車は1年を通して使用しますが、日本のように四季がはっきりしている場合、季節に応じて変化する環境にしっかりと対応してほしいですよね!
特に雪の降る地域に住んでいる方は、車を購入する際に雪道に強いかどうかを判断基準の一つにするくらい、重要な問題だったりします。
今回は、雪道に強い車について調査していきますが、SUVについては悪路走行に強いため、雪道にも強いというイメージがあると思いますので、あえて雪道に強いコンパクトカーに絞って調査していきます!
小回りが利いて街乗りに適しているだけではなく、経済面でもエコなイメージが強いコンパクトカーですが、実は雪道に強い車種が存在します。
「冬はスタッドレスタイヤを履けば、雪道に難なく対応できる!」と思っている方は、より効果的に雪道に対応できる車種もあるので、ぜひ参考にしてください!
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雪道に強い車でコンパクトカーを紹介
それでは、まず雪道への適応能力が高いと思われる車から紹介していきます。
雪道に対する強さを考える上での指標はいくつかありますが、絶対条件となるのはやはり4WDの有無になります。
ただ、今の車は多くの車種で4WDが設定されているため、そこだけに重点を置かずもっと幅広い視点でいろいろな車種を見ていきます。
スズキ ジムニー
最初に紹介するのは、SUV型軽自動車の王者とも言うべく、不動の人気を誇るスズキ ジムニーです。
ジムニーの主なスペックは以下の通りとなります。
車種名 | ジムニー |
乗車人数 | 4名 |
全長×全幅×全高 (mm) | 全長 3,395 mm x 全幅 1,475 mm x 全高 1,725 mm |
最低地上高 (mm) | 205 mm |
燃費 | WLTCモード 14.3km/L〜 |
駆動方式 | パートタイム4WD |
駆動方式は、雪道でも力強く走行できるパートタイム4WDを採用しています。
パートタイム4WDはフルタイム4WDと違い、通常は2WDで走行し、必要な時だけドライバーが手動で4WDに切り替えるという方式であるため、路面状況に応じて走行モードを切り替えられるのが特徴です。
最低地上高も205mmあるため、多少、雪が積もっているくらいなら乗り越えられるようなたくましさも備えています。
軽自動車の中のSUVタイプとしては、この車の右に出るものはいないと言ってもいいでしょう。
スズキ ハスラー
次に紹介するのは、「あたらしい 遊べる軽!」のキャッチコピーでお馴染みの、スズキ ハスラーです。
ハスラーの主なスペックは以下の通りとなります。
車種名 | ハスラー |
乗車人数 | 4名 |
全長×全幅×全高 (mm) | 全長 3,395 mm x 全幅 1,475 mm x 全高 1,680 mm |
最低地上高 (mm) | 180 mm |
燃費 | WLTCモード 20.8km/L〜 |
駆動方式 | 2WD(FF) / フルタイム4WD |
駆動方式は、2WDのほか、雪道でも力強く走行できるフルタイム4WDを採用しています。
ハスラーは、一見するとおしゃれな軽自動車というイメージの方が強く出ていますが、実は、スズキ ジムニーをモデルに開発された車種なんです。
ジムニーゆずりの悪路走行や雪道への強さも継承しているため、デザイン性の高いおしゃれな軽自動車でありながら、実用性の高さも兼ね備えています。
また、エンジンが全車ハイブリッドであることから低燃費で経済的にも優れているため、2WDと比べてガソリン消費の大きい4WDのデメリットをうまくカバーしているのも特徴です。
ホンダ フリード
次に紹介するのは、コンパクトミニバンという新しいジャンルのパイオニアとも言うべく、ホンダ フリードです。
フリードの主なスペックは以下の通りとなります。
車種名 | フリード |
乗車人数 | 6~7名 |
全長×全幅×全高 (mm) | 全長 4,265 mm x 全幅 1,695 mm x 全高 1,710 mm (4WDは全高 1,735 mm) |
最低地上高 (mm) | 135 mm (4WDは150 mm) |
燃費 | WLTCモード 15.6km/L〜 |
駆動方式 | 2WD(FF) / リアルタイム4WD |
駆動方式は、2WDのほか、ホンダ独自の四輪駆動技術であるリアルタイム4WDを採用しています。
