スペーシアベースの評判を徹底調査!スペーシアベースの欠点はある?

スペーシア・ベースは、2022年8月にスズキ自動車が販売を開始した新型軽商用車です。

設計の基礎は、同じスズキ自動車の軽スーパーハイトワゴン・スペーシアです。

普通乗用車であるハイトワゴンに、商用車ならではの優れた積載性と、広い荷室空間使い勝手の良さなどを、ミックスした車です。

スペーシア・ベースは、発売から4か月間で6,255台が販売され、軽商用車としては、かなりの好成績を収めています。

そこで、この記事では、このスペーシア・ベースの評判を徹底調査し、その欠点などがあるかどうかについて、書いてゆきます。

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スペーシアベースの評判・口コミ

以下では、スペーシア・ベースの口コミについて書いてゆきます。

口コミに関しては、一部に、パワー不足や、ターボ設定がないことに対する不満もありますが、全体的には、高評価が目立ちます

後部ドアを開くのにスペースが必要

道具感があっていいと思います。遊びの道具としてとても明確なデザインで好感が持てます。

また、工事関係などにも合っていると思います。

私自身バンを所有したことがないので、リアゲート(後部ドア)を開くのにまあまあなスペースが必要なのには少し驚きました。

低床と雨除けを考えるとこうなるのでしょうが、横開きの方が良いと思います。

引用元:https://review.kakaku.com/review/K0001467026/

使い勝手がすごくいい

納車してまだ1週間ですが、使い勝手がすごくいいです。

飲食業を営んでいますが、荷物の出し入れや荷物の安定性等言うことなしです。いい車に出会いました。

引用元:https://review.kakaku.com/review/K0001467026/

2人乗りメインならおススメ

2人乗車までの使用で高速走行や追い越しをする事が少なめの方にはおすすめです。

今までの実計測では燃費が18km/L〜28km/Lと乗り方や条件で大きく変わります。

緩やかな加速だけを心掛けてれば燃費は良いです。

また、ノーマルのままでも荷物が少ない方なら車中泊できますが、積載性は少なくなり実用性は低め。

ただ、DIYで少しいじると積載性を確保したまま車中泊出来る仕様に出来ます

引用元:https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/suzuki/spacia_base/urev/detail/375084/

見た目が貨物車らしくない

見た目、標準装備が充実していてかなり満足。満足している点見た目、貨物に見えないのがいい。

荷物を乗せる為でなく普段の足として乗るためバンではなく、乗用っぽい所が気に入ってる。

引用元:https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/suzuki/spacia_base/urev/detail/380223/

ソロキャンプに最適

スペーシア ベースがデビューしたときに、まず気に入ったのが、貨物(4ナンバー)のスペーシアだというところ。

ソロキャンプが趣味な自分は、以前はエブリィを愛車にしていました。

スペーシア ベースを見た瞬間、軽バンをイメージさせるフラットで広いラゲッジに釘付け。

200kgまで積めるだけでも十分なのに、助手席を倒したときのラゲッジ床面積長が2,000㎜まで広がるとは思いませんでした。

引用元:https://www.goo-net.com/catalog/SUZUKI/SPACIA_BASE/car_review/78863.html

スペーシアベースはどんな車なの?

