ファミリー向け高級車のヴェルファイア。ヴェルファイアは、見た目のインパクトもあり、上質な乗り心地は高級セダンに匹敵すると言われています。
さらにインテリアのデザインもよく、完成された高級ワンボックスカーです。
現在新型ヴェルファイアはどのグレードを選んでも、7人乗りのみ販売されています。
2015年のモデルを最後に8人乗りは廃止され、現在の形で生産されています。
なぜ8人乗りは撤廃されたのか?7人乗りの方が需要があるのか?
そのような疑問について詳しく解説していきます。
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ヴェルファイアは何人乗り?
2008年にアルファードから派生した兄弟者として誕生しました。
その当時から7人乗りと8人乗りが発売されており、7人乗りのシートはキャプテンシートとなっています。
キャプテンシートとは一つの席になっており、独立されたシートのことを指します。
8人乗りのイメージがあるワンボックスカーを、わざわざ7人乗りにすることによって高級感を追加し、人気が急上昇。
今でもその勢いが衰えることはありません。
グレードと定員数を購入する際に選べるようになっているので、どちらが必要か検討した上で購入しましょう。
ただし、新車を購入する場合は7人乗りのみとなります。
ヴェルファイアの8人乗りは廃止されたの?
廃止という説明はなく、現在新型ヴェルファイアを購入する場合は、7人乗りのみの販売となっています。
家族で旅行に行く際や、親戚や友達など多人数乗せるイベントもあると思います。
そのような場合は8人乗りの方が有利です。
さらに釣りやキャンプなどのアウトドア道具を多く持っていく人にも、8人乗りの方が使い勝手がいいです。
このように8人乗りを要望する人も多数いるので、その要望に沿った形でラインナップに追加する可能性はあるでしょう。
新型ヴェルファイア7人乗りについて
なぜ新型ヴェルファイアは7人乗りのみの設定になっているのでしょうか。
8人乗りではなく7人乗りを選ぶメリットはあるのか、内装やデザインはどうなのか、など気になっている方が多いと思います。
ここから新型ヴェルファイアの詳細をみていきましょう。
スペック
現在のスペックは以下のようになっています。
グレード | エンジン/駆動 | 定員 |
Executive Lounge | ハイブリッド/2WD・E-Four | 7人 |
Z Premier | ハイブリッド/2WD・E-Four ターボガゾリン車/2WD・E-Four | 7人 |
このようにグレードは2つから選ぶようになります。
あとは高級な室内で優雅に乗りたいか、走行距離が多い為、ハイブリッドを選択するなど、用途や要望によってどれを選ぶか決めなければなりません。
内装
運転が楽しくなるようなインパネ周り、圧倒的なスケールの大型ナビゲーション、高級ファミリカーなだけあってカップホルダーやテーブルなどの装備も充実しています。
そしてなんといってもシートに座った時の快適性。
それがヴェルファイアの魅力です。
後部座席はおもてなしをする為に設計されており、Executive Loungeはテレビを楽しみながら、優雅にドライブを楽しんでもらえる空間になっています。
誰か特別な人を送迎する、などの使用目的で使われることもあります。
座席
シートは全て高級本革シートを採用しております。
どこの位置でも座り心地、触り心地ともに最高級です。
運転席、助手席には当然ですが、2列目シートにも快適温熱シートとベンチレーション機能が備わっています。
なので、一年中快適に車で移動することができます。
さらに2列目には、グレードによって少し違いますが、テーブルが収納されています。
したがってパソコンを開いて仕事をしたり、食事をすることができます。
Executive Loungeではモニターも標準装備なので、リムジンに乗っている感覚と同じ雰囲気を味わえます。
ヴェルファイアの魅力は?
アルファードの兄弟車として発売され、アルファードは上品さ、ヴェルファイアは力強さと先進性を謳って発売されました。
フロントの存在感もあり、見た目のかっこよさに多くの男性ファンが魅了されました。
見た目の印象とは裏腹に、内装はシンプルかつおしゃれで、装備も充実し、ファミリカー代表としての地位も獲得しました。
最新技術を駆使した、ハイブリットエンジンやターボガソリンの走行性能は申し分なく、街乗りやロングドライブでも快適に運転することができます。
ヴェルファイアの中古価格は?
