ダイハツの小型SUVロッキーは1990年に初代が登場しましたが、当初コンパクトSUVは現代ほど流行っていなかったため、2002年にいったん市場から撤退しました。
しかし2019年11月5日に全く新しい形で、2代目ロッキーが日本市場に再投入されました。
ロッキー(Rocky)はダイハツが開発・製造している車ですが、トヨタでは姉妹車(OEM)としてライズ(Raize)の名で販売されてます。
ロッキーとライズは外観の一部と装備品などで異なる部分はありますが、価格や運転の操作感はほぼ同じです。
今では外に出れば必ずロッキーかライズが走っているほどの人気モデルになりあがっていて、市場から様々な声が集まりつつあります。
本記事ではダイハツのロッキーに関する市場の声や意見を集めてみました。
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ダイハツロッキーは後悔する車なの?
結論から述べると人気モデルなだけあってオーナーが多いことから、欠点も多く見つかってしまうでしょう。
人によってはなくてはならない機能が、他の人には気になる点として感じてしまうなど、それぞれのオーナーによって感じ方が変わってくるため、簡単に後悔するとは断定できません。
ただそれを知らずに購入して後悔するケースも少なくはないと思います。
そんなロッキーの購入を迷ってる方へ、気になる欠点だけをロッキーオーナーの声を元に詳しくみていきましょう。
ダイハツロッキーの欠点と言われる部分は?
一見どの車も同じ価格帯ならそこまで差が出ないように思いがちですが、メーカーの特色や得意分野によって装備や機能に差があります。
それらの装備や機能の中でも特に、ダイハツロッキーに乗ってるオーナーが感じ取った欠点を一挙紹介致します!
ヘッドライトのオート機能
最近の車には標準装備されている暗くなると自動点灯するオートヘッドライトですが、ロッキーに標準装備されてるヘッドライトは朝晩の明るい時間にも点灯してしまう傾向にあります。
本来であればライトを点灯しなくても良い状況で過剰に点灯してしまうため、前方の車両によっては煽り運転をしていると勘違いされ、嫌がらせやトラブルに発展する場合もあると考えられます。
トラブル回避のために毎回ヘッドライトを手動でオンオフしていたら、オートヘッドライトの意味がなくなってしまいます。
振動が大きい
基本的に低価格コンパクトカーなので、音や振動に対して性能価格相応に作り込まれているのでしょうがないですが、ロッキーはアイドリングストップから再始動までの音と振動が気になる程大きく感じます。
燃費向上機能として最近の車に装備されていることが多いですが、信号の多い街中で停車する度にこの音と振動を感じるため、高頻度で不快感を感じることになります。
アイドリングストップが出始めた当初とほぼ変わらない振動のためメーカー側にもう少し改善して欲しいところです。
燃費が安定していない
ロッキーに搭載されている1.0リッターターボエンジン(最高出力:98ps)は、街中を走る時はパワーを感じる元気な部類です。
高速道路で車を追い越す時は走り出しが悪い感じはありますが、高速の合流は難なくこなせるためパワー不足を感じる事はありません。
ただ軽快な分、運転の仕方で燃費がリッター11キロ~18キロと大きく変動してしまうため、燃費が良いか悪いかどちらとも言えない状態です。
どんな運転でも安定した燃費を出せるため、ガソリン価格高騰時期でも安心して乗れる車とも考えられます。
後部座席が狭い
大人数を運ぶ前提のミニバンと違って、コンパクトSUVの後席は広くは作られていません。
ロッキーも後席に3人乗ると、床が盛り上がっているため(四駆共用プラットフォームのため)、真ん中の乗員が足のやり場に困ることがあります。
それに加えてシートの背もたれがリクライニングせず、さらに窮屈に感じてしまいます。
コンパクトSUVは競争率が高いカテゴリーだからこそ、車内空間は競合と比較されるポイントでもあるため、もう少し改善の余地があると感じます。
アダクティブクルーズコントロールの精度
自動運転の前身となるACC(アダプティブクルーズコントロール)は、今ではほぼ全車装備されています。
