皆さん、「外車」と聞いたらまず思い浮かぶのはどんなイメージですか?
きっと「高級」だったり「オシャレ」と言ったイメージだと思います。
しかし、それと同じくらい「すぐ壊れるのでは?」と言うイメージも多いと思います。
日本では様々な外車メーカーがありますが、その中でも特に人気なのがベンツ、アウディー、BMWだと思います。
昨今、車業界は半導体不足で新車の製造が追いつかなくて納期が遅くなることがあります。
そのため、中古車を余儀なく買わなければならない上に、中古車業界もこれを逆手にとって高額転売が横行しています。
そこで最終的な手段で型落ちの中古車を買う人も増えてきています。
そんな状況の中で折角買った車がいきなり警告灯が付いたら焦ってもう終わった。。。と思う方も多いでしょう。
そこで今回は高級外車の代表の一つともいえるBMWの警告灯の種類について解説していきたいと思います。
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自分で解決可能なbmw警告灯の一覧
一般的に警告灯と聞いたら、車が壊れたのでは?と思う方が多いと思います。
ただ、数十種類ある警告灯の中には単純に車の状態を表している表示もあります。
ここから紹介していくのは、自分のBMWで点灯してもすぐに焦ることのない自分で解決できる警告灯一覧になります。
ドア警告灯
まず一番頻度が高い警告灯と言っても過言ではないドア警告灯は、ドア空いていることを示します。
そんなドアなんてしまってるのは見ればわかるでしょ!と思っている方は少なくはないと思います。
ただ車のドアの構造上、二段階で閉まるケースが多く、いわゆる半ドア状態を未然に防ぐ警告灯になります。
ドアが閉まりきってない状態で走行すると非常に危険です。
もしこの警告灯が点灯しているのを見かけたらすべてのドアの状態を確認しましょう。
シートベルト警告灯
こちらもドア警告灯と同様の頻度で見ることが多い警告灯です。
シートベルト警告灯はシートベルトを着用していないときに点灯します。
日本でも法律の改正で全席でのシートベルト着用が義務つけられてます。
そのため、車側も同じでシートベルト警告灯が点灯するように義務つけられております。
車種によってはシートベルト警告灯が点灯したまま発進するとブザーで運転者に知らせる機能も付いています。
ぜひ、発進する前に車に乗っている人のシートベルトの着用を確認しましょう。
燃料警告灯
この警告灯はおそらくドライバーが一番見たくない、燃料がなくなってきたときに点灯する警告灯です。
普段は燃料計の針もしくはゲージの目盛りで燃料の残りを確認していると思います。
しかし、その目盛りがどんどん減っていくと最終的にこの警告灯が付きます。
もちろん計画的に給油するのが理想です。
しかし、どうしても行先によっては給油ポイントが管理できておらずうっかり点灯させてしまうことがあります。
ただ焦ることはありません。
この警告灯が点灯してから車によりますが、50km程度は最低でも走れるようになっております。
なので、すぐガソリンスタンドに立ち寄れば問題ないでしょう。
手動による速度制限
国産車では今はあまり見かけなくなりましたが、BMWにはまだついている機能の1つに手動による速度制限機能があります。
こちらは事前に自分がセットした速度になったら警告音がなる仕様となっています。
基本的に警告音がなるだけなので気にすることはないですが、運転中に煩わしいと感じるかもしれません。
また中古で購入した場合、前オーナーがセットしたままの状態でなるときもあります。
その際は、焦らず車のオーナーズマニュアルを確認しましょう。
早めの点検が必要なbmw警告灯の一覧
ここからはこの警告灯が点灯したら早めに点検をする必要のあるものを紹介していきます。
これらが点灯したからと言ってすぐに車が壊れるわけではありません。
しかし、そのまま乗り続けると車の重大故障や最悪事故にあってしまうリスクがあるため決して無視してはいけません。
エンジン警告灯
エンジン警告灯はその名の通りエンジンに異常を確認した場合に点灯する警告灯です。
エンジンは基本的に無数のセンサーがついており、それぞれがエンジンの状態を常に確認しています。
例えば、酸素濃度を測るO2センサーの故障で車の排気ガスの酸素濃度が計れない場合や、イグニッションセンサーの異常等でもエンジン警告灯が点灯します。
つまりエンジン警告灯がついただけでは今どこに異常が発生しているかわからないので早めに点検して原因の特定が必要になります。
またネットではエンジン警告灯がついても特に何も起きなかったと書いている人も見られます。
しかし、決してそれを鵜呑みにせずに必ず点検をしましょう。
ABS 警告灯
ABSとはアンチロック・ブレーキ・システムの略でこれに異常が発生した際に点灯するものとなっております。
通常車で緊急時にフルブレーキをした際に発動するシステムで、ブレーキのロックを防ぐものとなっております。
仕組みとしては、タイヤの静摩擦を最大限に利用して停止距離を短くするものになります。
こちらの警告灯が点灯したからと言ってブレーキが利かなくなるわけではないです。
しかし、緊急時にブレーキをした際に通常では止まれたのに、ABSが発動しないでせいで事故の発展する場合があります。
こちらいずれにしろ早期の点検が必要になります。
