車のキーシリンダーに鍵を差し込んで回しても、あるいは、最近の車であればスタートボタンを押しても、ガガガという音がするだけで、エンジンがかからないときがあります。
急いで車で出かけようとするときに、車がこんな状態だと、かなり焦ります。
そこで、この記事では、車のエンジンがかからないときのガガガ音の原因や、電気はつくけれども、ガガガ音のみしてエンジンがかからない場合の原因、その対処方法などについて、書いていきます。
車を高く売る方法
高価買取を狙うなら間違いなくMOTA車買取がおすすめです。
しかも、高額査定の上位3社だけが連絡できる仕組みになっているので、
営業電話を極力減らしたい人にも最適!
交渉が苦手な方や、やり取りが面倒な方は、買取店が競うから査定額が高くなるMOTA車買取で査定しましょう。
\ 買取店が勝手に競い合って高額査定3社だけが提案!/
月間利用者49,000人突破の実績で安心安全!
車のエンジンがかからないときガガガ音の原因は?
車のキーシリンダーに鍵を差し込んで回しても、又は、車のスタートボタンを押しても、ガガガという音がするだけで、エンジンがかからない時の原因は、ほとんどの場合、バッテリー切れです。
バッテリーが完全に切れていると、ガガガではなく、点火装置のスイッチのみが入るカチカチという音のみがします。
ガガガ音は、バッテリーが弱くなっていて、ライトやランプ類を点灯させる電圧はかかるが、セルモーター(エンジンを始動させる役割を持つモーター)を回転させる電圧がかからないときに出る音です。
バッテリーが原因でエンジンがかからない場合の対処法
バッテリーが原因でエンジンがかからないときは、車にブースターケーブルを積んでいれば、近くを走る車のドライバーにお願いして、電気を分けてもらう方法が簡単です。
車にブースターケーブルを積んでいない場合は、加入する自動車保険のロードサービスを使って、近くの自動車会社の担当者を呼び、充電器などでバッテリーを充電してもらうと、エンジンがかかるようになります。
電気はつくがエンジンがかからない原因は?
ライトやインパネのランプ類は正常に点灯するが、エンジンがかからない場合は、セルモーター自体の故障が疑われます。
セルモーターの寿命は10年から15年といわれていますが、原則2年に1度の車検の際に点検が行われ、劣化が進んで次の車検前に壊れそうだと、車検のときに交換してくれますので、普段はめったに故障はしませんが、まれに、故障する時があります。
この場合は、ライト類などの、バッテリーからの電気を使う他の装置は正常ですが、車のエンジンだけがかかりません。
車のエンジンがかからないときバッテリー以外の原因は?
車のエンジンがかからないときの原因として代表的なものに、イグニッションスイッチの故障や、セルモーターの故障があります。
ここでは、その2つの故障の原因や、その他考えられる故障の原因について、書いていきます。
イグニッションスイッチの故障
イグニッションスイッチは、車のエンジンを始動させたり、その他電気系統を制御するための装置のことを言います。
車のキーシリンダーには、「OFF」「ACC」「ON」「SATRT」という表記がありますが、「OFF」はロック状態、「ACC」は走行に必要ない車内の電気系統(オーディオやエアコン)のスイッチ、「ON」が」セルモーターを回すために大きな電圧をかけるスイッチ、「SATRT」でセルモーターが回り、エンジンがかかります。
イグニッション・スイッチが故障すると、「ACC」の段階まで到達しませんから、当然、車のエンジンがかかりません。
セルモーターの故障
エンジンを始動させるセルモーター自体が故障していると、セルモーターがうまく回らず、エンジンがかかりません。
セルモーターの寿命は10年以上で、しかも、車検の際に定期的に点検され、劣化が進んでいれば早めに交換されますし、国産のセルモーターの品質は高いので、故障するまでセルモーターを使うことはまずありません。
それでも、特にアイドリングストップ車などは、セルモーターを酷使するので、急に故障する場合があります。
その他
バッテリー上がり、イグニッションスイッチの故障、セルモーターの故障以外で、エンジンがかからない場合の原因としては、次のようなものが考えられます。
①オートマ車で、発進時に、ギアがパーキング又はニュートラルに入っていない
②マニュアル車で、発進時にクラッチペダルを踏んでいない
③ガソリンが切れている
④スマートキーの電池切れ
⑤盗難防止用のハンドルロックがかかっている
⑥オルタネーター(エンジンの回転を利用して発電し、バッテリーを充電する装置)の故障
バッテリー以外が原因でエンジンがかからない場合の対処法
エンジンがかからない理由が、セルモーターの故障や、オルタネーターの故障の場合は、ユーザーが自分で修理するのは不可能ですので、自動車整備工場などに修理をお願いします。
自宅から遠く離れた場所を走行中に、突然、セルモーターやオルタネーターが故障した場合は、加入する自動車保険にロードサービスが付帯しているはずですので、そのロードサービスを使って、専門業者に来てもらって、修理してもらいます。
バッテリー上がり、セルモーターやオルタネーターの故障以外の理由でエンジンがかからないときは、ほとんどの場合は、ユーザーが自分で復旧できますので、原因別の対象方法で対応します。
その他症状別の原因について
車のエンジンがかからないときには、異音がしたり、ブレーキが固かったりと、様々な症状が出ます。
そこで、以下では、それらの症状について主なものを取り上げて、1つ1つ解説していきます。
エンジンがかからないが電気はつく時のキュルキュル音の原因は?
