フリードは何人乗り？5人・6人・7人乗り？狭くて後悔する？価格やサイズ・シートアレンジも紹介！

フリードは、現在ファミリー層を中心に人気を博している、コンパクトミニバンの火付け役的存在の車種です。

5人以上の家族が乗りながら荷物もしっかり積むことができ、さらにボディサイズも大きすぎず燃費も良く、お手頃な価格でもあるという、ファミリー層にとってはこれ以上ないほどの条件を満たしてくれる車です。

今回はそんなフリードについて、色々な視点から徹底解説していきます。

実際に所有している人の口コミも記載していますので、最後まで読んでいただけると幸いです。

フリードは何人乗り？

ホンダの主力車種ともいえるフリードですが、その人気の一つに選べる乗車人数の多様さ、広い室内空間、快適装備などの使用用途に合わせた多彩なラインナップが挙げられます。

特に乗車人数については、初期型も含めると4パターンも設定されているため、購入する際は迷われる方が多いかもしれません。

そこで、この記事ではまず、フリードの乗車人数に着目をしてその特徴をまとめていきたいと思います。

フリードのグレード別特徴

まずは、乗車人数に着目をしつつグレードごとに特徴をまとめていきます。

ボディサイズや価格については2024年5月時点のものを参考にしており、現在販売されていないものについては当時の最終モデルを参考に記載しています。

5人乗り

グレード	駆動	全長	全幅	全高	希望小売価格(税込)
フリード＋ HYBRID G	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,710,400円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,875,400円
フリード＋ HYBRID G 特別仕様車 BLACK STYLE	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,766,400円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,941,400円
フリード＋ HYBRID CROSSTAR	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,974,400円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	3,139,400円
フリード＋ HYBRID CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	3,050,300円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	3,215,300円
フリード＋ G	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,424,400円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,589,400円
フリード＋ G 特別仕様車 BLACK STYLE	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,490,400円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,655,400円
フリード＋ CROSSTAR	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,644,400円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,809,400円
フリード＋ CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,720,300円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,885,300円

6人乗り

グレード	駆動	全長	全幅	全高	希望小売価格(税込)
フリード HYBRID G	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,688,400円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,853,400円
フリード HYBRID G 特別仕様車 BLACK STYLE	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,754,400円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,919,400円
フリード HYBRID CROSSTAR	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,957,900円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	3,122,900円
フリード HYBRID CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	3,033,800円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	3,198,800円
フリード G	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,330,900円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,495,900円
フリード G 特別仕様車 BLACK STYLE	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,468,400円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,633,400円
フリード CROSSTAR	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,627,900円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,792,900円
フリード CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,703,800円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,868,800円

7人乗り

グレード	駆動	全長	全幅	全高	希望小売価格(税込)
フリード HYBRID G	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,710,400円
フリード HYBRID G 特別仕様車 BLACK STYLE	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,776,400円
フリード G	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,352,900円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,517,900円
フリード G 特別仕様車 BLACK STYLE	FF	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,490,400円
	4WD	4,265 mm		1,735 mm	2,655,400円

福祉車両

グレード	駆動	乗車人数	全長	全幅	全高	希望小売価格(税込)
フリード＋ HYBRID G 車いす仕様車	FF	6名	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,931,400円
フリード HYBRID G サイドリフトアップシート車	FF	4名	4,265 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,874,900円
フリード＋ G 車いす仕様車	FF	6名	4,295 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,651,000円
フリード G 助手席リフトアップシート車	FF	6名	4,265 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,614,600円
フリード G サイドリフトアップシート車	FF	4名	4,265 mm	1,695 mm	1,710 mm	2,594,600円
	4WD	4名			1,735 mm	2,778,200円

発売当初の8人乗り

グレード	駆動	全長	全幅	全高	希望小売価格(税込)
フリード Gエアロ ジャストセレクション	FF	4,215 mm	1,695 mm	1,715 mm	2,020,000円
フリード G ジャストセレクション	FF	4,215 mm	1,695 mm	1,715 mm	1,815,000円

