ダイハツトールは買って後悔する?欠点は?燃費や加速を分析!トールとルーミーの違いも

自動車業界はミニバンブームを経て、今はSUV人気が業界を引っ張っているところですが、実はコンパクトカーも、その使い勝手の良さからじわじわと売り上げを伸ばしています。

中でも室内が広く、街乗りで取り回しのしやすいコンパクトハイトワゴンが人気を博しています。

今回はそんなコンパクトハイトワゴンの中でも売り上げが好調なダイハツトールについて、まとめていきます。

人気と言いながらも口コミでは様々な意見があるため、ユーザーの生の声も盛り込みながらその実態に迫っていこうと思いますので、購入を検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

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ダイハツトールは買って後悔する?

どんな車であっても一長一短はあるものです。

ダイハツトール兄弟車含めて売り上げは好調ですが、調べていくと酷評も結構目にします

最終的には、ユーザーの車の使用目的や車に求めるものによって評価が分かれていくと思いますので、すべてのユーザーが後悔しているというわけではありません

ただ、購入の際してユーザーの生の声は参考になりますので、具体的にどのような口コミがあるのか見ていきましょう。

ダイハツトールを買って後悔したという人の口コミ・評判

基本的な走行性能、走る、曲がる、止まるが良くない。 ボディ剛性が弱いのか、フニャフニャしておりまっすぐ走れない。

エンジンも非力で、80キロ以上だすと唸り声が…エンジンの急発進もひどい。

ブレーキも弱く、踏んだ時にフニャフニャして安定しない。

引用元:カーセンサーより

中古で購入しましたが、販売店到着後すぐにキーレスの故障が発覚。

どうやら今回の故障原因であるヒューズブロックASSYがダイハツ車は弱いそうで壊れやすいとのことでした。(兄弟車のルーミー、タンクなら大丈夫と聞きましたがほんとなのかどうか。。)

結果部品待ち等で購入から3ヶ月ほど納車まで待つ羽目になりました

引用元:カーセンサーより

1リッター・3気筒エンジンという如何にも燃費の 良さそうなエンジンスペックだが、どんだけ気を 使っても街乗りでリッター当たり13km程度しか 出ない燃費は褒められたものではない。

最小回転半径がスペック上は小さいようだか、 交差点ですら気持ちよく曲がるには気を使う。

ターボエンジンでもかなり非力、とにかく走らない・ 曲がらない・止まらない。

よくこんなドライバビリティで よく発売のGOサインを出したもんだ。

純正ディスプレイオーディオがアホ過ぎて、 エンジンをかけ直す度にソースを選び直さないと いけないクソ仕様、この仕様だけで10万払う価値無し。

引用元:カーセンサーより

走行性能に対する厳しい意見やインテリアに関する酷評が多いように感じます。
おそらく走りを重視して購入している人はいないと思いますので、このような意見があるということは、予想以上に「走り」に対しては不満があるということなのでしょう。

ダイハツトールを買って良かったという人の口コミ・評判

室内の広さ、視界の良さ、コンパクトなので運転しやすい

引用元:カーセンサーより

特に後席の乗り降りはしやすい。 小さいお子さん用に、リヤに低い位置の アシストグリップが付いてるのは良かった。

引用元:カーセンサーより

最近の軽自動車は車内スペースが広く、コンパクトカーよりも広いのでは?と感じるものを多いのですが、その軽自動車の広さを更に広くしたような感じでよかった。

カーナビが大きくて見やすいです。

ハンドルにはボタンとかたくさんついていてあまり使わないけどカッコイイ。

引用元:カーセンサーより

コンパクトでありながら全高が高いため室内が広く、小さいお子さんを持つご家庭にとっては使い勝手が良い作りのようです。
子育て世帯には、運転も小回りも効くため、扱いやすいという印象を受けます。

ダイハツトールの欠点や不満点は?

ダイハツトールに対しては、上述のとおり様々な意見がありますが、具体的にはどのような点が不満に感じているのかをもっと掘り下げていこうと思います。

いくつかの項目に絞ってまとめていきますので、参考にしてください。

価格について

ダイハツトールの車両本体価格は、新車価格で税込 156万円~190万円ほどになっています。

カーナビなどのオプションを付けると、グレードにもよりますが、およそ230万円前後にはなりそうです。

装備を充実させることはできますが、その分、ある程度価格も上乗せされるため、逆に価格に見合っていない部分が浮き彫りになる可能性もあります。

インテリアについて

インテリアで一番不満点が多いのは、内装のつくりにあるようです。

最近は軽自動車のインテリアも上質さが増してきている中、ダイハツトールグレードによってはプラスチック感が強く、価格に見合っていないと感じている人もいます。

また、オーディオについても賛否両論があるようなので、試乗車等で確認できるようであれば見ておきたいポイントです。

機能について

最近の新車には多い安全性能やクルーズコントロールなど、ダイハツトールにもグレードやオプションによって先進的な機能が付けられます。

一方で、当たり前のように標準装備であってほしいパワーウィンドウの制御や、ワイパーの調整など、省いてほしくない機能が省かれているようで、そこに対する不満がいくつか見られました。

最新の装備というよりは、過去に広く普及していた装備がついているような印象で、機能としての洗練さには欠けているように感じます。

走行について

ダイハツトールの不満点で口コミが多かったものの一つに、この走行性能があります。

コンパクトカーでありながらハイトワゴンというジャンルであるため、運転していると横風のあおりを受けやすくふわふわしたフィーリングに感じるようです。

走りに重点を置いていないということもありますが、どっしりした感じがない分、どこか不安定な走りに感じてしまうようです。

エンジンについて

ダイハツトールの不満点で一番多いと思われるのが、このパワー不足のエンジンです。

NAエンジンの場合、最高出力が69PSしかないため、1トンを超えるボディで坂道を登ったり、高速道路での合流などではパワー不足が如実に出てしまうようです。

ダイハツトールにある程度のパワーを求める場合は、ターボ車にすることで、最高出力が98PSとなるため、多少走りに余裕が生まれてくると思われます。

燃費について

ダイハツトールのようにコンパクトなエンジンでボディサイズも小柄な場合、燃費性能には期待してしまいますが、実は驚くほど燃費がいいというわけでもありません

もしかすると、非力なエンジンであるがために、ついつい街中でもアクセルを踏んでしまいがちなことが原因なのかもしれませんが、実際の燃費は13km/L 前後のようです。

1Lのエンジンということを考えるともっと期待したいところですが、この点についても期待外れという声が多いようです

ダイハツトールに不具合はある?