DSC 警告灯
DSCとはダイナミック・スタビリティー・コントロールの略でこれに異常が発生した場合点灯するものとなっております。
各自動車メーカーでは走行が不安定な路面状態でも走行安定性を確保する機能が存在します。
車両の挙動が乱れる前に必要に応じてエンジン出力や各車輪毎のブレーキに介入するこのシステムをBMWではDSCと呼ばれてます。
こちらは雨や雪の日などで路面が滑りやすい状態で車が横滑りするのを未然に防いでくれます。
なのでこの警告灯が点灯したからと言って、すぐに車が走らなくならないので焦る必要はないです。
しかし、スリップやスライドしたときにDSCが発動しないことで事故につながる可能性はあります。
また走行中DSCランプが点灯しているのは、こちらはDSCが発動していることを示しているので故障ではありません。
ステアリング警告灯
ステアリング警告灯は前輪の切れ角度やパワステのアシストを制御する際に異常が発生すると点灯するものとなっております。
通常スタリングは油圧や電動モーターで補助を受けながら稼働しています。
なのでパワステ機能が失陥してしまうとハンドルが急に重くなり走行中に急に操作が難しくなってしまう場合があります。
またBMWではバッテリーを交換すると必ず点灯してしまいます。
しかし、ハンドルを右いっぱい、左いっぱいに切ると、アクティブステアリングの設定が行われて消灯する場合があります。
いずれにしても、ステアリングに異常をきたしている警告灯になりますので、まずは点検してもらうのが安全と考えられます。
タイヤ空気圧警告システムRPA
RPAとはタイヤのパンクや空気圧の異常が発見されたときに点灯するものとなっております。
パンクしなければタイヤは大丈夫なんじゃないの?と思う方は少なくないと思います。
しかし、車が唯一地面と設置しているのがタイヤです。
タイヤの空気圧が少ないと異常摩耗につながります。
さらに、タイヤ交換の時期を早めてしまったり、最悪パンクにつながります。
そのため、空気圧警告システムが点灯したら、近くにガソリンスタンドで空気圧を確認しましょう。
それでもなお警告灯が点灯したままでしたら点検に出すことを強くお勧めします。
すぐに停車が必要なbmw警告灯の一覧
ここからは点灯したらすぐに停車が必要な警告灯になります。
ここまで様々な警告灯を紹介してきました。
これから紹介する警告灯は重大に事故につながる危険性が高いため、必ず覚えていきましょう。
ブレーキ警告灯
ブレーキ警告灯はその名の通りブレーキに異常が発生した際に点灯するものとなっております。
車の3大原則、走る、曲がる、止まるの止まるに異常がある状態になります。
通常車は4つの各車輪にブレーキがついていますが、これは一つでも異常が起きると事故につながります。
ブレーキが失陥したまま走行することはまさしく無謀そのものでドライバーはおろか周囲の人にも危害を加える可能性が非常に高いです。
エアバッグ警告灯
エアバック警告灯は事故時のエアバック展開に何らかの異常が発生した場合に点灯するものとなっております。
通常運転時には特に危険はありません。
しかし、衝突事故が発生した際にエアバックが展開されない危険性があるため、直ちに点検が必要な項目になります。
シートベルトと同じくらい重要なエアバックですが、基本的には見えないところに装備されています。
そのため、外見上は異常を見つけることは困難になっております。
油圧警告灯
油圧警告灯とは、エンジンオイルの圧力に異常があると点灯するものとなっております。
BMWではiDriveメニューからまずオイル量を確認することをお勧めします。
エンジンにとってオイルとは生命線と言えます。
最悪オイルがエンジン内に正しく供給されないと焼き付きなどの不具合が発生する場合があります。
この警告は単純にオイル量に対して警告しているわけではありません。
そのため、オイルを交換もしくは継ぎ足せば治るようなものではありません。
水温警告灯
水温警告とは、エンジンの冷却水に異常が発生した場合に点灯するものとなっております。
エンジンは構造上ガソリンなどの燃料を発火させて内部でピストンを動かしているため、非常に高温になってしまいます。
高温のままでは様々の部品が劣化してすぐだめになってしまうため、必ず冷却しながら走行する必要があります。
その冷却水が基準値を上回る状態を示しているため、冷却システムに何らかの異常が発生しています。
充電警告灯
充電警告灯はオルタネータやファンベルトなど、充電系統に異常があると点灯するものとなっております。
車は様々な電子部品を使用していて電気なしでは車自体動きません。
ただ車に搭載されているバッテリーだけでは到底賄いきれないので、エンジンの駆動を利用して発電する必要があります。
この警告灯は、この発電に異常が発生しており正しく車に電力供給できてないことを示してます。
そのため、そのまま走り続けているとバッテリー上がりが発生して走行不能になる可能性があります。
また、アイドリングストップを搭載した車両だと信号待ちで動かなくなってしまう可能性があります。
bmw警告灯の表示意味
ここまでは主に緊急度の高い警告灯や頻度の高い警告灯を紹介してきました。
ここから上では紹介しきれなかった、BMW警告灯を紹介していきたいと思います。
bmw警告灯で三角ビックリマークの意味は?