リアルタイム4WDとは、各種センサーで路面や走行状態を検知し、状況に応じて瞬時に4WD走行に切り替える電子制御技術のことであり、登坂やカーブ、雪道などで力を発揮します。
多人数乗車が可能なコンパクトミニバンでありながら、全高はそれほど高くなく、まさに「ちょうどいい」ボディサイズであるため、雪道でも安心して走行できます。
また、ハイブリッドの設定もあることから、経済面でも実用性に優れ、街乗りはもちろんのこと、家族で遠出をする際も大活躍をしてくれること間違いなしです。
トヨタ ルーミー
次に紹介するのは、運転のしやすさと使い勝手の良さで女性に大人気のハイトワゴン、トヨタ ルーミーです。
ルーミーの主なスペックは以下の通りとなります。
車種名 | ルーミー |
乗車人数 | 5名 |
全長×全幅×全高 (mm) | 全長 3,700 mm x 全幅 1,670 mm x 全高 1,735 mm |
最低地上高 (mm) | 130 mm |
燃費 | WLTCモード 16.8km/L〜 |
駆動方式 | 2WD(FF) / フルタイム4WD |
駆動方式は、2WDのほか、常時、四輪が駆動するフルタイム4WDを採用しています。
ルーミーはダイハツが販売しているトールのOEM車両です。OEM車両とは、他のメーカーの車に自社ブランドをつけて販売する車両のことで、OEM車両同士はほとんど構造が一緒になります。
子育て世代のファミリーユーザーにとってはうれしいスライドドアを採用しており、雪道でも力強く走れるフルタイム4WDの設定もあります。
排気量が1,000 ccのため、多少パワー不足を感じてしまう可能性はありますが、雪国の場合、雪で狭くなった駐車場でも小回りが利く分、運転がしやすい車と言えます。
ダイハツ タフト
次に紹介するのは、2020年6月より発売した比較的新しい軽自動車のSUV、ダイハツ タフトです。
タフトの主なスペックは以下の通りとなります。
車種名 | タフト |
乗車人数 | 4名 |
全長×全幅×全高 (mm) | 全長 3,395 mm x 全幅 1,475 mm x 全高 1,630 mm |
最低地上高 (mm) | 190 mm |
燃費 | WLTCモード 18.2km/L〜 |
駆動方式 | 2WD(FF) / フルタイム4WD |
駆動方式は、2WDのほか、常時、四輪が駆動するフルタイム4WDを採用しています。
タフトは、最低地上高が190mmと高めであり、雪道の走行もしやすいです。
高剛性、軽量化を実現したボディであるため、走行時の安定性があることに加えて、軽自動車メリットでもある燃費性能の高さも兼ね備えています。
また、タフトには「スカイフィールトップ」と呼ばれるガラスルーフが標準装備されており、シェードを開ければ空を見ることができ、開放的な室内空間というのも大きな特徴です。
トヨタ GRヤリス
最後に紹介するのは若干、番外編に近い車にはなりますが、国産コンパクトカーの中で最強の動力性能を持つと言っても過言ではない、トヨタ GRヤリスです。
GRヤリスの主なスペックは以下の通りとなります。
車種名 | GRヤリス |
乗車人数 | 4名 |
全長×全幅×全高 (mm) | 全長 3,995 mm x 全幅 1,805 mm x 全高 1,455 mm |
最低地上高 (mm) | 140 mm (4WDは130 mm) |
燃費 | WLTCモード 13.6km/L〜 |
駆動方式 | 2WD(FF) / フルタイム4WD |
駆動方式は、2WDのほか、常時、四輪が駆動するフルタイム4WDを採用しています。
なぜ、番外編感があるのかと言いますと、GRヤリスは、スポーツカーと言っても良いくらいの飛び抜けた動力性能を持っているからです。
特に、「GR-FOUR」と呼ばれるこのスポーツ4WDシステムは、モードスイッチにより前後トルク配分をNORMALの60:40、SPORTの30:70、TRACKの50:50に切り替えることができます。
FFベースの車でありながら後輪に、より大きな駆動トルクを伝えるモードが選べるのはGRヤリスの最大の特徴と言えるでしょう。
そのため、雪道であっても路面状況に合わせて力強く走ることができます。
ただし、先述の通りスポーツカーに近い存在であり、4WDモデルに関しては最低地上高が130 mmと低いので、新雪路面や凹凸のある雪道の走行にはあまり向いているとは言えません。
4wdのコンパクトカーで雪道に強いおすすめの車は?
