自動車学校のローンは月々いくら？分割払いや金利はどれくらいになるか徹底調査！

最近、若者の車離れが進んでいると耳にしますが、自動車運転免許は社会人になる前に取っておきたいですよね。

ところが、いざ自動車学校に通うとなると、その大きな出費に驚く人もいるかと思います。

でも、ご安心ください。支払いは一括だけじゃなく、ローンを組むこともできるんです！

今回は、これから運転免許を取ろうと考えている方で、ローンを組んで自動車学校に通おうとしている方向けに、役に立つ情報をお伝えします！

特に学生の方にとっては大きな出費になりますので、この記事を参考にしていただき自分にぴったりの方法を見つけてくださいね！

自動車学校のローンは月々いくら？

はじめに、自動車学校の学費をローンを組んで支払うと月々いくらになるのか、シミュレーションしてみます。

ローンの種類や金利、支払回数によっていろいろなパターンが考えられますが、まずは、ざっくりイメージを掴むために例を挙げて説明します。

費用が26万の場合

設定として、銀行系ローン (4％)、信販系ローン (14％)、大学生協ローン (9％) の3種類で、24回払い (2年払い)と36回払い (3年払い)でシミュレーションすると、以下のようになります。

同じ支払回数でも、ローンの種類によっては、約 15,000 円～40,000 円の差が出てくることがわかります。

費用が30万の場合

上記と同条件で、24回払い (2年払い)と36回払い (3年払い)でシミュレーションすると、以下のようになります。

今度は同じ支払回数でも、ローンの種類によって、約 16,000 円～50,000 円の差が出てきます。

自動車学校の費用について

なんとなく、ローンでの支払いイメージはついたでしょうか。

ちなみに、自動車学校の費用の内訳は、入学金、教習料金 (学科・技能)、教材費、効果測定量、検定料などが含まれます。

その他に、場合によっては追加補習料や検定の再試験料がかかることもあります。

いくらかかる？

では、一般的にいくらくらいかかるのが相場なのでしょうか。

費用総額については、上記のように人によって幅がありますが、免許の種類によっても異なってきます。

車好きな方は、MT (マニュアル)免許を取得することが多いかもしれませんが、多くの方はAT (オートマチック)免許を選択することと思います。

両免許の費用の違いは大まかに以下の通りです。

	費用
普通車AT免許	約 250,000 円～約 320,000 円
普通車MT免許	約 250,000 円～約 350,000 円

支払方法は？

自動車学校の学費の支払い方法は、現金一括払いのほか、現金分割払いも可能です。

詳しくは、自動車学校に確認する必要がありますが、場所によってはクレジットカードやキャッシュレス決済ができるところもあります。

また、多くの自動車学校では、運転免許ローンを利用することができます。

最も効果的で無理のない支払方法を選ぶようにしましょう。

自動車学校のローンとは？

自動車学校のローン (運転免許ローン)とは、運転免許取得にかかる諸費用をローンを組むことで分割して支払う方法です。

一般的にクレジットカードでの支払いよりも金利が低いため、分割手数料を抑えることができますが、利用の際には所定の審査に通らなければ利用できないという点は注意しておきましょう。

自動車学校のローンの種類

それでは、実際にローンの種類について一般によく知られているものを紹介していきます。

ローンの種類によって、金利や支払回数などが変わってきますので、自分に合うローンはどれなのかしっかり考えてから申し込むようにしましょう。

銀行系のローン

多くの銀行が取り扱っているマイカーローンの使い道の中に、「運転免許の取得」が入っているものがあります。

銀行系ローンは金利が低いことが多く、利用限度額も高めに設定されているため、運転免許ローンに利用している方がいます。

一方で、ほとんどの金融機関では、返済能力を判断するために安定した収入が求められるため、収入が不安定だと審査に通らない可能性があります。

信販系のローン

信販系のローンは、総じて金利が高い傾向があります。

また、限度額に関しても銀行ローンよりは低く設定されていますが、独自の取り組みとしてポイント特典を設けている会社もあります。

基本的に過去に支払い遅延などの金融事故がなければ、審査自体は厳しくないため通りやすい傾向にありますが、利用する審判会社によっては、連帯保証人等が必要になるので注意してください。

