高齢者は身体能力の低下により、足腰に不安をお持ちの方が多いものです。
車の乗り降りの際に足を上げたり、座席から立ち上がる何気ない動作が負担になり、怪我の恐れも出てきます。
そんな高齢者が乗り降りしやすい車といれば、ゆったり大きな車を想像される方が多いと思いますがコンパクトカーや軽自動車にも便利でおすすめな車はたくさんあります。
今回は、そんなコンパクトカーや軽自動車を紹介していきます。
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高齢者が乗り降りしやすい車でコンパクトカーを紹介
様々な大きさや形があり、好みやライフスタイルに合わせて選択できるのがコンパクトカーです。
また、小回りが効き運転がしやすいのも魅力です。
そんなコンパクトカーの中から高齢者が乗り降りしやすいおすすめの車種を7つご紹介します。
トヨタ タンク
高齢者の乗り降りにおすすめのコンパクトカーの1つ目はミニバンの魅力を凝縮したといわれるトヨタのタンクです。
乗り降りを楽にする第一のポイントは後部座席の開口部の広さです。
タンクは開口部の広いスライドドアになっており、ボタン一つで自動開閉するパワースライドドアも装備しています。
ドアの開閉に力を使うこともありませんし、駐車場で隣の車にドアをぶつけるなどのトラブルも防ぐことができるパワースライドはとても便利な機能です。
また、乗り降りや座席から立ち上がる際の支えとなるアシストグリップが縦に長い仕様になっており、どんな身長の方でも楽にグリップを使うことができます。
横幅の広い後部座席は、6対4の分割シートで、シートの広い方に座ればゆったりと座ることができます。
座席のスライド幅も広いので足元に余裕を持たせたり、全席との距離を近づけたり高齢者自身の乗りやすい座席の位置に調整できる点も優秀です。
スズキ ソリオ
次にご紹介するのは車体はコンパクトですが、室内の広いスズキのソリオです。
ソリオは先ほどご紹介したトヨタのタンクよりもさらに天井が高く、乗り降りの開口部も広いため、背中を屈めることなく楽に乗り降りができるデザインとなっています。
車に乗り降りする時の段差であるステップ高も低いため、車に乗るために足を高く上げる必要もありません。
また、車の外に出ることなく、前席と後部座席の移動ができるセンターウォークスルーとなっているため、要介護の方など急な手助けが必要な時も便利で運転者にとっても嬉しい仕様です。
日産 ノート
続いては静かで心地良い走行で人気の日産のノートです。
これまでご紹介した2車種のようにスライドドア仕様ではないので乗り降りの際の負担は大きいと言えます。
しかし、コンパクトカーの中では圧倒的は静粛性能を誇るノートは走行中もエンジン音が気にならずに乗車できます。
高齢者にとって長時間、車に揺られることは体に負担のかかることですが、走行中の段差による振動があまり気にならないため、快適にドライブを楽しむことができます。
乗り降りの際に足を上げたり、立ち上がったりといった動作に問題がなく、家族でまだまだ遠出を楽しみたい高齢者におすすめの車です。
トヨタ シエンタ
次にご紹介するのはトヨタのコンパクトミニバンであるシエンタです。
ステップ高さが330㎜と非常に低く、フラットな仕様でミニバンと呼ばれる車の中でもトップクラスに乗り降りのしやすい車と言えます。
センターピラーの内側が指のかかりやすい形状になっており、アシストグリップのような突起ではないため、体にぶつけるといった心配もなく、安全に乗り降りをサポートしてくれます。
また、パワースライドも全グレード標準装備で非常に乗り降りへの配慮がなされた車になっています。
足元はもちろん、天井の高さも1,300㎜でゆとりがあり、開放感が感じられる十分な広さとなっていることも魅力です。
ホンダ フリード
続いてはホンダのコンパクトミニバン、フリードです。
