ジャンボタクシーは何人乗り？10人や11人は可能？1日の料金や計算・予約方法も紹介

ミニバンが広く普及したこともあり、自家用車での多人数乗車が可能になったため、多人数での移動に便利なジャンボタクシーの存在を知らない人もいるかと思います。

ジャンボタクシーは、多人数で観光をしたり、冠婚葬祭等でまとめて移動したい時に役立つ多人数乗車が可能なタクシーのことです。

今回はこの便利なジャンボタクシーの乗車人数や利用料金等をまとめていきます。

仕事でも遊びでも使える便利なサービスであるため、いざという時のためにも参考にしていただけると幸いです。

ジャンボタクシーは何人乗り？

ジャンボタクシーはその名の通り大きな車両の特性を生かして多人数が乗車できるタクシーです。

一般的なセダンタイプのタクシーは運転手を除き最大で4名が乗車できますが、ジャンボタクシーは車種によって異なるため、利用する際は最大乗車人数を確認しておきましょう。

10人乗り・11人乗りはある？

ジャンボタクシーは、普通乗用車でありバスではないため、運転手を除いて最大で9名が最大乗車数となります。

ただし、これは9名全員が12歳以上の場合の乗車人数であるため、12歳未満の子供の人数が3人で大人2人分に換算することによって、最大乗車人数が変わっていきます。

参考までに運転手を除き9名が乗れるジャンボタクシーの乗車人数を12歳未満の子供の人数を考慮して、以下の表にまとめます。

12歳未満の乗車人数	大人の乗車人数	最大乗車人数
1	8	9
2	7	9
3	7	10
4	6	10
5	5	10
6	5	11
7	4	11
8	3	11
9	3	12
10	2	12
11	1	12
12	1	13

上記の最大乗車人数は、理論上の人数であり、シートベルトは10人乗りの場合は、10人分しか備えられていないため、利用する際はしっかり相談するようにしましょう！

5人乗りは可能？

9名まで乗れる大型タイプではなく、アルファードやセレナ等のミニバンタイプであれば、7名乗りのジャンボタクシーもあるため、5人でゆったり乗ることも可能です。

一人分の荷物が多い場合は、乗車人数にゆとりを持たせることで積載量が増えるので、考え方によっては移動が楽になるかもしません。

12人乗りはある？

上述の表の通り、大人が9人乗れる大型のジャンボタクシーの場合、12歳未満の子供の人数によっては12人乗ることも可能です。

ただ、大人が12人乗れるジャンボタクシーはないため、どうしても大勢での移動が必要であればジャンボタクシーを2台使用するか、マイクロバス等を借りることになるでしょう。

ジャンボタクシー車種別の乗車人数

ジャンボタクシーの乗車人数についてはお分かりいただけたでしょうか。

ここからは、ジャンボタクシーの車種別の乗車人数についてまとめていきます。

同じ車種でもモデルによっては、最大乗車人数が異なるためタクシーを使用するときはしっかり確認するようにしましょう。

アルファード

アルファードは、6～8人乗りのモデルがあります。

アルファードはラージミニバンというカテゴリーに属すため、ジャンボタクシーとしては優雅に乗れる5人乗りとして設定しているパターンをよく見かけます。

タクシー会社によっては運転手を除いて7名が乗車できるタイプもありますので、利用する場合は何名乗りのアルファードなのかを確認すると良いでしょう。

ハイエース

ハイエースは、ジャンボタクシーの中でも最大サイズを誇ります。

乗車人数も最大で9名であり、荷室もしっかり確保されるため大人数でゆったり移動できるのが特徴です。

冠婚葬祭はもちろんのこと、大型の荷物を持って海外旅行に行く場合などには最適と言えます。

ミニバンタイプ

アルファードのようなラージミニバン以外だと、セレナやヴォクシーのようなミニバンもジャンボタクシーとして使われています。

アルファードほど室内は広くありませんが、モデルによっては6～8人の乗車が可能です。

ハイエースほど荷室は広くないため、アルファードを利用するように5人くらいでゆっとりと乗るのがいいかもしれません。

ジャンボタクシーにおける子供の人数

子供の乗車人数は上述の通り、12歳未満の子供の場合は、子供3人につき大人2人分に換算して数えられます。

そのため、理論上は9人乗りのハイエースだと子供だけで12人乗ることも可能ですが、利用検討の際は安全面も考慮して、タクシー会社とよく相談するようにしましょう。

ジャンボタクシーの1日料金は？

ジャンボタクシーは、通常のタクシーと同様に移動距離を元に料金が加算されるものもあれば、利用時間帯で貸切ることも可能です。

観光目的で運転手さんを付けて1日貸切る場合は、およそ4万～6万円はかかると考えておくと良いでしょう。

一見すると高いように思うかもしれませんが、大人数で乗車した場合の一人当たりの料金を考えると、場合によっては通常のタクシーを利用するよりも安くなる可能性もあります。

ジャンボタクシーの料金計算

ジャンボタクシーは利用者の多様なニーズに応えられるように、以下のような料金計算になっています。

時間制料金設定

タクシー会社にもよりますが、車庫を出てから車庫に戻るまでの時間で計算している場合が多いようです。

一般的なタクシーは乗車位置から目的地となりますが、その点は異なっています。

長期契約による料金設定

長期契約の場合は、1日を基本単位として数日間貸切るような使い方をする場合に利用します。

タクシー会社によっては運転手さんが観光ガイドをしてくれるサービスもあるようなので、北海道のような観光地が広く分布している地域等では重宝しそうですね。

ジャンボタクシーの予約方法

ジャンボタクシーは、通常のタクシーのように街中を走っている車をつかまえるという使い方はしません。

大人数の乗車の場合はあらかじめ計画されて決まっている場合が多いため、事前予約が基本となります。

電話やFAX等はもちろんのことインターネットによるWEB予約も対応している会社が多いため、とっさに必要になった時も時間を気にせずが予約できます。

「ジャンボタクシー 何人乗り」を検索する人がよく思う質問４選

まとめ：乗車人数は運転手を含まない人数

今回はジャンボタクシーについてまとめました。

アルファードのような大型ミニバンを持っていても乗車人数は最大で7名であるため、それ以上の乗車が必要な場合は、ジャンボタクシーでハイエースを利用すると便利です。

ただし、乗車人数は運転手を除いた9名であるため、大人数での乗車を検討する場合は、安全面も十分に考慮してタクシー会社と十分に相談をした上で利用するようにしましょう。