トヨタ自動車から販売されていたトールワゴン型のコンパクトカーであるルーミーは、トヨタの子会社であるダイハツからOEM供給され、ダイハツでは「トール」の車名で販売されていました。
また、トヨタ内でもトヨペットとネッツではデザインを変更し「タンク」の車名で販売されていましたが、2020年9月のマイナーチェンジでタンクは販売終了しルーミーへ一本化されました。
さらにダイハツはスバルにもOEM供給しており「ジャスティ」の車名で販売するなど、メーカーを跨ぐ形で広く流通している車両です。
しかし、ダイハツの不正問題を受けて上記3車種は出荷停止となってしまいました(2024年3月現在)。
この記事では、ルーミーのフルモデルチェンジ情報と待ち望まれていたルーミーのハイブリッドモデルについて紹介していきます。
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トヨタルーミーのハイブリッド発売予定
ルーミー(トヨタ)とトール(ダイハツ)のフルモデルチェンジは2023年末を予定していました。
この2車種には、これまでなかったハイブリッドモデルもラインナップされるとして期待されていましたが、現在のところトヨタとダイハツからの公式発表はされていません(2024年3月現在)。
その理由として、昨年のダイハツによる不正問題により延期されてしまったと考えられます。
ルーミーのハイブリッドモデルを待ち望んでいたドライバーは多く、早期の販売開始が待たれるところです。
次項からさらに詳しく新型ルーミーを調査し紹介しますが、まずは現行ルーミー(販売停止中)の基本スペックをおさらいしましょう。
基本スペック (グレード:カスタムG-T) | ||
車両重量 | 1,110kg | |
燃費 WLTCモード | 16.8km/L | |
最小回転半径 | 4.7m | |
全長 × 全幅 × 全高 | 3,705mm × 1,670mm × 1,735mm | |
ホイールベース | 2,490mm | |
最低地上高 | 130mm | |
室内 長さ × 幅 × 高さ | 2,180mm × 1,480mm × 1,355mm | |
乗車定員 | 5名 | |
エンジン | 種類 | DOHC 直列3気筒 インタークーラー付ターボチャージャー ※ターボ無しグレードもあり |
総排気量 | 996cc | |
最高出力 | 72kW(98馬力)/6,000rpm | |
最大トルク | 140N・m(14.3kgf・m)/2,400rpm〜4,000rpm | |
燃料タンク容量 | 36L | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
駆動方式 | 2WD(前輪駆動) ※4WDグレードもあり |
ルーミーフルモデルチェンジのハイブリッドについて
ダイハツによる不正問題により、2023年末に予定されていたルーミー(トヨタ)とトール(ダイハツ)の販売開始が延期されている状況です(2024年3月現在)。
延期される前に新型ルーミーでラインナップに追加されるハイブリッドモデルについて、出回っていた情報があるので可能な限り紹介します。
eスマートハイブリッド
新型ルーミーに搭載されるハイブリッドシステムは、ダイハツが新しく開発した「e-SMART HYBRID」とされています(2024年3月現在)。
e-SMART HYBRIDはコンパクトSUVであるロッキー(ダイハツ)とライズ(トヨタ)に先行して採用されているので、そちらのメーカー説明を参考にしましょう。
新開発の「e-SMART HYBRID」は、エンジンで発電し、その電力を使用してモーターで走行するシリーズ方式を採用しました。新開発1.2Lエンジンを発電専用として組み合わせたシンプルな機構により、小さなクルマに適したコンパクトなハイブリッドシステムとしました。100%モーター駆動によるレスポンスの良い加速性能と高い静粛性に加え、発電と充放電を最適に制御することで、コンパクトSUVクラストップレベルの低燃費と低価格を実現しました。
加えて、新型1.2Lエンジンは、2WDのガソリン車にも搭載します。燃費性能とともに、低回転時のエンジントルクを高めることで、力強くスムーズに加速する日常使いに適したエンジンです。ご好評いただいております1.0Lターボエンジンも4WD車に継続採用し、ハイブリッドと合わせて3つのパワートレーンで幅広いお客様のニーズに対応します。安全・安心性能の進化、電動パーキングブレーキやハイブリッド専用デザインの採用などにより、商品力も向上させました。
引用元:ダイハツ公式サイト
e-SMART HYBRIDの燃費性能は、すでにロッキーとライズで実績があるため非常に期待が持てるでしょう。
ハイブリッド以外
前項ではe-SMART HYBRIDが搭載されているロッキーとライズについて触れました。
ダイハツのロッキーについては2代目(現行型)でのハイブリッドモデル追加となっており、それまでガソリンエンジンモデルのみだったラインナップに加えらました(OEM供給によって初代となったライズも同様)。