すでに紹介してきた車もすべて4WDの設定がある車種ですが、北海道のように冬は常に雪がある地域とあまり雪が降らない地域では、選ぶべき4WDのタイプも変わってきます。
ここからは、4WDの種類に触れながら、「豪雪地帯向き」、「中程度の積雪地帯向き」、「レジャーで多少の積雪地帯へ出かける方向き」にタイプを分けて、おすすめのコンパクトカーを紹介します。
トヨタ ヤリス
まずは、トヨタ ヤリスです。
先述のGRヤリスほどのパワーはありませんが、コンパクトカーならではの小回りの効いた運転のしやすさは雪道でも活躍してくれます。
このヤリスが搭載する4WDシステムは、ガソリン車が「アクティブトルクコントロール4WD」、ハイブリッド車は、「E-Four(電気式4WD)」システムを搭載しています。
豪雪地帯などの悪路走行等には向いていませんが、日常生活レベルなら十分な機能を持っていると言えます。
前輪駆動状態と4輪駆動状態を自動的に制御する「生活四駆」に近いので、たまにレジャーで多少の積雪地帯へ出かける方向きかもしれません。
トヨタ パッソ
次は、トヨタ パッソです。
パッソは、惜しくも新車販売は2023年10月で終了してしまいましたが、トヨタを代表するコンパクトカーとして長い間、若い女性を中心に支持を集めていました。
このパッソが搭載する4WDシステムは、ダイハツ生産車の「タンク/ルーミー」と同様の「Vフレックスフルタイム4WD」と呼ばれているものです。
通常は前輪駆動の状態で走行し、雪道などの滑りやすい路面で前輪がスリップするとシステム制御により、後輪にも動力が伝えられる機構になっています。
このパッソも、豪雪地帯などの悪路走行等には向いていませんが、日常生活レベルなら十分な機能を持っていると言えます。
ヤリスよりも古い4WDシステムでもあり、やはり「生活四駆」であるため、こちらもたまにレジャーで多少の積雪地帯へ出かける方向きと言えます。
トヨタ ライズ
次は、トヨタのコンパクトSUV トヨタ ライズです。
ライズは、力強いスタイリングやコンパクトSUVでありながら広い室内空間などが人気となっており、4WDも設定されています。
ライズの4WDシステムは、「ダイナミックトルクコントロール4WD」と呼ばれるもので、兄貴分にあたるC-HRに採用されている方式と同じものになります。
通常走行時は後輪へのトルク配分を抑えて燃費を稼ぎながら、雪道などでは後輪にも適切にトルク配分をし、安定感のある走りを実現しています。
また、最低地上高も185 mmと高さを確保されていることもあり、ある程度の深雪でも対応できるため、中程度の積雪地帯から豪雪地帯に至るまで幅広く対応できると言えるでしょう。
4WD車には、運転席と助手席にシートヒーターと寒冷地仕様 (ヒーター付ドアミラー、ウインドシールドデアイサー、PTCヒーター等) が標準装備されるのもうれしいポイントです。
日産 ノートe-POWER
次は、日産の主力車種である、日産 ノートe-POWERです。
ノートは、2020年11月のフルモデルチェンジにより、内外装共に今までとは比べ物にならないくらい質感が高まり、一気に魅力が高まった車です。
ノートが搭載する4WDシステムは、前輪駆動用モーターと後輪駆動用モーターの2つのモーターを搭載する、電気式4WDであり、路面状況や走行状態に応じて前後のモーターのトルクをコントロールしています。
この4WDシステムは、リアモーターの働きと電子制御により、雪道でも安定した走行が可能になっていますが、最低地上高が125 mmしか確保されていないため、深雪だと走行が厳しくなります。
「生活四駆」よりも洗練された4WDですが、深雪では走破性に問題が出てくるため、中程度の積雪地帯向きと言えます。
ホンダ フィット
次は、コンパクトカーの地位を不動のものにした、ホンダ フィットです。
フィットの4WDは、2WDと比較すると最低地上高が15 mm高く設定され、全高も25 mm高くなっており、雪道や悪路での走破性が考慮されいるのが特徴です。
フィットが搭載する4WDシステムは、ビスカスカップリング式4WDを採用しており、通常は前輪駆動で走行するので2WD車と変わりませんが、雪道などを走行するとトルク配分が変わり、4WD走行に移行します。
この4WDシステムは、特別優れているわけではありませんが、最低地上高が150 mm確保されているため、深雪を走らなければ雪道でも十分に対応可能と言えます。
「生活四駆」寄りであるため、深雪では走破性に問題が出てくるため、たまにレジャーで多少の積雪地帯へ出かける方向きと言えます。
マツダ MAZDA2
次は、コンパクトカー業界の功労者とも言える、マツダ MAZDA2です。
MAZDA2が搭載する4WDシステムは、電子制御カップリングを用いたアクティブオンデマンド式になります。