スパークプラグの故障が考えられます。
スパークプラグは、エンジン内のガソリンに着火して、エンジンを回す装置ですが、これが故障すると、セルモーターは回りますが、エンジンがかかりません。
すると、セルモーターのキュルキュルという回る音のみがして、エンジンから音が出ないので、キュルキュル音の原因となります。
車のエンジンがかからないときジジジ音の原因は?
バッテリーの電圧が低くなっていることが考えられます。
セルモーターを始動させるときに、最も大きな電圧を必要としますが、バッテリーが完全になくなってはいないが、劣化によってセルモーターを回すだけの電圧が出なくなっていることがあります。
この場合は、電流が流れているので、ジジジという音がしますが、セルモーターが回る音がしないので、このジジジ音のみが聞こえます。
車のエンジンがかからない場合でブレーキ固い原因は?
プッシュボタンでエンジンがかかる車だと、ブレーキを確実に踏み込まないと、エンジンがかからない構造になっています。
この場合は、故障ではありませんので、確実にブレーキを踏み込むことで、エンジンがかかるようになります。
なお、車の電気系にスイッチが入っていないエンジン停止中の状態でブレーキを踏み込むと、ブレーキ・システムに空気が入り込んで、ブレーキが固くなります。
この場合でも、故障ではないので、少し強くブレーキを踏むことで復旧します。
エンジンかからないがしばらくするとかかる場合の原因は?
冬の寒い時期に、スタートスイッチを押しても、、エアコンなどは正常に作動するが、エンジンだけがかからないときがあります。
こんな時でも、しばらくエアコンをかけて室内を暖かくすると、急にエンジンがかかることがあります。
温度が低いと、セルモーターの点火もスムーズでなくなる可能性が高くなりますし、装置の一部についた水滴が寒さで凍ってしまい、通電を妨げることもあります。
どちらも、エアコンなどが入って車内が暖かくなると、状況は改善します。
エンジントラブルを防ぐためには?
エンジンがかからない原因として、最も多いのは、バッテリー上がりです。
そのため、エンジントラブルを防ぐためには、定期的に、バッテリーの状態を点検し、劣化が進んでいるときは、早めに交換するなり、充電をする必要があります。
エンジンの主要部分については、原則2年に1回の車検の際にプロの整備士による点検が行われ、その時問題があれば修理又は交換が行われます。
日本の国産エンジンの性能を考えると、車検整備だけをしっかり実施しておけば、よほど無理な運転をしない限り、ほとんどのエンジントラブルは防止できるといってよいでしょう。
「車 エンジンかからない ガガガ」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:状況をよく確認して正しい対処法を!
よほど過酷な環境で運転する場合や、かなり古い車でない限り、原則2年に1回行われる車検の際の点検・整備をしっかり実施していれば、セルモーターやエンジンのトラブルは、めったに起こりません。
しかし、そういったケースでも、トラブルがまったく起こりえないとは言い切れませんし、例外的に、バッテリーの電圧低下によるトラブルは、意外によく起こります。
そういった時に、車の始動時に起こる可能性のあるトラブルやその対象方法を知っていると、冷静に対応できます。
中古車選びで失敗しない方法
コスパの良い中古車は、市場に出回る前に業者間で買われてしまいます。
そのため、一般人が掘り出し物を探すのは困難です・・・。
もし一般非公開の優良車両をみたいなら、累計販売台数100万台以上のズバブーンで探しましょう。
\ ネットに出ない非公開車両を無料で提案!/
国内最大手のガリバーが運営で安心安全!
コメント