参照https://www.suzuki.co.jp/

スペーシア・ベースは、2022年8月にスズキ自動車が販売を開始した、新型軽商用自動車です。

新型軽商用自動車は、商用車に分類されます。

しかし、スペーシア・ベースは、荷物を運ぶことよりも、商用車ならではの広い室内空間を活かした、レジャー向けの車となっています

スペーシア・べースは、同じくスズキ自動車の軽ハイトワゴン・スペーシアをベースに製造されています。

エンジンの上にキャブ(運転席)を配置して荷物室や客室を広くするキャブオーバー・タイプの商用車と、軽ハイトワゴンの中間に位置しています。

コンセプトは「遊びに仕事に空間自由自在、新しい使い方を実現する軽商用バン」です。

スペック

スペーシア・ベースの主要スペックは、駆動方式は4WDで、乗車定員は4名最小回転半径は4.4mです。

排気量は658cc、最高出力は58馬力、全長3,395㎜、全幅1,475㎜、全高1,785㎜です。

燃費(WLTCモード)は、市街地モード:19.4~18.7Km/L、郊外モード:22.1~20.5Km/L、高速道路モード:21.5~20.1Km/Lです。

新車価格は139.48~174.46万円となっています。

全高については、1,700㎜を超えるとスーパーハイトワゴン、1,700㎜以下だと、ハイトワゴンと区分されます。

ですが、スペーシア・ベースは、スパーハイトワゴンに分類されます。

デザイン

スペーシア・ベースのデザインは、設計の基礎となったのは、スズキ自動車の軽トールワゴン・スペーシアです。

そこから、同じくスズキ自動車の軽ワンボックスバン・エブリイに近づけたようなデザインです。

ただし、本来は貨物用でも、レジャーやホビーにも使えるような設計のため、通常のバンよりも、かっこいいデザインとなっています。

全体的な形状は、先頭に短いボンネットがあり、その後ろに、乗務室と荷室が一体になったワンボックスが配置されています。

つまり、エンジンが1ボックス、乗務室と荷室で1ボックスの2ボックス形状です。

内装

スペーシア・ベースの内装は、メッキ感がなく地味だとか、おもちゃっぽいなどの声が、一部のユーザーから出ています。

また、商用車のため、荷室を広くとっている関係で、後部座席が狭いとの評価もあります。

ただし、最大積載量が200㎏で、荷室も広いため、様々な荷物を積んで走行できます

室内にマルチボードの設置場所が4か所あり、マルチボードを活用することで、車内に、デスク、ソファー、棚などを作ることができます。

価格

スペーシア・ベースの新車価格は139.48~174.46万円となっています。

ライバル車であるホンダN-VANの新車価格が147.90~170,72万円ですから、スペーシア・ベースの価格は、軽商用自動車としては、標準的なものといえます。

設計の基礎となったスズキの軽トールワゴン・スペーシアの新車価格は4WDだと、165.66万円~ですから、これと比較すると、かなり低価格です。

これは、スペーシア・ベースが商用車であるため、普通乗用車と比べて、全体的にシンプルな設計になっているからだと考えられます。

スペーシアベースの魅力は?

スペーシア・ベースは、本来は貨物車(商用車)です。

しかし、レジャーやホビーにも使える新型軽商用自動車として、軽自動車のフロンティアを広げる車です。

キャンプや釣り、移動販売など、様々な用途に利用できます。

最大積載量が200kgと、かなり重い荷物を積めるのも魅力です。

マルチボードでアレンジ自由

スペーシア・ベースには、マルチボードを設置できる箇所が4つあります。

マルチボードを上段につけると、車内にデスクが出来上がり、車内でパソコンなどの操作ができます。

中段につけると、荷物を上下に分ける棚板になったり、移動販売の際に商品台になります。

下段につけると、ベットになりますので、車内で足を伸ばしてくつろげます。

車の後部の荷室内につけると、荷室を前後に分ける仕切り板となり、ペットを乗せる際のゲージになります。

乗り心地が良い

商用車は、普通乗用車と比較すると、乗り心地がよくないのが一般的です。

それは、商用車は荷物を運ぶことがメインなので、設計の段階で、乗り心地はそれほど重視されないからです。

しかし、スペーシア・ベースの場合は、少し違います。

一般的な軽商用車の最大積載量は350㎏ですが、スペーシア・ベースのそれは200㎏と150㎏も少なくなっています

最大積載量が少なくなった分、乗り心地に配慮がなされており、スペーシア・ベースは、他の軽商用車よりも、乗り心地がよくなっています。

低燃費

スペーシア・ベースの燃費は、燃費はWLTC(2018年から導入された、より実際に近い燃費を表示できる国際的な燃費測て方法)市街地モードで19.4~18.7Km/Lとなっています。

この数字は、軽商用車の中では最も良いものとなっています。

ちなみに、スペーシア・ベースの設計の基礎になった普通乗用車のスペーシアの燃費は、WLTC市街地モードで23.1㎞/Lとなっています。

同じスペーシアでも、ベースは商用車の分、燃費が悪くなっています

車中泊ができる

スペーシア・ベースは、マルチボードを下段に設置して、前席の背もたれを倒すと、車内に大人2人がくつろげるフラットな空間を設けることができます。

この空間は、車中泊の際にも利用できるます。

普通乗用車も無理をすれば車中泊ができます。

しかし、スペーシア・ベースは、マルチボードを活用すれば、車内で普通に寝ることができますので、車中泊でも無理がありません。

車中泊ができるので、車での長距離旅行にもストレスなく利用できます。

スペーシアベースのマルチボード活用方法は?

