元祖ミニバンでお馴染みのステップワゴン。
家族でゆったりと乗れながらも、スポーティーさを求めているクルマ好きのお父さんの心をガッチリつかんだ車として今のミニバン市場の基礎を築いた車といっても過言ではありません。
今回はそんなステップワゴンに興味がある人向けに「乗車人数」別で魅力をお伝えします。
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ステップワゴンは何人乗り?
ステップワゴンは7人乗りと8人乗りがあり、グレードやオプションでどちらかを選ぶことができます。
2022年5月発売の6代目ステップワゴンの場合、「SPADA PREMIUM LINE」は7人乗りのみ、そのほかのグレードでは7人乗り、もしくは8人乗りが選択できます。
家族構成や使用目的によって、7人乗りと8人乗りを選択できるのは購入の幅が広がりますね。
では、それぞれにどのような違いがあるのか順にみていきます。
ステップワゴンの7人乗りと8人乗りの違い
7人乗りと8人乗りの違いは大まかに以下の点があげられます。
- グレード
- 2列目シートの違いとスライド量
- 車内での3列目シートへのアクセスのしやすさ
- 3列目シートへの乗り降り
- シートアレンジ
6代目ステップワゴンは乗車人数の違いで見ると、選べるグレードの差以上に2列目シートの違いによる利便性の違いが大きいと言えます。
グレード別に解説
6代目ステップワゴンのグレードは「AIR」、「SPADA」、「SPADA PREMIUM LINE」の3種類となっています。
グレード構成はガソリン車、ハイブリット車共通です。
「SPADA PREMIUM LINE」は7人乗りのみの仕様ですが、特別仕様として2列目シートがシートヒーター付きの豪華仕様になっています。
「AIR」と「SPADA」は7人乗り、もしくは8人乗りが選択できます。
好きなグレードを選びながら乗車人数も選択できるため、いろいろな組み合わせが作れます。
なお、ハイブリッド車はFFのみの設定ですが、ガソリン車はFFか4WDを選択することができます。
7人乗りと8人乗りの内装の違い
では、次に7人乗りと8人乗りの内装の違いについてみていきましょう。
- 7人乗り仕様は2列目にキャプテンシートを採用
7人乗り仕様の2列目は、左右それぞれのシートが独立しているキャプテンシートを採用しています。
上位モデルの「SPADA」と「SPADA PREMIUM LINE」には、オットマンも搭載されており、快適に過ごせる装備となっています。
- 8人乗り仕様は2列目にベンチシートを採用
8人乗り仕様の2列目は、2列目に3名乗れるベンチシートを採用しています。
そのため、キャプテンシートと比べるとプライベート感は劣りますが、シート中央に備わっているアームレストを倒すことで、座面が広いこともありゆったり座れます。
ステップワゴンrk5は何人乗り?
4代目ステップワゴンであるDBA-RK5は、標準仕様が8人乗りとなっていますが、メーカーオプションを選ぶことで7人乗りキャプテンシートを装着できます。
ただし、グレードによっては7人乗りの設定がないものもあり、「SPADA」はSグレード、「SPADA」以外だとGグレードのコンフォートセレクション以外は8人乗りの設定のみとなります。
RK5はFF車になるので4WDを選択する場合は、RK6を選ぶようにしましょう。
ステップワゴンで子供は何人乗れる?