また、前方の車を察知して自動でアクセル・ブレーキを操作して追従するため重宝するドライバーも多くいます。
そんなロッキーのACCですが、車両の軽さやコンパクトさとは裏腹に、やや操作しにくい印象があります。
通常運転時のように、前方の車との間隔を小刻みに微調整される感じではなくて、前方の車に離されたら急加速で近づき、また離れては再度急加速で近づいていく繰り返しのような感覚です。
燃料タンクが小さい
コンパクトカーベースのSUVはもちろん燃料タンクもコンパクトです。
ロッキーの燃料タンク容量は36ℓでSUVカテゴリーの中でも比較的小さい部類に入ります。
タンク容量が少ない分満タン走行時に重りが減って燃費が良くなる半面、総走行距離は減ってしまう点がデメリットになります。
実燃費から換算すると14km/l *30ℓ(※実質使用可能ガソリン量)=420kmとなります。
上記でも述べた通り高速道路なども難なくこなせますが、頻繁に長距離の旅行や帰省をする人は、いつもガソリンの残量を気にすることになります。
パーキングブレーキの仕様
今や多くのモデルで採用している電動パーキングブレーキですが、ロッキーには採用されていません。
ロッキーに採用されているのはレバーを手で引くサイドブレーキです(ライズも同様)。
機能としては車両をその場にとどめておくことが目的なので特に問題はないですが、ACC(アダクティブクルーズコントロール)に必要な、自動で停止して保持する機能を手動のサイドブレーキには持たせられないため、相性が悪いと考えるオーナーが複数います。
内装
現代モデルでは、特にコンパクトカーはいかに低コストで機能を最大限に提供しようかと考えるため、必然的にプラスチック部品を使用することになります。
低予算で軽くて様々な形に簡単に変えられるため理想的な素材に感じますが、一番の問題はチープさが出てしまうところにあります。
ロッキーは、カタログ上ではすごく良い内装に見えるのですが、実際に乗ってみると、プラスチック感が強く、ガッカリする方もいるみたいです。
運転中唯一見れる車の部分は内装なので、気に掛けるオーナーは少なくはないと考えられます。
フロントガラスの内装映り
運転していて前が見えにくいのは言語道断ですが、まさかのロッキー&ライズのオーナーさんの間で嘆かれている「昼間のフロントガラスへのダッシュボードの映り込み問題」があります。
HUD(ヘッドアップディスプレイ)のようにフロントガラスとダッシュボードを反射する光が、ちょうどオーナーの視界に入ってしまうことによって発生している現象です。
あまりにも前方視界を妨げられるので、ダッシュボードに貼り付けるマットで対応しているオーナーもいます。
今回のレイアウトでは避けられない上に改善は難しいので、メーカーさんには今後出すモデルで再発しないように対応して欲しいところです。
トヨタ ライズの方がいい
冒頭でも述べた通り、ロッキーとライズはOEM関係にあり設計はダイハツ、トヨタでそれぞれしているが製造はダイハツのみで実施されています。
部品や構造は同じとされていますが、蓋をあけてみると価格が僅かながらライズが低く、かつ燃費も2.7km/l(WLTCモード)ライズの方が有利と判明しています。
同じベースの車、低価格、低燃費そしてブランドイメージの高さから、多くのお客さんはトヨタ ライズの購入するとが想定できます。
ダイハツ ロッキーに不具合はあるの?
リコールで「発電に用いるエンジンの制御コンピュータプログラムが不適切なことから走行中にエンジンが停止した直後の加速時に再始動できないことがあり、加速不良になったりバッテリーがあがって走行不能になる危険性がある」と発表されました。
リコール対応なのでディーラーにもっていけば無料で治るため、手間さえ気にしなければ問題にはならないと考えられます。
またロッキーは昔のように特に壊れやすい部品はない印象です。
基本的に中古で購入する際は以下のポイントに注意しましょう。
- エアコンコンプレッサー(夏場に酷使するため)
- オルタネータが正常に作動するか
- 走行距離
- 年数
ロッキーは生産中止になったの?
