い設計になっています。
しかし、この車内空間の狭さに対してロードスターRFのオーナーの方々は狭い事を承知の上で購入される方がほとんどで、狭さを一番の理由として酷評する方は少ない印象です。
ロードスターrfは使い勝手が悪い
ロードスターRFの室内は収納スペースがかなり少ない設計になっています。
2人乗りのスポーツカーなので必要最低限の収納になっていることは皆さん承知の上で購入される方がほとんどです。
しかし、グローブボックスが存在せず、車内に常備しておいきたい小物がある方には不満に感じるのではないかと思います。
車検証などの必要書類関係などを入れておくスペースがほぼないので、あきらめてトランクスペースに入れておく方もいるようです。
ロードスターrfはやめとけは本当?
ロードスターRFは購入前にしっかりと特徴について理解した上で購入すれば購入後に後悔される方は少ないようです。
逆に一般的にマイナスの特徴であってもそれが良いという考えの方も見えます。
ご自身の車の利用目的や基本スペックの確認と、忘れてはいけないのは実際にロードスターRFを試乗して乗り心地を確かめること良いかと思います。
ロードスターrfはどのような車なの?
ここまでロードスターRFについての酷評についてご紹介していきましたが、ご自身が乗りたいと思えるかは車自体のスペックによるのではないでしょうか。
ここではロードスターRFとはどのような車なのか基本スペックをご紹介していきます。
ロードスターrfのスペック
全長×全幅×全高 | 3,915×1,735×1,245mm |
室内寸法(長さ×幅×高さ) | 940×1,425×1,040mm |
ホイールベース | 2,310mm |
最小回転半径 | 4.7m |
駆動方式 | 2WD(FR) |
ボディタイプ | 2ドア・オープン |
乗車定員 | 2人 |
エンジン | 2.0L直列4気筒 |
最高出力 | 116kW〈158PS〉/6000rpm |
最大トルク | 200N・m〈20.4kgf・m〉/4600rpm |
トランスミッション | 6MT/6EC-AT |
2シーターのスポーツカーで回転半径も4.7mとコンパクトカー並みの小回り性ですので、狭い山道や峠も思い通りのハンドリングで気持ちよく走行できる車種です。
ロードスターrfのデザイン
ロードスターRFのRFはRetractable(格納できる)とFastback(ルーフからトランクまで流線形のボディデザイン)から命名されています。
その名の通りクローズ時の流麗なシルエットと格納(オープン)した際の解放感かつ格納時にトランクスペースを犠牲にしないデザイン設計が特徴的です。
通常のロードスターはソフトトップなのに対しロードスターRFはもっと気軽にスポーツオープンカーを楽しめる快適性を考慮したハードトップであることが大きな違いです。
ロードスターrfの燃費
ロードスターRFのカタログ燃費は下表の通りです。
トランスミッション | 燃費(WLTCモード) |
---|---|
MT | 15.8km/L |
AT | 15.2km/L |
ロードスターRFの燃費性能はグレードによる差はなくトランスミッションで差がある値になっています。
実燃費については走り方や路面状況により変動しますが、およその平均値は下表の通りです。
トランスミッション | 燃費(WLTCモード) |
---|---|
MT | 13.2km/L |
AT | 13.5km/L |
参考:e燃費サイト
カタログ燃費より実燃費の方が悪くなるケースもありますが、条件によってはMTで18.2km/Lなどカタログ燃費よりもよい燃費で走行できている方もいるようです。
ロードスターrfの価格
ロードスターRFの新車販売価格は下表の通りです。
グレード | 新車販売価格 |
---|---|
S | 379.6万円~ |
VS | 415.5万円~ |
RS | 430.9万円~ |
ロードスターのSグレードが289.9万円~なのに対しロードスターRFのSグレードは379.6万円~で約80万円ロードスターRFの方が高価になっています。
選択するオプションやカラーなどによっても価格は変動しますので、ディーラーで希望内容にあったお見積りを確認してみてください。
ロードスターrfの悪い評判・口コミ
ロードスターrfの良い評判・口コミ
ロードスターrf デメリットは?
ロードスターや他の2シータースポーツカーにも共通しますが、デメリットとしてまずあげられるのは室内空間の狭さかと思います。
2人乗ってしまうと手荷物の置き場に困ってしまう場面は少なくないでしょう。
また、ロードスターRFとしてのデメリットはハードトップであるがゆえに車体重量がソフトトップのロードスターより重くなり、軽快な操作感は劣る点です。
また、ハードトップの重さの分だけ重心が上がるため、低重心のハンドリング感も劣り運転の楽しさがソフトトップのモデルに比べると感じにくいというデメリットがあります。
ロードスターはお金持ちの車?
車両の金額としては高級車の括りに属するわけではありませんが、2シーターオープンカーは一般車の括りにも属さないと言えます。
オーナーの方に多いのは子育てが終わった世代の方や独身の方、もしくは大きな車を既にお持ちで趣味のセカンドカーとして購入される方です。
いずれも金銭的余裕のある方が購入していますので、車の設計が2シーターオープンカーゆえにおのずと購入する方は絞られます。
車の維持費としても特別高額ではありませんが、やはり利用シーンが限られる車ですのでお金持ちの車といっても間違いではないでしょう。
ロードスターrfを購入する際のポイント
スポーツカーとしてサーキット走行レベルの高い操作性やロードスターと同様の走りを想像して購入してしまうと「つまらない」と感じるケースが多いようです。
まずは、試乗やレンタカーなどで走行してみると良いでしょう。
また、スポーツカーですので、燃費が特別良いというわけではありません。
コンパクトな車体に思えてしまうので、軽自動車だと思われている方もみえるようですので、車の仕様やその後の維持費含め、しっかりと調べたりディーラーで相談したりすることで購入後の後悔をなくせるかと思います。
また、ロードスターRFの乗り降りには本記事の中でも少しふれましたが、ドアを大きく開ける必要があるため、幅にゆとりのある駐車場が必要になりますので、駐車スペースの確保もポイントとなります。
「ロードスターrf 酷評」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:ロードスターrfは不満の声もあるが魅力のある車
ロードスターRFは乗車定員が2名であることもあり、機能性を求める日常生活や長距離移動などでの利用ではなく、趣味のための車として購入される方が多いイメージの車種です。
購入できる方の条件はかなり限られるかと思います。
走りに不満や室内空間に不満の声もありますが、ソフトトップのオープンカーより快適にオープンカーを楽しめるなど魅力もたくさんあります。
ご自身のライフスタイルや求める走行性能にマッチしていれば趣味を楽しむ素敵な相棒になるかと思います。
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