昨年のダイハツによる不正に続き、今年に入ってトヨタの原点とも言える豊田自動織機でも不正がありました。
日本を代表する自動車メーカーということもあり、自動車業界に激震が走っています。
そのような厳しい状況の中でトヨタ自動車が販売しているカローラアクシオの評価はどうなっているのか。
この記事ではカローラアクシオが安い理由、乗っている人の特徴などを紹介します。
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カローラアクシオの中古はなぜ安い?
中古販売価格が安いと言われているカローラアクシオ。
ここではいくつかのポイントに絞って、カローラアクシオが安い理由に迫ってみます。
おじさんが乗る車でダサいというイメージがある
カローラアクシオは比較的サイズ感が小さく安価なセダンということもあり、セダンに乗ってみたい方には手を出しやすい車種であるとも言えます。
実際に以下のような口コミ(質問)を見かけました。
軽からセダンに乗りたくて、グリルのデザインを気に入って買いました。
カローラはおじさんカー(笑)や営業車のイメージですよね。
実際、同じ車に乗っているおじいさんばかりを目にします。笑(中略)
どうすれば若く格好良いイメージの車になるのでしょうか?
引用元:carview!
非常にリアルな意見ですね。
このようにカローラアクシオは「おじさんが乗る車」というイメージが強い車種です。
街中でもおじさんが乗っている光景をよく見かけますね。
カローラアクシオに乗ることが必ずしも「ダサい」に直結するわけではなく、社外ホイールなどで自分好みにカスタマイズしたり工夫することで「おじさんが乗る車」のイメージを払拭できるかもしれません。
一般ユーザーからは需要が低い
カローラアクシオは2006年に販売開始されて以来、現在でも販売を継続している車種です。
人気がなければ絶版車となっているはずなので、一体どういう人から需要があるのでしょうか。
以下に主な需要を紹介します。
・マニュアル車に乗りたい60代70代のドライバー
・法人の営業車としてのビジネスユース
・教習車として自動車教習所での採用
一つずつ詳しく見ていきましょう。
60代70代のドライバーについては前項でも「おじさんが乗る車」として紹介しています。
年配の方の「マニュアル車に乗りたい」という要望に対して、マニュアル設定のある低価格セダンであるカローラアクシオの需要が高いようです。
そのため実際におじさんが乗っている場合が多く、そういったイメージが強くあるのでしょう。
カローラアクシオには「ビジネスパッケージ」というグレードが存在します。
こちらは法人ドライバー向けに販売されており、内装や外装もシンプルで必要最低限の装備となっています。
つまり法人にはありがたい“廉価版”のカローラアクシオというわけです。
カローラアクシオですが、実は教習車としても製造・販売されています。
カローラアクシオをベースとして、教習所向けに指導員用の装備が追加されている仕様となっています。
カローラアクシオの需要は一般ユーザーだけではなく多岐にわたっています。
そのため現在でも販売され続けている大きな理由とはなっていますが、相対的に一般ユーザーの需要は少なくなるでしょう。
販売年数が長い
カローラアクシオは2006年から約18年間も販売され続けている車種です(2024年3月現在)。
2012年にフルモデルチェンジが行われて現行モデルで2代目となります。
なぜこれほど長く販売されているのでしょうか?