ダイハツは5月19日、ロッキーおよびOEMメーカーとしてトヨタに供給しているライズのHEV車のポール側面衝突試験(UN-R135)に関する認証手続きに不正があったことを公表し、出荷・販売を停止しました。
以前ダイハツは4月28日に、海外向け車両の側面衝突試験(UN-R95)の認証申請において不正行為があったことを公表していましたが、その後の社内での点検を行う中で新たに不正行為が見つかりました。
今もなお再開の見通しが立っていない模様です。
ダイハツ ロッキーが良いと言われている部分は?
ここまで欠点ばかり紹介してきましたが、もちろん良いと言われている箇所もあります。
以下の表にまとめました。
部位 | 良い点 |
外装面 | コンパクトSUVなのに関わらず、それを感じさせない重量感や圧倒的な存在感のあるデザイン |
内装面 | ・黒に統一されているものの窮屈に感じさせないつくり ・後部座席を利用していても最大396ℓの収納が可能な実用性の高さ |
機能面 | ・一定時間ヘッドランプで周囲照らしてくれるヘッドランプ点灯延長機能 ・電子カードキーを携帯して車両に近づくと室内照明が点灯するウェルカムランプ機能 ・ブレーキを踏んで停車した際にブレーキが保持されるオートブレーキホールド機能 |
ダイハツ ロッキーの人気色は?
ロッキーには、それぞれの専用カラーを含めモノトーンで8種類、ツートーンで3種類のボディカラーがあります。
その中でも重厚感を感じられる点や小さいボディが大きく見える点で人気を集めているのが、ブラックマイカメタリックです。
これに続いてシャイニングホワイトパール、ブライトシルバーメタリックと一般的な車と変わらないですが、他とかぶりたくない人には以下のカラーもおすすめです。
- 光の加減で淡い緑色にも見えるため不思議と引き込まれる感じがあるレーザーブルークリスタルシャイン
- 街中でも違和感なく溶け込む色であるため都会派SUVを表現するターコイズブルーマイカメタリック
- 燃えるような情熱的な赤なので力強さを感じるコンパーノレッド
ダイハツロッキーは女性に人気?
ごつごつしたSUVに乗りたい!けど大きい車をうまく運転できるかわからない。。。
そんな悩みを解決できるロッキーは現在女性にも人気です。
ロッキーの良い点でも紹介した通り、コンパクトカーながら収納が多かったり、街中で踏みっぱなしのブレーキを自動で保持してくれたりと実用性が高いところがあります。
さらに極めつけは、特徴的な色の種類から自分好みを選べるに加えてSUVながら最小回転半径4.9mと、かなり小回りがきくところが安心して運転できる大きなポイントとなっております。
ダイハツロッキーの中古をお得に購入する方法は?
2019年から発売されたロッキーの現在の中古車台数は約360台(2023/12現在)で年式やグレードによっては価格帯が変わってきます。
その中で選択肢として主に3つあります。
- とにかく安く狙うなら「19年式Lグレード」・・・相場140万~180万円
- 使い勝手の良さ、コストパフォーマンスの良さを重視するなら「19年式Xグレード」・・・相場150万~230万円
- 快適装備を求めるなら「19年式プレミアム」・・・相場150万~260万円
特に「19年式Xグレード」はコスパがよくお得感が高い狙い目グレードだと考えられます。
「ダイハツロッキー 後悔」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:ダイハツロッキーに大きな欠点はなく後悔する可能性は低い
ロッキーオーナーの声はいかがだったでしょうか?
もちろん完璧な車はないので多少の欠点は出てくるのはしょうがないです。
ただ、やはり欠点を超える魅力があるからこそ、今でも人気車種として君臨していることがわかります。
コンパクトカー特有の乗り回しのしやすさ、大きい収納力とライトなどの備えられた実用性、そして何よりも力強いごつごつとした唯一無二のデザインが男女問わず人気の理由です。
最後に今までメリット・デメリットをすべて踏まえると多少欠点があっても、姉妹車のライズを除き、ロッキーの価格帯で同様の性能を持つ車がないため購入しても後悔する可能性は低いと言えます。
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