車に乗つて出かけようとして車のキーシリンダーにキーを差し込んで回転させても、あるいは、車のスタートボタンを押しても、セルモーター(エンジンをスタートさせるモーター)がかからないで、無音のままのことがあります。
長い間車に乗っている方なら、この経験は1度や2度はあると思いますが、セルモーターが回らないと、車が動かないので結構大変です。
そこで今回は、セルが回らないで無音となる原因や、セルモーターが回らないときの応急措置などについて、書いていきます。
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セルが回らない場合で無音の原因は?
車のキーシリンダーにキーを差し込んで回す、あるいは車のスタートボタンを押してもセルモータが始動せず、エンジンがかからない理由には様々あります。
ここでは、その中でも主なものを取り上げて一つ一つ解説していきます。
バッテリー上がり
セルが回らないで無音となる原因で、最も多いのは、バッテリーが上がってしまうことです。
とりあえずシグナス動かんかったんバッテリー上がりやってよかった😅
— ⭐️大樹⭐️ (@daiki_rider_) December 6, 2023
セルモーターとかじゃなくてよかった笑
とりま、またバッテリー変えよう😅
バッテリーが上がってしまうと、セルモーターを点火に必要な電圧がかからないため、セルモーターを始動させることができません。
セルモーターは、エンジンをスタートさせるための発動機(モーター)なので、セルモーターが動かないと、結局、エンジンが動かないことになります。
セルモーターのヒューズ切れ
ヒューズは、電気回路に過大な電流が流れたときに自らを溶かして回路を切断することで、電気機器が危険な状態に陥ることを防止する装置です。
セルモータの電気回路に過大な電流が流れると、ヒューズが解けて電流が流れなくなり、セルモーターが回らなくなります。
一度ヒューズが解けてしまうと溶けたヒューズを取り替えない限り、鍵をキーシリンダーに差して回す、または車のスタートボタンを押しても、セルモータが動きません。
イグニッションの故障
イグニッションは高電圧で発生させたを火花を利用して点火する装置のことですが、このイグニッションが故障している場合もセルモーターが回りません。
自動車のエンジンキーのことをイグニッションキーとも言いますが、このキーをキーシリンダーに差し込んで一段回すとメーンスイッチが入り、2段回すとセルモーターが回転する仕組みになっています。
イグニッションが故障していると、一段回したときは問題ないですが、2段回したときにセルモーターがかかりません。
セルモーターの配線不良
セルモーターの配線不良で、バッテリーからセルモータに電流がうまく流れないと高電圧で発生する点火用の火花が出ないため、セルモーターが始動しません。
セルモーターの配線も、長い間使っていると経年劣化で脆くなってくるし、場合によっては腐食により切れてしまうこともあります。
そういったセルモーターの配線不良も、セルモーターの回らない原因となります。
セルモーター自体の故障
セルモータの寿命は、年数では10年から15年程度、走行距離では10万㎞から15万㎞と言われています。
車屋さんから連絡きて
— 眞逢小知音(まおうさちね) (@MaouSachine_40) March 6, 2024
故障の原因がわかったのぜ(;´Д`)
セルがショートしていたそうな
16年ものやしセルも寿命やろて
そら回らんわ_(:3 」∠)_
国産車のセルモーターは、丈夫に作られているので、めったなことでは故障しませんが寿命が近づいいてくるにつれて故障する可能性が高くなっていきます。
セルモーター自体が経年劣化などで故障してしまっても、セルモーターがかかりません。
セルが回らないけどライトがつく場合の原因は?
ライトその他のランプが普通につくのに、セルモーターが回らないとなると、セルモーター自体が故障がしていることになります。
バッテリーが全く切れていると、セルモーターも回りませんし、ライトやインパネのランプ類も全くつきません。
バッテリーが全く切れてはいないが、セルモーターを始動させる電力を出すほどができないほどバッテリーの電気が不足している場合は、ライトやランプ類は付くが、セルモーターが回りません。
セルモーターが回らない原因や故障箇所を見極める方法は?
セルモーターが回らないときは、まず、その原因が、バッテリー上がりによるものか、セルモーター自体の故障かを判断します。
ライトや他のランプ類がちゃんと点灯するのに、セルモーターだけ回らないとするとセルモータの故障が考えられますし、ライトやランプ類もちゃんとつかないと、バッテリー上がりが考えられます。
なお、バッテリーが全く切れているわけではないが、劣化によって電圧が下がっているときはライト類は点灯するが、セルモーターは回りません。
この時は、鍵を差し込んで回したりスタートとボタンを押した時に、セルモータが始動しないでカチカチという音点火スイッチの入る音だけが出るので、これで判別できます。
セルモーターが回らない時の応急処置
セルが回らないときの応急処置は、バッテリー上がりでセルが回らないときと、バッテリーがあるのにセルが回らないときとでは、対応が大きく異なります。
そこで、次に、それぞれの場合について、その対応方法について書いてゆきます。
バッテリーが原因の場合
バッテリーの故障や寿命のために、セルの始動に必要な電圧がかからないと、セルモーターが回りません。
この場合は、バッテリーを交換するか、バッテリーを充電するか、あるいは、他の車から電気を分けてもらいます(他の車から電気をもらうことを、ジャンピングスタートといいます。)。
バッテリー上がりでセルモーターが回らない場合は、バッテリーを交換するなどして、セルの始動に必要な電圧がかかるようにすれば、セルが回るようになります。
バッテリーがあるのにセルが回らない場合
バッテリーは正常なのに、セルが回らない場合は、セル自体の故障が考えられます。
セル自体の故障は、セルの配線が切れたような場合は、セルの配線だけを取り替えることで回復しますが、セルの寿命が来て故障しているような場合は、セル自体を交換します。
セルの修理や交換は、バッテリー交換とは異なり、ユーザーが自分で行うのは難しいため、ロード-サービスなどを使って、専門の自動車業者を呼んで直してもらいます。
セルモーターに寿命はあるの?
セルモーターの寿命はメンテナンスの状態によって異なりますが、使用年数で10年から15年、走行距離で10万㎞から15万㎞と言われています。
セルモーターの寿命は、アイドリング・ストップ機能付きの車の場合、短くなる傾向があります。
アイドリング・ストップ車だと、セルモーターを回す回数がそうでない車より圧倒的に多いですから、その分寿命が早くなくなります。
セルモーターの交換時期は?
セルモータの交換時期は、使用年数で10年から15年、走行距離で10万㎞から15万㎞と言われています。
ただしほとんどの場合、原則2年に1回の車検のときに、セルモーター劣化して次の車検まで持ちそうにないと整備工場の方で交換してくれるので、セルモーターが寿命で故障しユーザーが直接交換することはすることはまずありません。
セルモーターの交換費用は?
セルモータの交換費用は、純正品を使った場合は、工賃込みで3万円から5万円です。
リビルト品(中古部品を洗浄して消耗個所を取り替え、再び使用できるようにしたもの)は、1万円から2万円程度です。
セルモーターが古くなっていると車検のときに交換することが多いのですが、その際は、車検費用の中に含まれて請求されます。
「セルが回らない 無音」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:まずは落ち着いて原因を見極めよう
セルモーターが回らない場合、AT車でギアがパーキング以外に入っているとか、車の盗難防止のためのステアリングロックがかかっているとか、そういった単純な理由によることも少なくないですが、その場合は、自分で簡単に復旧できます。
また、バッテリー上がりのためにセルが回らない場合も、基本的には自分で復旧できます。
セルが回らない状態は簡単に復旧できることが多いので、まずは落ち着いて原因を見極め、冷静に対処することが必要です。
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