現行ルーミーについては、ガソリンエンジンモデルのみで2WDと4WDのラインナップでしたが、フルモデルチェンジした新型ルーミーでもガソリンエンジンモデルを残し、それに加えてハイブリッドモデルが追加されると予想できます。
ロッキーとライズの場合は2WDのみにハイブリッドが設定され、4WD + ハイブリッドを組み合わせたモデルはラインナップされていませんでした。
そのため、新型ルーミーで4WD + ハイブリッドのモデルが追加されるかは不明です。
新型ルーミーハイブリッド価格
新型ルーミーの新車価格についての情報はないため、現行ルーミーを参考にしてみましょう。
駆動方式 | 新車価格帯 |
2WD(ガソリンモデル) | ¥1,566,500(税込) 〜 ¥2,056,000(税込) |
4WD(ガソリンモデル) | ¥1,722,500(税込) 〜 ¥2,100,000(税込) |
さらにトヨタのライズについて、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの価格差を見てみます。
グレード | 新車価格帯 | |
ガソリンモデル | ハイブリッドモデル | |
G(2WD) | ¥1,867,000(税込) | ¥2,173,000(税込) |
Z(2WD) | ¥2,049,000(税込) | ¥2,338,000(税込) |
ライズの場合、ハイブリッドモデルはガソリンモデルよりも30万円ほど高額となっています。
これらのことより、新型ルーミーの新車価格を以下のように推測することができます。
新車価格帯 | |
2WD(ハイブリッドモデル) | 185万円(税込) 〜 235万円(税込) 程度 |
※ラインナップされるかは不明。 | 4WD(ハイブリッドモデル)200万円(税込) 〜 240万円(税込) 程度 |
新型ルーミーのハイブリッドモデルも同車のガソリンモデルより高額になることは確実でしょう。
購入を検討している方は、どちらのモデルを選ぶかの参考にしてください。
新型ルーミーのフルモデルチェンジはいつ?
ここまで新型ルーミーのハイブリッドシステムや新車販売価格(推測)などを紹介してきました。
新型ルーミーのフルモデルチェンジはいつになるのか?
情報は少なかったのですが予想していきましょう。
発売予定日
本来は2023年末の販売開始を予定していましたが、ダイハツによる不正問題により延期されています(2024年3月現在)。
ダイハツの不正は2023年4月28日に同メーカーから公表されました。
ダイハツから公表されるまでは、新型ルーミーの開発はある程度は進んでいたと考えられ、おおよそ半年後には生産・販売ができる見込みであったと見ることができます。
ダイハツによる不正問題はトヨタの様々な車種にまで波及し、現行ルーミーについては現在に至っても販売停止されています(トヨタ自動車公式サイトでアナウンス)。
そのため、ダイハツの不正問題が完全に解決するまでは、新型トール(ダイハツ)および新型ルーミー(トヨタ)の販売開始は見通しが立たないと言えます(2024年3月現在)。
遅延の可能性
ダイハツは依然として不正問題による対応に追われている状況のようなので、新型トール(ダイハツ)および新型ルーミー(トヨタ)の販売開始には、まだしばらくの期間を要することが予想されます(2024年3月現在)。
関係当局による立会試験などの結果、法基準への適合が確認された車種については、準備ができ次第、順次生産・出荷を再開しております。引き続き、関係当局のご指示のもと必要な対応を行っていくとともに、当社として、安全・品質を最優先とすることを再徹底した上で、お客様に一日でも早くお届けできるよう、努めてまいります。
引用元:ダイハツ公式サイト
新型トール(ダイハツ)および新型ルーミー(トヨタ)の販売開始についての公式情報が双方のメーカーからないため、ダイハツの対応に注視しながら気長に待つしかなさそうです。
新型ルーミーのフルモデルチェンジ
2023年末を予定していた新型ルーミーの販売開始を前にダイハツによる不正問題が発覚したため、フルモデルチェンジを機に購入を検討していた方にとっては待ち遠しい状況が続いています。
新型ルーミーについて、トヨタ自動車からの公式情報も未だ公開されていません(2024年3月現在)。
この記事でも少ない情報から予想する他に方法がないのですが、可能な限り情報をまとめて紹介します。
新型ルーミーフルモデルチェンジの外観
上の画像は大手中古車サイトであるグーネットによる新型ルーミーの予想CGです。
予想CGということは、実車のエクステリアはまだ公開されていません(2024年3月現在)。
近年では、細長いヘッドライトでシャープな印象を与えるフロントマスクの車種も増えているため、予想CGのようなエクステリアになる可能性も高いでしょう。
新型ルーミーフルモデルチェンジの内装
新型ルーミーの新車販売価格は、現行型と同程度になることが予想されます(ハイブリッドモデルは若干高額となる)。
そのため、新型ルーミーも現行型と同じくグレードごとに異なるインテリアが設定される可能性があります。
