マツダRX-8は、2003年から2013年までに販売されたロータリーエンジンで有名なマツダが販売したクーペ型スポーツカーで、2013年3月末まで世界で約19万台販売されました。
ところで、「RX-8を買うのはやめとけ」というの評判が、あちこちから聞こえてきます。
そこで、この記事では、「RX-8を買うのはやめとけ」といわれる理由や、中古でRX-8を購入する場合の注意点について解説します。
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rx8はやめとけと言われる理由は?
RX-8の最大の特徴は、ロータリーエンジンを搭載していることです。
ロータリーエンジンは、エンジンの回転が円滑だなどといういくつかのメリットがありますが、現在ほとんどの車で採用されているレプシロンエンジンと比較すると、デメリットのほうがが多いようです。
RX-8をやめとけという理由の大部分は、このロータリーエンジンに起因します。
ロータリーエンジン特有の問題
ロータリーエンジンは、メンテナンスをちゃんとやっていれば10万キロ走りますが、それでも12万キロから13キロ走ると、オーバーホール(エンジンンの寿命が尽きる)するケースが非常に多くなると言われています。
レプシロンエンジンの車だと、オーバーホールするのは、通常は20万キロ以上で、30万キロ以上走ってもエンジンは全く正常という車も少なくありません。
ロータリーエンジンは、メンテナンスを丁寧に行っていても、寿命が短く、RX-8不人気の一つの原因となります。
メンテナンスが必要
ロータリーエンジンは、レプシロンエンジンと比較すると、エンジンオイルを大量に消費するので、ロータリーエンジンを搭載したRX-8は、通常の車よりも短いスパンでエンジンオイルを交換(補充)しなくてはなりません。
また、スパークプラグも消耗が激しいので、普通の車では10万㎞ごとに交換すればよいのですが、RX-8の場合、1万~2万㎞ごとに交換する必要があります。
エンジンオイルやスパークラブの補充や交換を怠った場合、ロータリーエンジンは、すぐにオーバーホールしてしまいます。
燃費が悪い
RX-8の燃費は6~8㎞/Lです。
同じマツダのロードスターの燃費は15~16㎞/Lですから、RX-8の燃費はあまりよくありません。
ライバル車であるトヨタ86やスバルのBRZの燃費は9~11㎞/Lですので、ロードスターほどの開きはありませんが、これらのライバル車にも負けています。
RX-8のガソリンはハイオク指定なので値段が高く、この燃費の悪さは財布には少々厳しいかもしれません。
故障しやすい
RX-8が搭載しているロータリーエンジンは、非常に特殊な構造のエンジンなので、エンジンオイルが不足していたり、スパークプラグが古かったりすると、すぐに故障してしまいます。
また、エンジンルームが熱を持ちやすいという性質があるため、高温の影響で、エンジンルーム内の部品も壊れやすくなっています。
故障しやすい車に乗りたがる人は少ないので、これも、RX-8の不人気の原因になります。
RX7と比較される
RX-8は、大ヒットしたマツダRX-7の後継車両として登場しました。
ただし、RX-7が実用性を度外視した純粋なスポーツカーだったのに対し、RX-8は、スポーツカーでありながら、ファミリーカーとしても利用できる実用性を備えた車でした。
これが、スポーツ性を重視するRX-7のファンが、RX-8を購入した場合、スポーツカーとファミリーカー性質を併せ持っていることに中途半端な感覚を覚えて、RX-7の方がよかった、RX-8はいまいちだ、というイメージがもたれてしまいました。
RX8のおすすめポイント
RX-8は、「購入するのはやめとけ」という声が多い一方で、一定数の根強いファンがいて、その人たちはRX-8は素晴らしい車だと評価しているので、賛否が分かれています。
そこで、次に、RX-8を評価する側から、そのお勧めのポイントについて、解説していきます。
意外と車内が広く実用的
RX-8は、クーペ型スポーツカーとしては、意外と車内が広く、大人4人が普通に乗車できます。
従って、スポーツ以外にも、ファミリーカーなどとして利用することも可能なためより実用的です。
クーペ型スポーツカーとして大ヒットした同じマツダのロードスターは2人乗りですし、ライバル車であるトヨタ86や、スバルのBRZは、カタログでは4人乗りとなっていますが、後部座席が狭く、後部座席に大人2人が乗るには少々無理のある車です。