車のサイズ感としては先ほどご紹介したシエンタとほぼ同等ですが、室内の広さはフリードの方が少し広く、空間に余裕を持ってゆったりと乗りたい高齢者の方におすすめです。
1列目のシートの座面の形状にも工夫があり、ひざ回りのスペースによりゆとりを感じられるデザインで快適に座れます。
ステップ高はシエンタより少し高く390㎜となっていますが、それでも乗り降りのしやすさに十分な低さとなっています。
また、フリードは2列目の座席にも両側にアームレストがついており高級感のある内装で心地よいドライブを楽しむことができます。
トヨタ ルーミー
続いてご紹介するのはトヨタのルーミーです。
こちらは先ほどご紹介したトヨタのタンクとベース車が同じで、ほぼ同等スペックの車となっています。
タンクと同様に高齢者の方が乗り降りしやすい広い開口部のスライドドアと室内空間を備えています。
この2車の違いはルーミーの方が若干車体の長さが長い点と、一番の違いは外観デザインとカラーバリエーションです。
また、タンクとルーミーは2020年にマイナーチェンジをした際に統合され、現在はルーミーに1本化されています。
タンクは生産が終了しているので、新車価格を比較することはできませんが、中古車価格でいうとタンクの方が安価な傾向があります。
タンクとルーミーで迷っている方は、どちらのデザインが好みなのかや販売価格も参考にすると良いかと思います。
ホンダ フィット
次のおすすめは2020年にフルモデルチェンジをしたホンダのフィットです。
スライドドア搭載の車ではありませんが、フロントドアは90度近くまで大きく開くことができます。
まだご自身で運転ができる高齢者の方は大きく開くドアでスムーズに運転席へ乗り込めます。
後部座席も同様にドアが大きく開く設計になっています。
また、フロアに値するシート座面の高さであるヒール段差が大きく、姿勢を大きく変えずに乗り降りができます。
これにより立ち上がり時や腰を下ろす瞬間に楽と感じる方が多いようです。
ご自身で運転される方にもされない方にも足腰への負担軽減が考慮された車です。
高齢者が乗り降りしやすい軽自動車のおすすめは?
小さな車体で運転がしやすく、維持費の面でも経済的なのが軽自動車です。
小さい軽自動車ですが天井が高く、視界が広いため開放感を感じられる車が多くあります。
その中から高齢者が乗り降りしやすいおすすめの車種を5つご紹介します。
ホンダ N-BOX
まず、ご紹介するのは軽自動車販売台数第1位のホンダのN-BOXです。
軽自動車最大級の広さと高い実用性がその人気の理由です。
軽自動車ながらミニバン並の前後シート間隔でゆったりと座ることができます。
もちろんステップ高は低く、乗り降りの際の足腰の負担も最小限です。
また、後部座席はフルフラットにでき、はね上げ式の座席で手軽に広い空間を作ることができます。
荷物の出し入れもしやすく、幅広い場面で柔軟に活躍する車です。
ダイハツ タント
2つ目のおすすめ車種はダイハツのタントです。
タントはオプション仕様ですが、ドアの開閉に合わせて車体の下からステップが展開されるオートステップが装備できる軽自動車です。
オートステップを装備することで圧倒的に乗り降りの負担を軽減することができます。
また、大きく太い掴みやすいデザインのアシストグリップが乗り降りをサポートしてくれます。
クッション性の良いシート設計で長距離移動の負担も比較的軽く、快適なドライブが楽しめるのもポイントです。
スズキ ハスラー
次にトールワゴンとSUV車の要素を兼ね備えたスズキのハスラーをご紹介します。
ハスラーはスライドドアではありませんが、SUV車としてはステップ高が低めの設計です。
ヒール段差も高いことで姿勢を大きく変えることなく高齢者が乗り降りしやすい構造となっています。
また、シートに適度な硬さがあることから足腰に力が入りにくい高齢者にとって立ち上がりやすくなっていることも利点です。
送迎などで高齢者を乗せる機会があるけれど、アクティブな印象の車が好きな方におすすめです。
