中古のプリウスα、購入する前にちょっと待って!
この記事では、見た目の良さだけではないプリウスαの中古車事情を深堀り解説します。
購入時の隠れた落とし穴や、思わぬ問題点をわかりやすく解説し後悔しないための大切な情報をご紹介します。
中古のプリウスαは本当にお得なのか?それとも他の車種に方がいいのか悪いのかこの記事でその答えを見つけて後悔しない選択をしてください。
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プリウスαの中古はやめたほうがいい?
プリウスαは燃費の良さや快適な乗り心地で知られていますが、中古車として購入する際には特に注意が必要です。
最も重要なのは、中古車の状態とそのメンテナンス履歴を徹底的にチェックすること。
ハイブリッド車特有の問題として、一番気にしなければいけないのがバッテリーの寿命や交換です。
バッテリー交換はとても高額になる可能性があるため、購入前にバッテリーの状態や交換歴を確認することが非常に重要です。
長期間使用された車では、他の機械部品の摩耗や故障のリスクも考慮する必要があり、さらに、中古車市場におけるプリウスαの価格動向も重要なポイントになります。
市場価格が適正かどうかを判断し、過剰な価格での購入を避けるために、相場を理解しておくことが大切です。
プリウスαの中古はやめたほうがいいと言われる理由は?
修理費が高い
プリウスαの中古車に関して修理費が高いと言われる主な理由の一つは、ハイブリッドシステムへの相当な投資により、他の部分でコスト削減が行われているためです。
要は価格の大半がハイブリッドシステムに注がれているため、他の部分は脆い設計になっているということです。
この影響で、ボディ剛性の低下などが生じ、長期間使用すると異音や違和感が生じることがあるなどネットでは言われています
また、特にプリウスαではハイブリッドシステム関連の部品の修理費用が高額になることが多いと言われています。
平均の相場として、インバーターの交換には30万円以上、ハイブリッドバッテリーの交換には20万円程度が必要とされています。
バッテリー交換の費用が高い
プリウスのバッテリー交換費用は、補機バッテリーと駆動用バッテリーの2種類があり、それぞれ交換費用に大きな違いがあります。
まず、補機バッテリーの交換費用に関しては、比較的安価で済むことが多いです。
具体的には、バッテリー本体の価格は約3〜5万円程度で、作業工賃も数千円で済むケースが多いとされています
これは一般的なガソリン車のバッテリー交換と同等の価格帯です。
一方、駆動用バッテリーの交換費用は高額になる傾向があり、その金額はおおむね10〜20万円程度とされています 。
また、ある情報によると、リチウムイオンバッテリーの場合、プリウスαのバッテリー交換費用は30万円程度になるとも言われこれは、ハイブリッド車特有の高電圧・大容量バッテリーのため、交換には専門的な知識と技術が必要であり、それが費用を高くしている要因になっています。
プリウスαのバッテリー交換は、個人で行うことも可能ですが、特に駆動用バッテリーの交換は難易度が高く、整備工場での交換・整備依頼が不可欠です 。
バッテリーの交換時期の目安としては、新車から10年以上経過したり、走行距離が15万km前後になった時とされていますが、車両の使用状況によってはこれよりも長持ちすることもありますし、短くしてダメになるケースもあります。
バッテリー交換費用を抑えるためには、トヨタのメーカー保証を利用するということの他に、部品を購入して持ち込みで交換を依頼する、または専門業者に依頼するなどの方法がありますが、ハイブリッドシステムを導入している車の心臓部分ともなりますのでバッテリーの品質や安全性にも注意が必要です。
馬力がない
一部ではパワー不足を感じるとの声があります。
特に、より大きなエンジンを搭載した車種や大型車と比較すると、加速力が劣るとの指摘があります。
エコモード時の加速については、2400ccのアルファードと比べて車体が軽いにも関わらず劣っているという意見も見られます
総じて燃費の良さや静かな乗り心地、信頼性などは高く評価されていますが、スポーティな走行感を求めるユーザーには物足りない可能性があると言えます。
故障しやすい
多くの評価を見てもプリウスαは信頼性が高いと評価されていますが、故障が全くないわけではありません。
特に注意すべき点は、ハイブリッドシステムに関連するトラブルと、経年劣化による一般的な車両のトラブルです。
ハイブリッドシステム関連のトラブルには、インバーターの電子部品損傷やハイブリッドバッテリーの交換が必要なケースが含まれますが、これらは100,000円を超える高額な修理がほとんどです。
ハイブリッドシステムの故障は、新車登録から5年間または走行距離100,000kmの保証期間内であれば無償修理が可能ですが、その期間を過ぎると自費での修理となります。
一方で、プリウスαは経年劣化による細かいトラブルも発生する可能性も多く。
たとえば、走行距離が多くなるにつれて、サスペンションのオイル漏れやエンジンからの異音・振動などのトラブルが増えることがあります。
7人乗りは座席が狭い
プリウスαの7人乗りモデルに関する座席の狭さについては、主に3列目の座席に問題があります。
大人が3列目に座る場合、足元のスペースがほぼありません。
また3列目のシート自体は若干薄めの設計で、品質面で他の座席との差異があるとされています。
そもそも3列目のシートが「補助シート」としての役割を担い、常時使用する座席というよりは、必要に応じて使用する座席という位置付けになっているためです。
そのため、7人が常時乗車する用途として考えるのはやめた方がいいでしょう。
プリウスαを購入して後悔した口コミ
ナビがポンコツすぎる
遮音性が悪い
燃費は期待通りだが、視野が狭く運転しづらい
視野が狭い。3列目のシートが思ったより狭い。
カーセンサー
思っていたより・・・という声もありますが、それでも良い車とう評価もありますね!