スペーシア・ベースのマルチボードは、リアドアからセットします。

セットする位置は、上段、中段、下段、前後分離モードの4か所あります。

それぞれの設置する位置での利用方法は以下の通りです。

  • 上段に設置すれば、車内でデスクとして
  • 中段に設置すれば、リアドアを開けた際に、移動販売の際の商品展示用の棚板として
  • 下段に設置すれば、車内宿泊用のベットとして
  • 前後分離モードで設置すれば、荷室を区分したり、ペットを乗せた際のゲージとして

スペーシアベースの欠点は?

スペーシア・ベースは、普通乗用車と商用車の中間に位置するので、悪く言えば、中途半端です。

普通乗用車として考えれば、燃費や乗り心地がイマイチです。

また、商用車として考えれば、最大積載量が少ないので、用途が限定されています

デザインにしても、セダン型やクーペ型のような洗練されたカッコよさはありません

かといって、純粋な商用車のように、実用に徹しているので、デザイン性はほとんど無視してよいというものでもありません。

この点においても、中途半端になっています。

スペーシアベースをライバル車と比較

スペーシア・ベースのライバル車は、ホンダのN-VANです。

この2車種は、同じ新型軽商用車の部類に属し、また、設計の元となった車が、自社の軽トールワゴンである点についても、同じです。

この2車種を比較した場合、最大積載量がN-VANが350㎏で、スペーシア・ベースが200㎏となっています。

なので、本格的に貨物車として使いたいという場合は、積載量の方が多いN-VANが向いています。

また、ターボ設定は、N-VANにはありますが、スペーシア・ベースにはありません。

全体としては、レジャーやホビーでの利用を想定している方にはスペーシア・ベースが、商用車としての利用を想定している方にはN-VANが、それぞれ適しています。

スペーシアベースがおすすめの人は?

参照https://www.suzuki.co.jp/

スペースア・ベースがおすすめの人は、まず、週末に、釣りや、キャンプ、アウトドアスポーツなどによく行く人です。

スペーシア・ベースは、車中泊ができるし、荷室が広く、大きな荷物も余裕で運べるので、週末のレジャーをストレスなく楽しむことができます。

次は、商売をやっていて、移動販売などをされる方です。

スペーシア・ベースに付属しているマルチボードを使えば、リアドアを開けると、商品展示用の棚が出現します。

この棚を使って、らくらく移動販売ができます。

その際、商用車の広い荷室も役立ちます

「スペーシアベース 評判」を検索する人がよく思う質問4選

スペーシアベースのメリットは何ですか?

スペーシア・ベースは、軽商用車ですが、貨物車としての使用ではなく、遊び車としての使用を想定したレジャーカーですので、キャンプや、釣り、などのベースとして最適な車です。

付属のマルチボードを使えば、車内にベットを設置できますので、車を使った長距離旅行も可能です。街乗りでも不自然ではなし、燃費も良好です。

普段は通勤や買い物に使って、休みのときには、アウトドアや旅行に、最大限に活躍できます。

スペーシアの欠点は何ですか?

スペーシア・ベースの欠点は、まず、ターボ設定がないことがあげられます。このため、高速道路などの走行では、パワー不足を感じることがあります。

また、最高出力も58馬力と、やや非力なので、重い荷物を積んで走行する場合には、走行がやや不安定になります。

最大積載量も、軽商用車の標準である350kgより150kg少ない200㎏ですし、後部の荷室に自転車が積めませんので、運べる荷物に一定の制限があります。

スペーシアベースは車中泊できますか?

できます。スペーシア・ベースには、専用のマルチボードが付属しており、これを、リアドアから後段に設置し、前席を倒すと、大人2人が利用できるベットになります。夜間駐車中は、ベットで眠ることができるので、スペーシア・ベースは、無理なく車中泊が可能です。

スペーシアベースの燃費はリッター何キロですか?

スペーシア・ベースの燃費は、WLTCモード(実燃費に近い測定値が計測される燃費の国際測定基準)で、市街地19.4~18.7Km/L、郊外22.1~20.5Km/L、高速道路21.5~20.1Km/Lです。この数字は、新型軽商用車の車種の中では、もっともよい燃費となっています。

まとめ:使用目的がはっきりしているなら魅力のある車

スペーシア・ベ―スは、車名のベースが基地(BASE)に由来しているように、釣りやキャンプ、アウトドアスポーツなどの基地となる車です。

そのため、こういったレジャー目的で使用するには大変魅力的な車ですが、商用車としての性能はイマイチです。

スペーシア・ベースは、新型軽商用車と、普通乗用車とは異なるジャンルの車です。

購入を検討する際に、普通乗用車を選ぶ時以上に、車の使用目的にあっているかどうかを、よく考える必要があります。

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