クレジットカードの分割払い

クレジットカードでの分割払いの最大の特徴は、カード会社独自ののポイント特典と言えるでしょう。

カード会社によっては、貯まったポイントで買い物が出来たりするなど、還元率によっては大きな恩恵を受けることができるのが魅力です。

一方で、金利は信販系ローンと同じで他と比較すると高めに設定されており、分割回数が増えると金利もどんどん高くなるため、よく調べて利用しましょう。

大学生協のローン

大学生協のローンは学生限定などの条件はありますが、信販系ローンやクレジットカードの分割よりも金利がかなり安くなります。

ただし、どの自動車学校でも対応しているわけではなく、大学と提携している自動車学校のみで使用可能な点は注意が必要です。

大学生協でブースを設けて説明をしてくれる場合もありますので、大学で見かけたら直接説明を聞いてみるのも良いでしょう。

自動車学校ローンの申込方法

ローンの申込方法は、自動車学校で紹介されたものであれば、ローンの手続きの仕方もそこの窓口で教えてもらうことができます。

銀行ローンの場合は、銀行の窓口に直接行くかネットで詳しい情報を得られるはずです。

その他、大学の生協に相談窓口がある場合もあるので、大学生協もチェックしておきましょう！

自動車学校ローンの金利はどれくらい？

自動車学校の金利は、銀行系ローンであれば『2～5％』、信販系ローンであれば『12～14％』、大学生協ローンだと『9％前後』が相場です。

また、クレジットカードの分割払いの場合は『12～15％』ほどになり、信販系ローンとほぼ同じ金利になります。

金利や分割手数料は、支払回数によって異なるため、ローンを組む際は金利も含めた総支払額をよく確認しましょう。

自動車学校ローンのメリット

ここまでの内容を踏まえて、自動車学校ローンのメリットについてまとめます！

自動車学校ローンのデメリット

メリットだけではなく、自動車学校ローンのデメリットもまとめておくので、ローン選びの参考にしてください！

自動車学校ローンは学生でも申込できる？

自動車学校ローンは学生でも申込みができますが、銀行や信販系のローンの場合は審査基準が設けられているため、安定した収入があるか、過去に信用情報を傷つけていないかなどは確認されると思っておきましょう

自動車学校ローンは高校生も申込可能？

自動車学校ローンは、成人していないと自力で申込むことはできません。

ただし、保護者が親権者として保証人になってもらえばローンを組めるため、ローンの審査時も保護者の収入や信用情報が確認されることになります。

自動車学校ローンは大学生も申込可能？

自動車学校ローンは、大学生も申込みが可能です。

ただし、20歳未満の未成年の大学生の場合は、自力でローンを組むことができないため、保護者や連帯保証人によるローンを組むことになります。

20歳以上であっても、アルバイトなどによる一定の収入がないと審査に通らないこともあるので、注意しましょう。

自動車学校ローン審査の難易度は？

自動車学校ローンは、車のローンや住宅ローンと違い、それほど審査は厳しくありません。

具体的な審査基準としては以下のような項目があげられます。

学生であれば、金融事故の可能性は低いため、アルバイトや仕事による安定した収入があるかどうかが重要になってくると思います。

自動車学校ローン審査に通らなかったときの対処法は？

自動車学校ローン審査に通らなかった場合、まずは先述の審査基準を確認しセルフチェックをしてみましょう。

その上で、以下のような対処法を取ることをおススメします。

自動車学校の費用を抑えるコツは？

先述の支払いシミュレーションの通り、支払回数を増やせば月々の支払いは安く抑えることができますが、その分、利息の支払い額も増えるため、結局、総支払額は増えてしまいます。

そのため、なるべく費用を抑えるためには以下の点に着目するとよいでしょう。

「自動車学校 ローン 月々いくら」を検索する人がよく思う質問４選

まとめ：ローンの仕組みを理解して上手に活用しよう！

今回は運転免許ローンについて紹介しました。

運転免許取得にはお金がかかりますが、自分のライフスタイルにぴったりの自動車ローンを利用することで、無理なく、免許取得が可能です。

この記事を参考にしていただき、読者の方が少しでもお得に免許が取得できれば幸いです。