それは前項にあるように一般ユーザー以外からの需要が高いという理由が考えられます。
一般ユーザーだけでは購入する年齢層が限られているため、廉価版をラインナップさせて法人からの需要にも対応しています。
カローラアクシオは一般ユーザーからの需要は低いですが、様々なニーズに答えている車と言えます。
そのため、安定した販売台数を維持することができて息の長いモデルになっていると言えるでしょう。
カローラアクシオの価格
記事のタイトルにもなっているとおり、カローラアクシオは比較的安価に購入することができます。
そこで実際どのくらい予算で買うことができるのか、カローラアクシオの新車価格と中古車価格の相場を調査しました。
カローラアクシオの新車価格
トヨタ公式サイトに掲載されているカローラアクシオの販売価格は、1,639,600円(税込)〜2,205,600円(税込)となっています(2024年3月現在)。
参考までにカローラアクシオのツーリングワゴン版とも言えるカローラフィールダーの新車価格は、1,758,400円(税込)〜2,330,400円(税込)となっています(2024年3月現在)。
車体のプラットフォームなどカローラアクシオとカローラフィールダーは共通点が多い点が特徴です。
カローラフィールダーが一般ユーザーから絶大な人気を誇っているという点はカローラアクシオと異なりますが、販売価格で言えば前述の理由により同価格帯となっています。
カローラアクシオの中古相場
カローラアクシオの中古価格の相場をいくつかの大手中古車サイトで調査してみました(2024年3月現在)。
上記3社の相場価格を参考にすると、「最低価格が30万円」「最高価格が220万円」といったところでしょう。
調査した結果、カローラアクシオを中古で購入する際の参考価格は130万円前後になると予測できます。
年式やグレードによって中古車価格に大きな開きがあることを頭に入れておきしましょう。
中古車を買う際は外装や内装、エンジンの調子などよく確認するように注意してください。
価格と車の状態を確認して自分が納得できる車を手に入れられると良いですね。
カローラアクシオの情報
カローラアクシオは、トヨタ自動車が2006年から製造・販売している5ナンバーサイズの比較的コンパクトなセダンです。
ダイハツの不正問題を受けてトヨタ自動車のいくつかの車種は出荷停止となっていますが、カローラアクシオは現在も販売されています(2024年3月現在)。
しかしトヨタ自動車公式サイトで生産遅延のアナウンスがされているので、購入を検討している方は都度チェックすることを推奨します。
それでは、カローラアクシオについての基本情報を見ていきましょう。
スペック
カローラアクシオの基本スペックを紹介します。
基本スペック (グレード:ハイブリッド 2WD EX) | ||
車両重量 | 1,140kg | |
燃費 WLTCモード | 27.8km/L | |
最小回転半径 | 4.9m | |
全長 × 全幅 × 全高 | 4,400mm × 1,695mm × 1,460mm | |
ホイールベース | 2,600mm | |
最低地上高 | 155mm | |
室内 長さ × 幅 × 高さ | 1,945mm × 1,430mm × 1,200mm | |
乗車定員 | 5名 | |
エンジン | 種類 | 直列4気筒 |
総排気量 | 1,496cc | |
最高出力 | 54kW(74馬力)/4,800rpm | |
最大トルク | 111N・m(11.3kgf・m)/3,600〜4,400rpm | |
燃料タンク容量 | 36L | |
使用燃料 | ガソリン(レギュラー) | |
モーター | 種類 | 交流同期電動機 |
最高出力 | 45kW(61馬力) | |
最大トルク | 169N・m(17.2kgf・m) | |
動力用主電池 | 種類 | ニッケル水素電池 |
容量 | 6.5Ah |
外装・内装
カローラアクシオの外装は、ツーリングワゴンタイプのカローラフィールダーと共通のフロントマスクです。
そのため正面から見るとカローラフィールダーと見間違える可能性もあります。
吊り目型のヘッドライトからシャープな印象を受けますね。
スタイリングはセダンタイプですが、カローラフィールダーと同様に5ナンバーサイズに収められています。
カローラアクシオの内装は、こちらもカローラフィールダーと基本的には共通です。
内装はお世辞にも高級感があるとは言えませんが、ブラックで統一されており非常にシンプルです。
カローラフィールダーと同様にシートはファブリックブラックのみでオプションは設定されていません。
カローラアクシオは内装と外装ともにカローラフィールダーと共通箇所が多いです。
これも価格を抑えて販売するトヨタ自動車の工夫と言えるでしょう。
燃費
カローラアクシオの燃費ですが、グレードごとに異なるため以下にまとめています。