プリウスαの中古が良いと言われる部分は?
プリウスαの中古車が良いと評価される理由にはいくつかの点があります。
まず、燃費の良さが最大の魅力です。
プリウスαは、その高い燃費効率で知られており、多くのユーザーが20km/L以上の燃費を経験しています。
次に、信頼性と耐久性が良いことです。
プリウスαは、長期間にわたる信頼性の高さで知られており、中古市場においてもその品質は高く評価されています。状態の良い中古車は、新車に匹敵する性能と言われるほど劣化の少ない車です。
また、プリウスαは室内の広さと実用性においても満足しているユーザーが多く広い室内空間と荷室は、家族や大人数のグループでの移動に適しており、特に子供連れの家族にはありがたい車でしょう。
5人乗りと7人乗りのバリエーションがあり、用途に応じて選ぶことができるところもいいところです。
さらに、ハイブリッド車特有の静かな運転感もプリウスαにはあり静かな走行は都市部での運転において快適さを感じさせてくれ、環境にも優しい車です
プリウスαの中古を購入する際の注意点
エンジン制御システムの劣化
プリウスαの中古車を購入する際に注意すべき最も重要な点は、エンジン制御システムの劣化です。
プリウスαはハイブリッド車であり、その性能はエンジンとハイブリッドシステムの複雑な相互作用に大きく影響を受ける車です。
時間の経過とともに、エンジン制御システムや関連部品は自然な摩耗や劣化が生じる可能性があります。
中古車購入時には、エンジンの状態、特にハイブリッドバッテリーやインバーターなどの重要部品の健全性をチェックすることが非常に重要。
ハイブリッドバッテリーは特に、劣化すると交換が必要になることがあり、これは高額な修理費用につながる可能性があります。
また、エンジンの動作状態や異音、警告灯の有無、過去のメンテナンス記録なども確認しておきましょう。
信頼できる専門家に診断を受け、エンジン制御システムの健全性を確認してから購入の検討に入りましょう。
多くの口コミやユーザーレビューでは、プリウスαの多くのユーザーが燃費の良さや信頼性を高く評価していますが、中古車として購入する場合は、特にハイブリッドシステムの状態や全体的な車両のメンテナンス状況に注意を払う必要があります。
走行距離
言わずとも走行距離が多い車両は一般的に、より多くの摩耗や劣化が進んでいる可能性が高いです。
プリウスαのようなハイブリッド車では、走行距離が直接ハイブリッドシステム、特にハイブリッドバッテリーの寿命に影響を与えることがあります。
ハイブリッドバッテリーは通常、長い期間や多くの走行距離にわたって性能を維持しますが、経年劣化や使用頻度によって性能が低下することがあります。
バッテリーが劣化すると、燃費が悪化したり、最悪の場合、交換が必要になることもあります。
また新しいハイブリッドバッテリーは高価であるため、交換するとしても大きなリスク、コストがかかる要因になり得ます。
走行距離が多い車両は、エンジンやトランスミッションをはじめとする他の重要な部品も同様に摩耗している可能性があります。
修復歴
修復歴がある車両は過去に事故に遭い、大きな修理や部品の交換を経験している可能性があります。
これは車両の安全性、信頼性、さらに将来的な再販価値に大きく影響を与えるので注意が必要です。
修復歴のある車両は、修理の質や範囲によっては、元の性能や安全性が完全に回復していない可能性があります。
特にフレームや重要な構造部分の損傷は、車両の整合性に影響を与えるため、これらの領域に修復歴がある場合は特に注意が必要です。
修復歴の有無を確認するためには、車両の詳細な履歴レポートの確認や、専門家による徹底的な検査が必要です。
中古車販売店やディーラーは、通常、車両の履歴に関する情報を提供する責任がありますが、中には肝心な内容が書かれていない時もありますので、ご自身での確認が必要です。
さらに、車体のパネルに色の不一致や隙間、塗装の仕上がりの品質などをチェックすることも有効です。
これらは修復作業の質を示す指標になります。
電子部品などの各種部品
プリウスαの中古車を購入する際、電子部品や各種部品の状態に注意を払うことが重要です。