中古車相場は約50万〜1350万円と幅広い金額となっています。
初期のものや状態があまり良くないものだと、値段は安いですが、新しい年式や状態がいいものは高くなっています。
新車購入価格より中古車相場の方が高くなっています。
コロナ禍や戦争の影響で車の購入が難しくなったことで中古車市場は活発になっています。
その上、ヴェルファイアの人気が上昇しているので値段が上がっている状況です。
新車価格も相当しますが、中古車の方がさらに高くなっています。
なので、ヴェルファイアが欲しくても、なかなか購入に踏み切れない人が多いと思います。
ヴェルファイアの8人乗りを購入したい場合は?
最新のヴェルファイアには7人乗りしかありません。
よって8人乗りが欲しい場合は中古車を探さなければなりません。
要望が多く8人乗りも今後追加される可能性はあるかもしれませんが、正確ではないので、中古車を探した方が無難でしょう。
しかし、現座8人乗りが設定されていないので、8人乗りが欲しい人が増えて価格が上がっています。
年式が古いのが好きな人は価格を抑えられるかもしれませんが、状態が良く、年式が新しいものは価格は高めです。
こういう状況ですので、何ヶ月も納車まで気長に待てる人は、新車を検討した方が良いかもしれません。
ヴェルファイアの7人乗りと8人乗りの違い
7人乗りと8人乗りでさまざまな違いがあります。
荷室の広さやシートアレンジ、価格といったところまで変わってきます。
用途や目的、自分が欲しいのはどちらかよく検討して購入してください。
実用性を重視するのか、少し遊び心を足すのかによっても、選ぶ基準が変わってきます。
荷室の広さ
荷室の広さは8人乗りの方が広いです。
7人乗りの方が広く使えそうなイメージですが、2列目のベンチシートを折り畳み、3列目を跳ね上げることで十分なスペースを確保することができます。
7人乗りの確保できるスペースは1750〜1780mmです。
8人乗りですと2025mmとなります。
7人乗りの最大積載モードで積める荷物は、トランクケース2つとスポーツバック1つが目安です。
8人乗りの場合はマウテンバイク2台積載可能です。
シートアレンジ
https://id-information.co.jp/kuruma/vellfire_7or8/
フラットにしたり、折り畳んだりと、さまざまなアレンジができるのは7人乗りになります。
荷物を乗せたい場合や、リラックスしたい場合によってポジションを変更し、目的によってシートアレンジすることが可能です。
7人乗りの助手席スーパーロングスライドでは、助手席に座るパートナーにリラックス空間を提供します。
2列目とほとんど横並びになる為、子供の世話などが可能となります。
8人乗りはリアシートフルフラットモードがあり、休憩や車中泊を快適にしてくれます。
7人乗りの場合は肘置きがあるので、ここまでフラットにはなりません。
豪華さ
快適な空間で豪華さがあるのは、やはり7人乗りです。
シートをスライドさせてリラックスできますし、テーブルが付いている最新車種では、食事をしたり、仕事もできます。
ヴェルファイアはそもそも高級車なので、8人乗りでも豪華さはあります。
シートの質感や細部へのこだわりがあり、さすが高級車といったところです。
ベンチシートにしても、ミドルクラスのミニバンに比べると全然違います。
人気車種なのでカスタムパーツは豊富にあります。
イメージを少し変えたいのであれば、カスタムしてしまえば豪華にすることも簡単にできるでしょう。
車中泊する場合
https://id-information.co.jp/kuruma/vellfire_7or8/
車中泊をする場合は、8人乗りの方が有利です。
シートがフルフラットになるので、マットレスを引けばそのまま就寝可能です。
7人乗りでも車中泊をすることは可能ですが、肘置きがあるためどうしても凹凸が存在します。
疲れをしっかり取る為には、フラットの方が良いでしょう。
マットレスを使えば、大人二人余裕で睡眠をとることができます。
ロングドライブでの疲れは横になって休みたいものです。
販売比率
どちらも人気車種であることに変わりはないのですが、7人乗りの方が販売されています。
シートパターンアレンジの多さや、スペースの快適さといったところが大きな理由です。
グレードの選択肢も7人乗りの方が多いため、7人乗りが良く売れる理由になります。
8人乗りの方が、人数も多く乗れて、フラットにすることで快適にできたりと、有利な気もします。