参考までに現行型のエクステリアデザインを以下にまとめました。
カスタムG-T/G ・・・ 黒を基調としたシンプルなデザイン
G-T/G/X ・・・ ブラウンを取り入れて落ち着いた雰囲気のデザイン
その他にも「カスタム」とその他のグレードごとにメッキパーツが取り入れられたり、シートが撥水加工されているなどの違いがあるのでトヨタ自動車公式サイトで確認してください(グレード別主な装備)。
インテリアの質感については新型ルーミーになっても価格相応と考え、高級感を期待しない方がガッカリせずに済むでしょう。
スペック
新型ルーミーの基本スペックについても公式情報が公開されていませんが、以下のように予想されているようです(2024年3月現在)。
ハイブリッドモデル(e-SMART HYBRID)
1.2L直列3気筒エンジン(発電用) + 駆動用モーター
走行は駆動用モーターのみで行われるため静粛性が高いとされ、モーター特有のレスポンスの良い加速が魅力となる。
ライズ(トヨタ)およびロッキー(ダイハツ)と同様に軽量コンパクトなハイブリッド専用トランスアクスルが採用されるため、燃費性能は30.0km/L(WLTCモード)に迫ると予想されている。
ガソリンエンジンモデル
1.0L直列3気筒エンジン
ライズ(トヨタ)およびロッキー(ダイハツ)の1.2L直列3気筒エンジンをベースに新たに開発された。
ガソリンエンジンモデルでも、20.0km/L(WLTCモード)を超える非常に優秀な燃費性能が予想されている。
新型ルーミーはハイブリッドモデルだけではなく、ガソリンエンジンモデルも燃費性能で注目できるでしょう。
安全性能
自動車の運転支援システムは日進月歩で安全性能が向上しています。
新型ルーミーにもダイハツの先進運転支援システム「次世代スマートアシスト」が搭載されると予想されています。
スマートアシストとはダイハツの予防安全機能の総称。車両に搭載した「ステレオカメラ」が周囲の状況を認識し、ドライバーの運転をサポート。ドライブをもっと安全安心に、もっと快適に。
引用元:ダイハツ公式サイト
先進装備
新型ルーミーには、前項の次世代スマートアシストのような運転支援システムの他にも、ダイハツのDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)プラットフォーム(自動車の骨格)が採用されます。
DNGAプラットフォームとは、ダイハツが「安全・安心・心地よさ」を実現し「良品廉価」の精神で開発した10年先を見据えて開発した新プラットフォームです。
新型ルーミーにもDNGAプラットフォームが採用されることで、現行ルーミーと販売価格は同等としながらも安全性能が向上していると考えられます。
昨年のダイハツによる不正問題は、まさに同メーカーへの安全性能の信頼を裏切る形となってしまいました。
今後のダイハツの対応と経営姿勢に期待しましょう。
新型ルーミーへの期待について
新型ルーミーに何を期待するのか?
それは現行ルーミーの評価と表裏一体であるとも言えるでしょう。
そこで、現行ルーミーの評価から新型ルーミーに何を期待するのかを考えてみました。
現行ルーミーでは、パワー不足という評価が非常に目立ちました。
さらにパワーがないためアクセルを踏み込んでしまい燃費が悪化するといったオーナーさんもいるようです。
新型ルーミーはエンジン排気量は現行型と同じ1.0Lではありますが、新たに開発されたという点でパワー効率の向上に期待したいです。
また、燃費性能についてはハイブリッドモデルは言わずもがな、ガソリンエンジンモデルでも優秀な燃費に期待が持てます。
現行ルーミーでは、低床設計(フロア高が低く地面との差が小さい)が高評価を得ていました。
低床設計であれば、小さなお子さんでも乗り降りしやすいというメリットがあります。
また、ルーフが高いという点も育ち盛りのお子さんを持つ親御さんにはメリットと考えられます。
スライドドアを採用しているため「子どもがドアを開けて隣の車にぶつけてしまった」という心配がないことも嬉しい点です。
新型ルーミーも現行型の特徴を踏襲していると考えられるため、子育て中のファミリー層にとっては期待の持てる一台となるでしょう。
新型ルーミーには、現行型のパワー不足の改善とファミリーカーとしての利便性の継承が期待されます。
「ルーミー ハイブリッド 予定」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:こまめなチェックで最新の情報を参考に!
新型ルーミーはダイハツからのOEM供給されている車種です。
そのため、ダイハツによる不正問題の対応が終わるまで販売開始されない可能性も大いにあります(2024年3月現在)。
エクステリアの情報もないため見た目もわからず、フルモデルチェンジということで期待が高まっていた方にとっては不安な状況が続いています。
ダイハツは現行車種については順次生産・出荷を行なっているようですが、新型ルーミー(トール)についての情報収集を続け気長に待つしかないようです。
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