デイズは日産自動車が販売するトールワゴンタイプの軽自動車です。
デイズの中古車は同クラスの軽自動車と比べても価格が抑えられ、安価に販売されていることが多い印象です。
その価格設定に「なぜ安いの?」「なにか不具合があるの?」と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
本記事では日産デイズの中古車が安い理由について様々な角度からご紹介していきます。
デイズの中古車を購入を検討されている方にぜひ参考にしていただければと思います。
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日産デイズの中古が安い理由は?
日産デイズの中古車が安い理由はなぜなのでしょうか。
安い価格設定には理由があるため、理由を知った上で購入の検討をするとより安心して中古車を購入できるかと思います。
皆さまのデイズ中古車購入の参考となるよう、安い価格の理由を様々な視点からご紹介していきます。
新モデルの影響
日産デイズに限ったことではありませんが、マイナーチェンジやフルモデルチェンジが実施されると新モデルの存在によって旧モデルの中古価格が下がります。
誰でも古いものより新しいものが欲しくなるものです。
新モデルが導入されると新モデルに乗り換えるオーナーも出てくるため、旧モデルの中古車市場への供給が増えます。
しかし、そのタイミングで需要が高いのは新モデルなので需要と供給のバランスから供給が増加した旧モデルの中古車価格が下がるのが一般的です。
日産デイズは2019年にフルモデルチェンジされています。
その際に新モデルには旧モデルには搭載されていない高い安全性能や先進技術の追加といったリセールに有利な装備が追加されたため、さらに旧モデルの中古価格が抑えられる要因となっています。
パワーが弱い
2つ目の理由は日産デイズのオーナーの不満として良く上げられるのはパワー不足です。
坂道を登る際のなかなか進まない感覚や高速道路での思い通りの加速ができないと感じる方が多いようで、このパワー不足によるオーナーの不満が中古車価格の低下に繋がっていると考えられます。
しかし、パワー不足については日産デイズに限らず、軽自動車全体の大きな課題です。
日産デイズはグレード選択の際にスマートシンプルハイブリッドモデルを選択することでパワー不足に対する不満を軽減することができるかと思います。
ランニングコストがかかる
3つ目にあげられる理由はランニングコストが高いことです。
例えばSグレード2WDの燃費はWLTCモードで23.2km/L、JC08モードで29.0km/Lで実燃費は平均燃費17.9km/Lほどになります。
同クラスの軽自動車と比較すると燃費はあまり良い方ではなく、「低燃費」とは大きく言いにくい燃費値です。
燃費が悪いとその分、燃料代が必要になるため、ランニングコストが上がります。
また、日産デイズは必要部品の交換頻度が高いと言われています。
部品交換が多いとその分ランニングコストが嵩みます。
燃費値と必要部品交換の観点から日産デイズはランニングコストがかかる車に分類され、中古車の価格を抑える要因となっています。
供給と需要バランスの影響
日産デイズは中古車市場において供給が需要を上回っている状態です。
「購入したい」という需要より「売りたい」という供給の方が多い状態ですので、おのずと販売の価格は安くなっていきます。
特に、2019年のフルモデルモデルチェンジ前の旧モデルにおいては乗り換えで供給は増えますが、購入を考える方は新しいモデルが欲しいと考えるため、需要は低くなります。
どんな車も需要と供給のバランスが供給に傾くと中古車価格は安くなっていきます。
デザインに個性がない
中古車の価格はその車の人気に左右される部分があります。
先ほど触れた需要と供給にも関係してきますが、人気の車はその分需要が高く、価格も上がるでしょう。
デザインは個人の主観的な要素が大きいものですが、車の人気を左右する一要因となり得ます。
日産デイズのデザインは老若男女問わず違和感なく乗ることができるデザインです。
誰が乗ってもおかしくないということは、それだけ特徴がないとも言えます。
特徴を主張しないシンプルなデザインはファンやマニアといった人は付きづらく、人気のあるデザインとは言いづらいものです。
しかし、流行に左右されず飽きにくいデザインですので誰にでも長く使用してもらえる利点があります。
競合車種より人気がない
最後にあげられるデイズの中古車が安い理由は競合車種と比較するとイマイチ人気がないからです。
日産デイズの主な競合車種にはスズキのワゴンRやホンダのN-WGNなどがあげられます。
特にスズキのワゴンRについては長年根強い人気があり、燃費性能や乗り心地に及び安全性能で高い評価を得ている車種です。
燃費性能を比較すると下表のようにワゴンRと大きな差があります。
車種 | カタログ燃費(WLCTモード) | 実燃費 |
---|---|---|
日産 デイズ | 18.2~21.2km/L | 17.86km/L |
スズキ ワゴンR | 24.4~24.8km/L | 21.72km/L |
ホンダ N-WGN | 20.0~23.2km/L | 16.59km/L |
また、N-WGNと比較するとデイズの方が燃費は良いですが、パワー面で劣っています。
N-WGNの最大出力は58馬力、デイズのは52馬力です。
軽自動車でよくある不満はパワー不足ですのでパワーに関する劣りは人気に大きく響いてきます。
燃費参考e-燃費サイト
日産デイズの中古は値崩れしている?