しかし、高級感あふれるヴェルファイアは、ゆったり快適に乗れる、7人乗りの方が人気みたいです。
価格
7人乗りの方が高く設定されています。
やはりシートの専用装備品などが多く、8人乗りのシートより複雑になっているため、7人乗りの方が高い価格となっています。
しかし価格は7人乗りの方が高いですが、販売台数は上です。
価格だけで選ぶのではなく、好みや目的で選ぶようにしましょう。
現在ここまでの人気車種ですと、リセールバリューも良いです。
買う時から売ることを考える人は少ないと思いますが、車を買い替える時期になっても買ってよかったと思える車です。
ヴェルファイアの7人乗りのメリットとデメリット
7人乗りのメリットデメリットを紹介します。
自分や家族にとってメリットが多い場合は7人乗りを購入するのが良いでしょう。
メリット
7人乗りのメリットは以下の通りです。
- 一つシートが少ないことで快適なスペースがある
- ウォークスルーができる
- シートアレンジが豊富
などが挙げられます。やはりシートが一つ少ないことで快適に過ごせることが一番のメリットだと言えます。
そして7人乗りの方が売れる理由としても挙げられます。
デメリット
デメリットは以下の通りです。
- 荷室のスペースが狭い
- 8人乗りより値段が高い
- 車中泊の際、快適性は若干劣る
こちらは金額的なデメリットが大きいのではないでしょうか。
元々高級車ですので、さらにコストが上がってしまうのは考えものです。
現在人気である車中泊旅には、7人乗りはフルフラットにはならないので、その点がデメリットとして挙がります。
ヴェルファイアの8人乗りのメリットとデメリット
8人乗りの良さももちろん有りますが、デメリットもあります。
7人乗りと検討して、どちらが家族や自分の好みに適した車種なのか検討してください。
メリット
8人乗りのメリットは以下のようになります。
- 収納スペースを広々と確保できる
- フルフラットになり、のびのびと車中泊できる
- 7人乗りよりも価格が安め
荷物がたくさんある場合に大きいメリットです。
旅行に家族で行く際にスーツケースも楽々載せれます。そして価格が抑えられていることは重要なポイントです。
デメリット
デメリットは次の通りです。
- 3列目の乗り降りが面倒
- グレードの選択肢が少ない
- 専用装備品など豪華さに欠ける
金額が抑えられている以上は仕方がないことではありますが、7人乗りに比べて豪華さに欠けてしまいます。
専用のテーブルや専用のカップホルダー、温熱・ベンチレーション機能付きシートなどの装備はつけることができません。
家族と検討した上で、7人乗りか8人乗りを選びましょう。
7人乗りか8人乗りかで迷ったときは?
7人乗り、8人乗りのメリット、デメリットを紹介してきました。
メリット、デメリットを考えた上で以下のポイントを考えて選ぶと良いでしょう。
- アウトドア好きなら8人乗りがいい
- 車中泊や荷物が多い人は8人乗り
- ラグジュアリーで優雅な空間を満喫したいなら7人乗り
家族や友人5人乗せて、後ろにはキャンプや釣りといったレジャーアイテムを収納することもできます。
車中泊は7人乗りだと完全なフラットではないので、快適に寝ることを考えると8人乗りの方が良いです。
同じことの繰り返しですが、7人乗りの2列目は快適です。
優雅にドライブを楽しみたい場合は、7人乗りを選びましょう。
値段は上がってしまいますが、最高級で優雅なドライブが待っています。
どちらを選んでも、間違いなく良い車であることは間違いありません。良く検討してから購入しましょう。
「ヴェルファイア 何人乗り」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:新型以外であれば8人乗りも検討可能
この記事ではヴェルファイアについて紹介してきました。
7人乗り、8人乗りどちらを選んでも、生活を快適にしてくれることは間違いありません。
男性の心を虜にするカッコイイデザインや内装、女性に優しい気の利いた装備の数々、どれをとっても高級感があり所有欲が満たされます。
7人乗りで快適さを求めるか、8人乗りでアウトドアや趣味に没頭するか、人それぞれ目的が違います。
最終的には自分が本当に欲しいものを選んで後悔しないようにしてください。
この記事が皆様のヴェルファイアを検討する際の参考になれば幸いです。
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