ハンドリング性能が良い
RX-8は、現在では珍しくなってきているFR(フロントエンジン・リアドライブ)方式を採用しているうえ、エンジンが運転席のすぐ下にあるという特質によって、ハンドリング性能が非常に良くなっています。
ハンドル操作に車が機敏に反応してくれるので、運転が非常に楽しくなります。
交差点を曲がるだけでも、他の車との明確な違いを感じることができます。
ツーリングや、サーキットでの走行では、まずます、その性能の良さを発揮します。
エンジン音やエンジンフィーリングが優れている
RX-8は、ロータリーエンジンを搭載していますが、ロータリーエンジンの場合、一般的な車のエンジンに搭載されるレプシロンエンジンと比較すると、エンジンの回転が滑らかで、振動が少ないという特徴を持っています。
そのため、レプシロンエンジンと比べると、エンジン音が小さく、また、エンジンの回転の上がり方がスムーズなので、エンジンフィーリングが良好です。
このエンジンフィーリングの良さが、RX-8の根強い人気の理由の一つになっています。
価格が安い
RX-8は、100万円程度で保証付きの中古車を購入できます。
同じクーペ型のスポーツカーであるトヨタ86や、スバルのBRZは300万円以上しますから、マツダRX-8は、同種の車と比較するととしては格安で購入できます。
国産のクーペ型スポーツカーは、海外市場での日本産スポーツカーの人気に高まりによって、日本の中古車市場でも値段が高騰しており、新車の3倍以上の価格で取引されることもよくあります。
そんな中で、100万円程度で購入できるRX-8は、価格面では購入しやすい車といえます。
ロータリーエンジンが搭載されている
RX-8には、現在では希少となっているロータリーエンジンが搭載されています。
ロータリーエンジンは、燃費や耐久性、メンテナンスの点では、現在ほとんどの車に搭載されているレプシロンエンジンに劣ります。
ただし、軽量でコンパクトでありながら高出力、エンジン回転が非常になめらかで振動や音も少ないという特色があり、ロータリーエンジンを搭載した車を一度運転すると、病みつきになってしまう人もいます。
ロータリーエンジンは、現在、新車に搭載しているメーカーはありませんが、RX-8は、新車にロータリーエンジンの搭載された最後の車ですので、希少価値があります。
RX8はどんな人におすすめ?
RX-8がおすすめなのは、ロータリーエンジンのファンです。
ロータリーエンジンの車の運転が病みつきになっている人にとっては、RX-8は、新車にロータリーエンジンが搭載された最後の車種ですし、今では珍しいFR車として運転が軽快なので、特におすすめです。
また、ロータリーエンジンの車に乗るには、丁寧なメンテナンスが不可欠ですが、そのファンであればエンジンの頻繁・複雑・高額のメンテナンスについては、怠りなくできるでしょう。
RX8を中古購入する際のチェックポイントは?
ロータリーエンジンは、標準的なところで10万㎞、メンテナンスがよくてもせいぜい12万~13万㎞走ると寿命が尽きしてしまいます。
中古でRX-8を購入する場合、結構な走行距離を走った車だと、エンジンが相当劣化している可能性があります。
購入したRX-8が、すぐにエンジンが故障して、修理に数十万円の費用が掛かってしなったというケースも容易に想定されます。
そのため、購入前には、特にエンジンの状態を、入念に確認しなくてはなりません。
「rx8 やめとけ」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:ロータリーエンジンの知識があれば問題はない
RX-8は、ロータリーエンジンの知識がやいユーザーが購入すると、短期間でエンジンのオーバーホールを起こしてしまい、廃車にする確率が高くなります。
しかし、ロータリーエンジンの知識があり、メンテナンスを怠りなく実施できるユーザーであれば、長く乗り続けることができ、RX-8のメリットを十分に引き出すことができます。
結論としては、ロータリーエンジン車のファンで、ロータリーエンジンの知識が十分ある人であれば、RX-8を購入しても問題はありません。
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