日産デイズは2019年に発売された現行モデルでも中古車の平均車両価格は年々低下している状況です。
続いては、日産デイズの中古が値崩れしていうのかどうか、中古相場や中古市場の動向についてご紹介していきます。
日産デイズの中古相場
現行モデル(2019年モデル):49~227万円ほど
旧モデル(2013年モデル):12~159万円ほど
出典:価格.com
現行モデルの平均車両価格については登場した当初の2019年では154.4万円でしたが現在では112万円となっており、約5年で42.4万円の平均車両価格の低下がみられます。
日産デイズの新車価格は2WDで1,437,700円~2,006,400円、4WDで2,006,400円~2,157,100円で軽自動車として比較的高めの設定です。
発売当初は新車価格の影響で中古車の価格も高めの設定でしたが、現在では比較的購入しやすい価格になってきています。
中古車市場の動向
日産デイズの現行モデルについては人気が高まっています。
フルモデルチェンジに伴い、搭載された先進技術や安全性能が人気上昇の理由です。
人気搭載技術
・プロパイロット
・SOSコール
・インテリジェントFCW
・インテリジェント エマージェンシーブレーキ
・インテリジェント LI&LDW
・踏み間違い衝突防止アシスト
・インテリジェント アラウンドビューモニター
中でもプロパイロットとSOSコールは軽自動車で初めての搭載車です。
日産デイズの中古車は低走行などの好条件のものでも新車より数十万円も安く購入できるケースが多いです。
先進技術や高い安全性能が搭載されており、しかも比較的購入しやすい価格の日産デイズの中古車は今後さらに人気が高くなると思われます。
デイズがなぜ人気がないのかは燃費不正問題の影響?