ここまで、特定の項目に絞ってダイハツトールの不満に感じている部分をまとめていきましたが、車両そのものに不具合があるというわけではないようです。

もちろん、車は機械であるため、個体差が生じて不具合が出る場合もあると思いますが、目立った不具合があるという情報はないため、その点は安心して乗れそうです。

ダイハツトールのターボは加速が良い?

パワー不足で走りに不満があるという声が多い中、ターボモデルについてはその不満点が一気に解消されるようで、スムーズな加速が味わえるようです

車重は約1トンありますが、100馬力近い最高出力があれば坂道もぐいぐい加速していけるはずです。

過度な期待はできませんが、高速走行が多い方や大人数で乗ることが多い方ターボモデルの方がゆとりのある走りが期待できそうです。

ダイハツトールは値引きできる?

ダイハツトールは車両本体価格が低めに抑えられているため、本体からの値引きは0~10万円ほどが平均的な値引き額のようです。

車の購入時の値引きとして多いパターンは、オプションからの値引きですが、こちらは10~20万円ほどの値引きが期待できそうです。

昔と違い、大幅な値引き合戦は期待できない時代となりましたが、オプションを付けて装備を充実させながら価格を抑えるという手法はうまく活用していきたいですね。

ダイハツトールとルーミーの違い

ダイハツトールトヨタルーミーOEMによる兄弟車になります。

基本設計は同じですが、メーカーが違うためそのメーカー独自の味付けがされているのが特徴です。

もちろん、メーカーによってはディーラーの絶対数も違うため、基本設計が同じであれば他の兄弟車も購入時に検討してもいいかもしれませんね。

ダイハツトールは人気のある車なの?

ダイハツトールについて、ユーザーの生の声を中心にご紹介してきましたが、これだけ口コミがあるということはその分、世に出回っているということでしょう。

特にOEMで発売されているルーミーについては、単月販売台数でヤリスを超えて1位になるなど、その人気を証明しています。

ここでは、ダイハツトールの魅力についてまとめていきます。

ダイハツトールの魅力

ダイハツトールの魅力はなんと言っても、そのちょうどいいサイズ感にあると言えます。

軽自動車以上でありながら、ミニバン以下というちょうどいいサイズが、子育て世代のファミリー層に見事に刺さった車と言えます。

日本の道路事情にもピッタリの小回りの効くハンドリングや後部座席のスライドドア採用による大開口部など、街乗りでの普段使いにマッチした設計というのが一番の魅力と言えるでしょう。

ダイハツトールのスペック

ダイハツトールのスペック(X 4WD)は以下のようになっています。

新車価格174万円
駆動方式4WD
燃料レギュラー
燃料タンク容量38L
排気量996cc
トランスミッションCVT
乗車定員5名
燃費(WLTCモード)16.8km/L
最小回転半径4.6m
最高出力51kW[69PS]/6000rpm
最高トルク92N・m[9.4kgf・m]/4400rpm
全長3,700mm
全幅1,670mm
全高1,735mm
車両重量1,140kg
ダイハツトール | ダイハツWEBサイトより

ダイハツトールがおすすめの人は?

上述した口コミなども参考にすると、ダイハツトールがおすすめの人は、以下のようなタイプの人です。

  • 子育て世代でチャイルドシートからの乗り降りをスムーズにしたい
  • スライドドアで後部座席からの乗り降りをしやすくしたい
  • 街乗りで小回りの効くコンパクトカーに乗りたい
  • コンパクトでありながら室内空間は十分な広さが欲しい
  • 車両本体価格を200万円未満に抑えたい
  • 軽自動車よりも大きくミニバンよりも小さい車に乗りたい
  • 内装にそれほどこだわりがない

「ダイハツトール 後悔」を検索する人がよく思う質問4選

トールとルーミーどっちが人気?

トールのOEM者であるルーミーの方が人気があります。
単月販売台数ではヤリスを押さえて1位になるなど、いまだに人気が衰えていません。

ダイハツ トールの良いところは?

普段使いに適したちょうどいいサイズ感のボディと使い勝手のいい室内空間の広さです。

トールのメリットは?

オプションをもりもりに付けなければ、車両価格が安いという点とコンパクトカーでありながら室内がかなり広く乗り降りがしやすいというところです。

ダイハツ トールは満タンで何km走りますか?

街乗りで仮に13km/L 走ると仮定すると、燃料タンクが38Lなので、理論上は満タンで約490km走れることになります。

まとめ:ダイハツトールは買って良かった口コミもあり人気もある!

今回はダイハツトールについて、ユーザーの声を中心にその魅力をまとめてきました。

前半ではかなり厳しめの意見もありましたが、それも世の中にかなり多くの台数が普及しているからこそ出てきているものと考えると、人気の高い車だとわかります。

ダイハツトールを買う際は使用目的や使用環境を十分に考慮して、自分にマッチしていると判断できれば、きっと買って良かったと思わせてくれる車と言えるでしょう。

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