ステップワゴンは7人乗りと8人乗りの設定があります。
また、道路運送車両の保安基準第53条では、「12歳以上の者1人は、12歳未満の小児又は幼児1.5人に相当するものとする」と記載されています。
この基準を考慮して、それぞれの乗車人数について、子供は何人乗れるか検証します。
- 7人乗りステップワゴン
運転手以外、全員が12歳未満の場合と全員が12歳以上の場合で考えると、子供の乗車人数は6人~9人となります。
- 8人乗りステップワゴン
運転手以外、全員が12歳未満の場合と全員が12歳以上の場合で考えると、子供の乗車人数は7人~10人となります。
ステップワゴンのシートアレンジ
ステップワゴンはミニバンの中でも一早く低床化を取り入れた車です。
その特性を生かすことで、安定した走りはもちろんのこと、室内を広々と使った多彩なシートアレンジも可能にしています。
ここでは、乗車人数の違いによるシートアレンジについて検証します。
7人乗りのシートアレンジ
ステップワゴンの7人乗りのシートレイアウトは2+2+3で、2列目シートは左右で独立したキャプテンシートです。
また、3列目シートを床下に格納できる機構のため、荷物をたっぷり積むことができるのが魅力です。
また、7人乗りだけに付く特別な機能が、2列目ロングスライド機構です。
シートを75mm内寄せすることで、最大780mmスライドさせることが可能となっています。
さらにスパーダ系のキャプテンシートにはオットマンも付属するので、ロングドライブであっても足を伸ばしながらゆったりくつろぐことができます。
8人乗りのシートアレンジ
ステップワゴンの8人乗りのシートレイアウトは2+3+3で、2列目がベンチシートになっています。
シートアレンジは7人乗り大きく変わりませんが、唯一異なるのが2列目シートにロングスライド機能がないことです。
また、オットマンも付属せず、ひじ掛けも引出し式のセンター部のみなので、乗員は7人乗りのキャプテンシートほどはプライベート空間を作れません。
ただ、2列目シートの片側だけをたたんでスキーやサーフボードなどを積み込む場合、その状態で2名座ることも可能なのは8人乗りのシートレイアウトのメリットと言えます。
ステップワゴン7人乗りのメリットとデメリット
ステップワゴンの7人乗りのメリット
- 2列目のキャプテンシートでロングドライブであっても快適にくつろげる
- 2列目シートのロングスライド機構により、足元の空間が広くとれる
- 2列目シートのアレンジにより、車内から3列目へのアクセスがしやすい
ステップワゴンの7人乗りのデメリット
- 5人家族で移動する場合3列目シートをたためないため、荷室が狭くなる
- フルフラットにしようとしても2列目にすき間ができてしまう
ステップワゴン8人乗りのメリットとデメリット
ステップワゴンの8人乗りのメリット
- 2列目がベンチシートのため、5人で乗る場合も荷室を広く確保できる
- 2列目と3列目を倒しフルフラットにすることで、車中泊が快適にできる
- 大人数であっても車1台で移動が可能
ステップワゴンの8人乗りのデメリット
- 2列目がベンチシートなので、7人乗りと比べると窮屈に感じる
- ベンチシートだと3列目へのアクセスが困難
- 2列目のロングスライド機構がないため、7人乗りと比べると足元のゆとりがない
「ステップワゴン 何人乗り」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:ステップワゴンは7人乗りと8人乗りがあり用途によって選択!
引用:ホンダ公式HP
ステップワゴンの7人乗りと8人乗りは、用途によって選ぶことが大切です。
6代目ステップワゴンは 最上級グレードの「SPADA PREMIUM LINE」以外は、7人乗りと8人乗りを選択できます。
将来の家族構成なども考えながら購入を検討するとよいでしょう。
【7人乗りがおすすめな方】
- 子供が中学生以上で一人ずつゆったり座りたい方
- 家族構成的に6人~7人乗れれば十分な家庭環境の方
- ウォークスルーを利用して、車内で移動することが多い方
- 広い荷室を望んでいる方
【8人乗りがおすすめな方】
- 小学生以下の小さな子供がいる方
- 大人数で乗る機会が多い方
- キャンプ好きで車中泊をよくする方
子育て真っ只中の家庭は年齢的に子供に手がかかるため、2列目がキャプテンシートだと若干距離があるため不便に感じます。
2列目がキャプテンシートなら、席を広く使えるため、おむつ替えや寝かしつけるときなど広い座面をフルに使えます。
また、チャイルドシートをつけても子供との距離が近いからかまってあげやすいです。
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