BMWの三角マークの意味は、基本的に上記で紹介してきた車の故障にまつわる警告灯と同等のものとなります。
そして三角のびっくりマークはDSC関係の故障となります。
つまり上記でも紹介した通り、不安定状態の車の挙動を安定状態にする機能が失陥していることになります。
また似たような三角マークに車が揺れるような表示はABS系の故障をしめしています。
そのため、いずれは点検が必要な項目になりますのですぐに整備工場にいきましょう。
bmw警告灯で赤い車のマークの意味は?
最近の車はメーター内にデジタルスクリーンがあり、どんな異常が起きているかすぐわかりやすいです。
しかし、ひと昔前の車だと警告灯しかない場合に点灯する赤い車のマークはドア警告灯です。
上記でも紹介した通り、ドアを空いている状態を示している警告灯になり、走行前に確認する項目の一つになります。
しっかりとドアを閉めていれば消える警告灯になりますので心配する必要はありません。
bmwでエンジン警告灯が点滅している意味は?
エンジン警告灯が一度点灯しても、再びエンジンをかけ直すと消えてしまったというケースがあります。
もしくは、走行中についたり消えたりをくり返すというケースもあります。
このような場合も、ディーラーや整備工場でエラーの履歴をチェックしてもらえるます。
なので、たとえ運転に支障がないとしても、一度診断してもらうことをおすすめします。
エンジン警告灯がついたり消えたりして点滅する原因としては、配線トラブルや内部パーツの故障が考えられます。
点滅している場合も、速やかにディーラーや整備工場へ連絡して、原因を診断してもらいましょう。
bmw警告灯のリセット方法は?
基本的に工場での手順に従えば警告灯はリセットできます。
ただし警告灯をリセットしたからと言って故障を直せているわけでないため、一時的な対処法にしかなりえません。
なので警告灯が点灯した場合はただちに故障の内容を把握してできるだけ早く整備工場で見てもらいましょう。
bmw警告灯が点灯したときの対処法
基本的にどの警告灯が点灯しても、走行中の場合は焦らず安全なところで一旦停止しましょう。
まずiDriveで状況を確認して車に起きている現象を把握してから整備工場に相談しましょう。
自分が整備士や専門家ではない場合は必ずプロに任せて安全な状態を確認出来てから走行を再開してください。
車は免許があればだれでも運転できて便利です。
しかし、整備不良や突然の故障で人に危害を加える可能性があることを念頭に入れて運転してください。
「bmw 警告灯 一覧」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:bmw警告灯が点灯したら車を止めて確認しよう
ここまでBMWの警告灯を紹介してきましたがいかがでしょうか?
欧州車は現地で走行することを想定作られているため、どうしても日本の高温多湿の環境下に置かれると故障が多くなってしまいます。
これはBMWに限らずどの外車にも言える話になります。
よって今回紹介してきた警告灯はBMWのみならずほぼすべての車にも言える話になります。
上記でもなんどか紹介してきましたが、警告灯が点灯したらまずは焦らず車を安全な場所へもっていき、警告の内容を確認しましょう。
一部自分で対応可能な例はありますが、基本的に専門知識がない場合は販売店や整備工場に確認して対応してもらうことを強くお勧めします。
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