プリウスαはハイブリッド車であり、多くの高度な電子部品とシステムを搭載しているのでこれらの部品は車両の性能に直接影響を与え、劣化や故障があると性能低下や安全性の問題を引き起こす可能性があります。
特に重要なのは、ハイブリッドバッテリー、インバーター、エンジン制御ユニットなどの主要な電子部品です。
このような電子部品は複雑で高価なものがほとんどで、故障や劣化が起きた場合、修理や交換にかなりの費用がかかる可能性があります。
特にハイブリッドバッテリーは、車両の走行距離や年数によって劣化しやすい部品であり、その劣化状態を確認することは非常に重要です。
その他の電子部品やシステム、ナビゲーションシステム、エアコン、電動アシストステアリングシステムなども、機能不全や故障があるかどうかをチェックするしておきましょう。
また、ABSやエアバッグシステムなどの安全装備が正常に機能しているか確認、いわゆる走行安全システムのチェックも重要です。
中古車購入の際には、最低限これらの部品の状態を自分で確認することをおすすめしますが、専門的な知識が必要な場合がほとんどですので、信頼できる専門家や整備士に依頼することも検討してください。
バッテリー
前途に述べましたように、プリウスαはハイブリッド車であり、その性能と効率は大きくハイブリッドバッテリーに依存しています。
バッテリーの劣化は、車の性能に直接的な影響を及ぼすため、中古車購入時のチェックリストには必ず含めて置いてください。
バッテリーの劣化の兆候としては、燃費の低下や加速力の減少があります。
また、バッテリーの充電レベルが不安定になることもあり、これらの問題は、バッテリーの効率が低下していることを示している可能性があります。
バッテリーの状態を確認する際には、車両の走行距離と年式を基準に判断することが多く一般的に、走行距離が多い、または古い車両は、バッテリーの劣化が進んでいると思って良いでしょう。
しかし、適切なメンテナンスと使用状況によっては、バッテリーの寿命は延びることがあります。
バッテリーの交換履歴の有無も重要なチェックポイントです。
最近交換されたバッテリーは、車両の価値を高める要因になり得ますが、交換されたバッテリーがどんなバッテリーなのか、純正品ではない場合はその品質や適合性も確認する必要があります。
サスペンションやブレーキ
サスペンションの劣化は、乗り心地の悪化や運転中の不安定さを引き起こす可能性があります。
サスペンションをチェックする際には、不自然な騒音、過度の振動、車体の偏った傾きなどがないか注意深く観察し、ショックアブソーバーやスプリングなどの部品に漏れや損傷がないかもチェックしておきましょう。
ブレーキシステムに関しては、ブレーキパッドの摩耗状態、ディスクの状態、ブレーキ液のレベルと品質を確認する必要があります。
ブレーキ時の振動や異音、反応の遅れなどは、潜在的な問題の兆候である可能性があり、特にハイブリッド車では、再生ブレーキシステムの機能も重要な部分になってきます。
もし購入前の試乗できるのであれば、これらのシステムの動作を確認し、運転中の異常な挙動や応答性に注目してください。
ハイブリッド車特有のシステム部分
プリウスαの中古車を購入する際の重要な点としては、ハイブリッドバッテリー、インバーターとエンジン制御ユニット、再生ブレーキシステムの状態を確認することが挙げられます。
このバッテリーは車両の重要な部分で、時間の経過と共に劣化するのは仕方ない事ですが、劣化したバッテリーは燃費や車両の性能に影響を与え、交換が必要になることがありますが、交換するとなるとほとんどが高額な費用がかかります。
インバーターとエンジン制御ユニットの状態も重要で、これらの部品はハイブリッドシステムの核となる部分で、劣化や故障があると車両の性能に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
また、再生ブレーキシステムのチェックですがこのシステムは、ブレーキの際に発生するエネルギーを利用してバッテリーを充電するもので、効率的に機能していない場合、燃費に悪影響を与える可能性があります。
プリウスαの中古相場は?