この4WDシステムは、「前輪スリップ予兆検知システム」をはじめとした優れた電子制御により、雪道でも安定した走行が可能になっていますが、最低地上高が145 mmしかない分、深雪時の走行については無理できません。
「生活四駆」としては申し分ない電子制御4WDですが、最低地上高の影響で深雪では走破性に問題が出てくるため、たまにレジャーで多少の積雪地帯へ出かける方向きと言えます。
三菱 デリカミニ
次は、三菱の主力車種であるデリカの末っ子的存在の三菱 デリカミニです。
デリカミニが搭載する4WDシステムは、4WDコンピューターを搭載しない、ビスカスカップリング式を採用しています。
デリカミニに搭載のこの4WDシステムは、一般的なビスカスカップリング式と違い、常時4WDで走行するように設計されているため、フィットの4WDよりも走破性が高くなっています。
軽自動車の4WD車の中では、ジムニーに次いで優秀な走行性能と言われているだけに、ある程度の積雪には対応できるため、中程度の積雪地帯向きと考えていいでしょう。
ダイハツ ロッキー
次は、ダイハツのコンパクトSUVである、ダイハツ ロッキーです。
ロッキーが搭載する4WDシステムは、電子制御アクティブオンデマンド式で、ダイハツでは「ダイナミックトルクコントロール4WD」と呼んでいます。
兄弟車のトヨタ ライズ同様に、通常走行時は後輪へのトルク配分を抑えて燃費を稼ぎながら、雪道などでは後輪にも適切にトルク配分をし、安定感のある走りを実現しています。
最低地上高も185 mmの高さを確保していることもあり、ある程度の深雪でも対応できるため、中程度の積雪地帯から豪雪地帯に至るまで幅広く対応できると言えるでしょう。
スズキ ソリオ
最後は、スズキの基幹車種でもある、スズキ ソリオです。
ソリオが搭載する4WDシステムは、ビスカスカップリング式で、様々な4WD車の中で採用されているローコストでシンプルな方式です。
この4WDシステムは、フィット同様に通常は前輪駆動で走行するので2WD車と変わりませんが、雪道などを走行すると前輪と後輪でトルク配分が変わり、4WD走行に移行します。
いわゆる「生活四駆」に該当するため、深雪では走破性に問題が出てくることもあり、たまにレジャーで多少の積雪地帯へ出かける方向きと言えます。
雪道に強い車でミニバンはある?
ファミリー層に圧倒的な人気のミニバンですが、家族で出かけることが多い分、雪道を走る機会も少なからずあると思います。
ミニバンも多くの車種で4WDの設定がありますが、セダン同様に最低地上高がそれほど高くないことが多いため、深雪路や凹凸のある雪道に強いとは言えません。
そんな中、ミニバンでありながら悪路走行を前提に開発されたアクティブミニバンが、デリカ D:5 です。
特筆すべきはその最低地上高。なんと、ミニバンとしては異例の185 mmも確保されています。
路面情報を的確に読み取り、電子制御によって安定した走りを楽しめるということもあり、ミニバンの中では一番雪道に強いと言ってもいいでしょう。
雪道に強い車でコンパクトsuvはある?
一番雪道に強そうなコンパクトSUVは、トヨタ ライズです。
先述の通りライズの4WDは、「ダイナミックトルクコントロール4WD」と呼ばれるもので、通常走行時は後輪へのトルク配分を抑えて燃費を稼ぎながら、雪道などでは適切にトルク配分をし、安定感のある走りを実現しています。
最低地上高も185 mmも確保されていることもあり、ある程度の深雪でも対応できるため、コンパクトSUVの中では一番雪道に強いと言えるでしょう。
雪道に強い車を選ぶポイントは?
ここまでの調査でわかった雪道に強い車を選ぶポイントを以下にまとめます。
- 駆動方式が4WDであり、その中でも常時稼働するフルタイム4WDか電子制御されたアクティブ4WDであること
- 最低地上高が150 mm 以上であること
- 軽自動車であればターボモデル、普通車であれば1,500cc以上の排気量であること
「雪道に強い車 コンパクトカー」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:雪道に強いコンパクトカーを参考に自分スタイルの車を探そう
今回はコンパクトカーを中心に雪道に強い車を調査しましたが、いかがだったでしょうか。
最近の車は4WDの設定がある車が多いため、1年の中で雪道を走る機会が多い方は絶対に4WDがおススメです。
ただ、今回紹介したように4WDの中にも色々なシステムがあるため、購入を検討する際は自分のライフスタイルに合った4WD車を選ぶと、より安全で安心のカーライフを送れると思います。
雪道で試乗ができる方は、ぜひご自分でも性能を体験してみてください!
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