フリード5人乗り・6人乗り・7人乗りの違い

フリードの乗車可能人数による違いは、大まかに分けると以下の点になります。

シート数の違い

5人乗りは2列シートになりますが、6人乗り・7人乗りは3列シートの仕様になっています。

キャプテンシートの有無

6人乗りは2列目がキャプテンシートになっていますが、7人乗りはベンチシートの仕様になっています。

積載性の違い

5人乗りはそもそも3列目シートがないため、6人乗りや7人乗りと比べると積載性に優れています。

グレード設定の違い

5人乗りはフリード+ という名前になり、通常のフリードとはグレード設定が一部異なっています。

フリードのシートアレンジ

フリードは乗車可能人数の設定によってシートアレンジが異なってきます。

ボディサイズやインテリアのつくりは大きな差がないため、シートアレンジの仕方が使用目的と合っているかどうかはかなり重要になってきます。

ここでは、乗車可能人数別にシートアレンジのバリエーションを紹介します。

フリード5人乗りのシートアレンジ

おやすみモード

荷室部分に荷室用ユーティリティーボードがあるため、2列目を倒すとフルフラットの広々とした空間が作れます。

ロングラゲッジモード

荷室用ユーティリティーボードと2列目の一部を倒すことで、サーフボードやスキーなどの長いアイテムが積載可能です。

ノーマルモード

大人が5人ゆとりを持って乗れて、さらにラゲッジルームに高さのある荷物も積載可能です。

フリード6人乗りのシートアレンジ

１列目・2列目のアレンジモード

1列目と2列目をフラットになるように倒すことで、3列目を背もたれとしたシングルベッド並みの休憩モードを作ることができます。

2列目・3列目のアレンジモード

2列目をフラットに倒すことで3列目を背もたれとしたオットマン付きのパーソナルチェアのような空間が作れます。

ノーマルモード

1列目だけでなく、2列目も独立したキャプテンシートになっているため、2列目もプライベート空間を確保でき、3列目への移動もウォークスルーで可能です。

フリード7人乗りのシートアレンジ

１列目・2列目のアレンジモード

1列目と2列目をフラットになるように倒すことで、3列目を背もたれとしたシングルベッド並みの休憩モードを作ることができます。

2列目・3列目のアレンジモード

2列目をフラットに倒すことで3列目を背もたれとした足元の広いフラットな空間が作れます。

ノーマルモード

5人乗りと同様に2列目が大型のソファーのようなシートになっているため、大人5人がゆったりと座れ、さらに3列目も小柄な人であれば窮屈に感じない空間を確保できます。

フリード8人乗りのシートアレンジ

シートアレンジは7人乗りのシートアレンジとほぼ同じです。

ただ、3列目もソファーのようなベンチシートになっているため最大で8名が乗車可能になっています。

フリードはコンパクトカーであるため、全長はそれほど長くありませんが室内の高さがある程度確保されているため、3列目もそれほど狭く感じないのが特徴です。

フリード6人乗り・7人乗りで後悔したという口コミ・評判

フリードを実際に購入した人で、6人乗りや7人乗りの多人数乗車の設定を選んで後悔したという口コミを調べてみました。

子供が3人になり、フリード6人乗りにしたことを激しく後悔。5人乗りや7人乗りでキャプテンシートがよかったなぁという方がいれば交換してほしい笑

— マエ (@maelog_) June 4, 2023

うちもフリードにしたんですけど、家族以外の人を乗せることもあるしで悩んだ結果7人乗りを買ったんですよね💦
今はやっぱりプラスの方にしておけば良かったと少し後悔してます😭
広い荷室とフルフラットが最高に羨ましいです😭

— ごちゃごちゃ (@gochagocha_camp) March 28, 2021

家族構成によっては、大人と子供の乗車位置がバラバラになってしまうことがあり、不便に感じてしまう人がいるようです。

フリード8人乗りの新車は購入可能？

フリードの8人乗りは、2010年10月で生産が終了しました。

そのため、新車での購入は不可能ですが、中古車市場では一定数出回っているようなので、ミニバンの中でもコンパクトな車を探している方は、中古車も視野に入れるといいかもしれません。

子供がいる場合はフリード何人乗りがおすすめ？

上述の口コミを見る限り、子供が3人の場合は、2列目がベンチシートになっている5人乗りか7人乗りの方が使い勝手が良いようです。

6人乗りの場合、2列目がキャプテンシートになっているため走行中に子供のお世話がしにくいことやチャイルドシートの付け方などで工夫が必要になります。

結論フリードは何人乗りがおすすめ？

現在新車で販売されているフリードは、5人乗りから7人乗りまで選択肢がありますが、子供が3人までの家庭の場合は、5人乗りか7人乗りがおすすめです。

6人乗りは大人がゆったりと座って移動することが多い場合はおすすめですが、子供がいる家庭は若干使いずらいようです。

「フリード 何人乗り」を検索する人がよく思う質問４選

まとめ：使用用途にあわせて検討しよう

今回はフリードの乗車人数に着目をしてグレード別の違いやシートアレンジについてまとめました。

どのタイプであっても、ボディサイズは大きく変わらないため、シートの有無によって使い勝手がかなり変わってきます。

家族構成やメインの使用目的によって、必要なシートの数が変わってくると思いますので、購入の際はどのような使用用途がメインとなるのかをよく考えて選んでいただくことをおすすめします。