プリウスαの中古車市場について、現在の相場は約39.9万円から338.8万円の範囲にあります。
グーネット
この価格範囲は、年式や走行距離、車の状態によって大きく異なります。
カーセンサーnetによると、プリウスαの中古車価格帯は50万円未満から300万円以上に及んでいます この広範な価格帯は、車両の年式、走行距離、グレードによって変動します。
カーセンサー
具体例として、2014年式のプリウスαが約77.0万円から89.8万円で販売されている例があり、これは支払総額で約86.4万円から104.1万円となります。
また、ガラスルーフやパワーシートを備えた高価なグレードは、車両本体価格で219万円程度になることもあります
カーセンサー
要点をまとめると、プリウスαの中古車相場は、車の年式や状態、装備によって大きく変わります。
購入時には、これらの要因を考慮し、複数のリストを比較することが重要で個々の車の状態や販売者の評判を示す口コミ情報も参考になるでしょう。
プリウスαの中古が安い理由は?
プリウスαの中古車が相対的に安価に取引されている理由は下記のような内容が多いです。
- バッテリーの寿命と交換費用: プリウスαはハイブリッド車であり、バッテリーの寿命や交換費用が購入者にとって大きな懸念事項となっていてバッテリーの寿命は約8〜10年、または走行距離が15万〜20万キロに達した場合に交換が必要となり、交換費用は約20万円程度とされています。
- 修復歴がある車の存在: 修復歴がある車両は市場価格が下がりやすいです。
- プリウスαには高電圧のバッテリーやインバーターなどの電気系統が多く搭載されており、これらの部品を事故や故障で交換する際に高額な費用がかかるため、修復歴のある車両が市場に出回りやすいとされています。
- 最新技術や装備の不足: プリウスαは2011年に発売され、2021年3月に生産終了しました。
- このため、最新のトヨタ車に比べて燃費や安全性能、快適性などが劣っているとされています。
- 4WDモデルの不在: プリウスαには4WDモデルが存在せず、FFモデルのみとなっているため日本の地理的な条件を考慮すると、4WDが好まれる地域も多いため、4WDモデルがないことが敬遠される理由の一つとなっています 。
プリウスαの中古車を購入する際は、これらの要因を十分に考慮し検討して下さい。
バッテリーの状態や交換費用、修理費用などを確認し、自分の予算や必要な機能、ライフスタイルに合ったグレードを選ぶことが重要です。
プリウスαをおすすめできない人は?
プリウスαをおすすめできない人の特徴をまとめると、以下のようになります。
・大人数の乗車が必要な人
・広い車内空間を求める人
・走行性能を重視する人
・最新の安全装置や機能を求める人
・スライドドアのある車を求める人
プリウスαは燃費の良さや静粛性が評価されている一方で、乗車人数や車内空間の広さ、最新の機能など、個々のニーズによって適合するかどうかが異なります。
プリウスαがおすすめな人は?
プリウスαがおすすめな人の特徴は、以下のようにまとめられます。
・燃費効率を重視する人
・静かな走行を好む人
・コストパフォーマンスを求める人
・デザインを重視しない人
・一般的な道路利用が多い人
プリウスαは燃費効率を重視し、静かな走行を好み、コストパフォーマンスを求める人、特にデザインにこだわらない人は良い車だと思います。
また、主に一般道路での運転が中心の人には静寂性とスムーズな運転ができるプリウスαは向いていると思います。
「プリウスα 中古 やめたほうがいい」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:プリウスαを中古で購入する際は様々な部分を考慮しよう
中古のプリウスαをお求めの方、どうだったでしょうか?
是非購入を決める前に、今回述べたいくつかの重要なポイントを考慮し検討して下さいね。
特にハイブリッドバッテリーの寿命や交換コスト、最新技術の欠如、4WDモデルの不在、修復歴のある車両の存在が価格に大きな影響を与えることは間違いありません。
これらは車両の長期的な維持費や価値に直接関わるため、慎重に調査し時には見直しをかける事も一つです。
あなたのニーズに最適な車を選ぶために、これらの点をしっかりと検討しましょう。
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