日産デイズは2016年4月に公表された製造元である三菱自動車の燃費不正問題の不正対象車種になっています。
その影響で、当時は新車の生産・販売を一時停止し、オーナーに対し1台につき10万円の補償金が支払われる事態となりました。
その際の信頼の低下により新車及び中古車価格も低下していました。
しかし、正確な燃費評価データの開示やその後の品質向上の取り組みによって8年経過した現在では燃費不正問題での価格への影響は少ないと考えられます。
日産デイズについて
ここまで日産デイズの中古車価格が安いと言われる理由や中古相場など、価格についてご紹介してきました。
続いてはスペックや乗り心地など、日産デイズ自体の性能情報についてご紹介します。
購入を検討される際に必要な情報かと思いますので、購入を検討されている方はぜひ参考にしていただければと思います。
日産デイズのスペック
日産デイズの基本スペックについて下表にてご紹介します。
ボディサイズ [全長×全幅×全高] | 3,395×1,475×1,640mm (4WDは全高1,660mm) |
室内サイズ [全長×全幅×全高] | 2,065×1,340×1,270mm |
ホイールベース | 2,495mm |
最小回転半径 | Xグレード:4.5m Gグレード:4.8m |
車両重量 | 850~940kg |
駆動方式 | FR(後輪駆動方式)/4WD |
乗車定員 | 4名 |
エンジン | DOHC水冷直列3気筒+モーター |
総排気量 | 659cc |
タンク容量 | 27L |
日産デイズの乗り心地
日産デイズの乗り心地は半数以上の方が「乗り心地が良い」と評価しています。
軽自動車の中でトップクラスのソフトな乗り心地は好印象を抱く方が多く、高い評価に繋がっているようです。
シートについては前席だけでなく、後席もやわらかく快適なシートを採用、後席のひざ周りスペースは足を組んで座れるほどの余裕が確保された設計です。
また、広い視界が確保されているため運転がしやすく、快適にドライブを楽しむことができるでしょう。
しかし、足回りの硬さから走行時のロードノイズを感じやすく、細かいごつごつ感が不快という意見が多く見られます。
日産デイズの特徴と魅力
日産デイズは軽自動車ですが、広い室内空間が確保されており、良好な居住性と積載力が魅力です。
デザインは老若男女問わず誰でも抵抗なく乗ることができるシンプルなデザインですが、2トンカラーの展開があり、カラーバリエーションも豊富なため自分好みにカスタマイズすることができます。
しかし、日産デイズの一番の魅力は機能性の高さです。
軽自動車で初めて運転支援技術のプロパイロットを搭載し、インテリジェント エマージェンシーブレーキや踏み間違い衝突防止アシストなど人気の先進安全技術が搭載されています。
日産デイズは一見何の変哲もない軽自動車に見えるかもしれませんが、先進技術搭載により安全性能が充実した中身重視の車です。
日産デイズ旧型の評価・口コミ
初代デイズで高速は地獄、走らない。
— からまる (@st_krmr) September 8, 2019
日産・デイズ(初代/後期型)
— なかいれい (@nAk_I_rAychell) September 12, 2023
【長所】
・燃費がいい。相当ラフな踏み方しなければ20km/Lも余裕。
・室内が広い。後席は脚を組んで座れるし、シートを畳めば洗濯機も積めた(経験談)
・かわいいおめめ。
【短所】
・どうしようもなく遅い。
#乗ってる車名と長所と短所書いてけ pic.twitter.com/pPI0KJWWXV
事故代車の旧型日産デイズ(三菱製)、50km/hで走ると一番気持ちが良い。「重くてパワーなくて燃費が悪い」と言われがちな旧型だが、まったり走りたいワイにはちょうど良い。
— よーいち (@yoichi_195) December 7, 2019
旧型デイズはパワー不足で高速道路や坂道での走行に「走らない」といった不満の声が多くみられます。
しかし、ゆっくりと安全運転をしたい方には問題のない走行性能のようです。
デザインや室内空間の広さについては満足度の高い口コミが多数ありました。
日産デイズがおすすめの人は?
日産デイズはこんな方におすすめです。
・軽自動車でも安全技術がしっかりした車に乗りたい方
・長距離運転をする方
・運転に自信のない方
・好みのボディーカラーの車に乗りたい方
運転支援技術や様々な安全性能が搭載されているため、運転に自信のない方や長距離運転を快適にしたい方に特におすすめです。
また、軽自動車は安全面で不安という方にもおすすめできる車です。
広い視野が確保されているので運転がしやすく街乗りにも最適ですので、初めて車を買う方や高齢ドライバーの方も安心して運転できるでしょう。
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まとめ:安い理由はあるが魅力的な部分もありお得な車
本記事では主に日産デイズの中古が安い理由についてご紹介しました。
新モデルの影響やパワー不足で走りが悪いといった欠点から中古車の価格が抑えられる傾向がありますが、逆に言えば、新しい年式や低走行など好条件の車両を安く購入できるチャンスでもあります。
日産デイズは高い安全性能が魅力です。
安全性の高い軽自動車をお探しの方は日産デイズの購入を検討してみてください。
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