カローラアクシオ 燃費(グレード別) | |||
燃費 WLTCモード | 燃費 JC08モード | ||
ハイブリッド 2WD EX | 27.8km/L | − km/L | |
ガソリン 2WD EX | CVT | 19.8km/L | 22.0km/L |
M/T | 17.2km/L | − km/L | |
ガソリン 4WD EX CVT | 15.6km/L | − km/L |
一目瞭然ですが、燃費が一番良いグレードは「ハイブリッド 2WD EX」です。
次いで「ガソリン 2WD EX CVT」「ガソリン 2WD EX M/T」「ガソリン 4WD EX CVT」と続きます。
燃費で見るとハイブリッドが一番ではあるのですが、ハイブリッドには4WDが設定されていないところは購入を検討している方によっては大きなデメリットでしょう。
カローラアクシオの口コミ・レビュー
終始安定した走りをしてくれる所はさすが。運転していてとても気持ちよく、癖になりそうな感覚を覚えています。「かっこいい、先鋭的」というイメージからは対極にあるような印象ですが、決してそんな事はありません。乗ればわかります。オーナーのみ感じられる悦びがあります。購入前はカローラというだけで興味対象から外れていたのですが、今ではすっかり隠れた魅力にはまってしまいました。
引用元:ガリバー
良かった点
コンパクトで、狭い道でも運転しやすい取り回しのよさ。
気になった点
バランスの良い無難なデザインは物足りなさを感じる人もいるかもしれない。
引用元:カーセンサー
カローラアクシオに追加設定されたハイブリッド。写真のモデルはベーシックグレードで、ハイブリッドとしては唯一200万円を切るモデルとなる。それだけに装備は必要最低限でエクステリア&インテリアともビジネスライクなまとまりとなる。しかし、セダンとしての実用性はカローラならでは。リヤヘッドレスト(左右)が固定式なのは残念だが、後席も大人がしっかりと座れる広さがある。トランクルームもハイブリッドだからといって奥行きが狭くなることもない。ゲート式のシフトは扱いやすく、視界も十分。ドライビングポジションに違和感はなく、運転のしやすさはさすがだ。
引用元:カーセンサー
ポジティブな意見としては「取り回しが良く運転がしやすい」「コストパフォーマンスが良い」といった口コミが多くありました。
その反面ネガティブな意見は「デザインが物足りない」といった「おじさんが乗る車」というイメージに通ずる口コミ、「内装が安っぽい」というやはり価格帯相応の反応が見られました。
カローラアクシオに乗ってる人の特徴は?
法人などのビジネスユースや教習車としての採用を除いた一般ユーザーとしては、やはり60代70代のドライバーが多いようです。
しかし、無難なデザインやコストパフォーマンスが良くコンパクトなセダンということで年齢を問わず魅力を感じるドライバーも少なくありません。
ハイブリッドセダンを比較的安価に購入できる点は大きなメリットでしょう。
自分の好きな車に乗ることが一番。
優れた車であることは間違いないので、購入を迷っている方は前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
カローラアクシオの中古を購入する際の注意点
カローラアクシオの中古車、特にハイブリッド車を購入する際に注意すべき点があります。
それは駆動用バッテリーの寿命です。
駆動用バッテリーの寿命は5年~8年、走行距離は10万kmが目安とされています。
そしてメーカー保証は「新車購入から5年」または「走行距離10万kmまで」のいずれか早い方となっています。
※中古車についてのメーカー保証についてはトヨタ自動車公式サイトをご覧ください。
もしメーカー保証を受けられない場合、駆動用バッテリーの交換費用は20万円〜60万円(部品代と工賃)が相場となっています。
カローラアクシオ(ハイブリッド車)の中古車を購入する場合は、駆動用バッテリーがメーカー保証の対象となるかをチェックしましょう。
メーカー保証がなくても構わないという方も、交換費用として20万円〜60万円かかる可能性があることを頭に入れておきましょう。
「カローラアクシオ なぜ 安い」を検索する人がよく思う質問3選
まとめ:中古が安い理由も理解して購入を検討しよう!
カローラアクシオは法人などのビジネスユースや教習車としての採用といった一般ユース以外でも出回っている車種です。
新車価格も比較的安価なので中古車価格も低い傾向があります。
「おじさんが乗る車」というイメージがあることは事実ですが、魅力を感じて乗っているドライバーがいることも事実です。
中古でハイブリッドを購入する場合は、駆動用バッテリーのメーカー保証の対象になるかもチェックして購入を検討しましょう。
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