スズキ スペーシア
続いて充実したスライドドア機能が魅力のスズキ スペーシアをご紹介します。
スペーシアはスライドドアの予約ロックの機能を搭載することができ、パワースライドドアが閉まるのをじっと待つ必要がありません。
これは乗り降りの際、バタついてしまいがちな高齢者にとってとても便利な機能です。
軽自動車の中でもヒール段差が高めになっており、姿勢を大きく変えず乗り降りができる車種です。
後部座席の両側にある大きく掴みやすいグリップも高齢者の乗り降りを快適にサポートしてくれます。
また、車内全体が適温になるよう空気を循環させるサーキュレーターが搭載され、車内環境の快適さにも気配りのある車種です。
日産 ルークス
最後にご紹介するのは、日産のルークスです。
先程ご紹介したスズキのスペーシアに次いでヒール段差が大きく、高齢者にとって乗り降りしやすい設計になっています。
大きく掴みやすい安心感のあるアシストグリップも嬉しいポイントです。
後部座席の天井の高さは1,390mmと高く、小さく屈む必要もありません。
また、ハンズフリーで大きく開くことのできるスライドドアは、高齢者をサポートしながらドアを開けなければならないような場面にとても便利です。
高齢者が乗り降りしやすいsuv車はある?
アクティブなビジュアルや高い走破性が人気のSUV車ですが、ステップが高く乗り降りに難のある車種が多いです。
しかし、高齢者でも乗り降りしやすいSUV車はあります。
乗り降りのしやすいSUV車を選ぶポイントは、大きく分けて以下の2点です。
・ステップ高が低いこと
・ヒール段差が高いこと
この2点を考慮したおすすめのSUV車は
- トヨタ ハリヤー
- スズキ クロスビー
- マツダ CX-3
- トヨタ レクサスUX
などがあげられます。
高齢者と一口に言っても身体能力や身長に個人差があります。
一緒に乗られる高齢者の方が乗り降りしやすいと感じる車種を実際に試乗して確かめると良いと思います。
高齢者が乗り降りしやすい車の特徴は?
ここまで様々な車種を紹介してきましたが、ここで高齢者が乗り降りしやすい車の特徴をまとめます。
ポイントは以下の5点です。
・スライドドア仕様であること。
・ステップ高の低い低床フロア設計であること。
・ドアの開口部が広いこと。
・適度なヒール段差があること。
・アシストグリップが付いていること。
特に足腰に不安を抱える高齢者にとって足を大きく上げずに乗り込める低床フロアは転倒のリスクを軽減する役割もあります。
また、ヒール段差が小さい座席から立ち上がることは腰や膝に大きな負担がかかります。
何気ない動作ですが、楽に立ち上がるためには適度なヒール段差があることが重要です。
車を選ぶ時の注意点は?
最も大切なことは乗車する高齢者の身体能力など、介護の状態を考慮することです。
ご自分での乗り降りが困難な場合は運転者と高齢者双方の負担やリスクを考え、福祉車両も視野に入れて検討することをおすすめします。
今回、ご紹介したコンパクトカーや軽自動車にも福祉車両展開がありますので、詳細は各メーカーのホームページなどでチェックしてみてください。
また、高齢者の乗車だけが車の活躍する場面ではないと思います。
買い物などで大きな荷物を乗せたり、家族旅行へ行ったりと車を使う場面はライフスタイルによって様々です。
お車を選ぶ時は、ご自分の生活にあった車選びを心掛けてください。
「高齢者 乗り降りしやすい車 コンパクトカー」を検索する人が思う質問4選
まとめ:乗り降りしやすい車を参考にライフスタイルに合わせた車選びを!
今回は高齢者が乗り降りしやすいコンパクトカーと軽自動車についてご紹介しました。
全てお読みいただき、ありがとうございます。
ご紹介した乗り降りしやすい車を参考に、高齢者の方の身体能力や家族構成など、ご自身のライフスタイルに合わせた車を選んでいただければと思います。
一緒に乗る家族みんなにぴったりな車で楽しく快適なカーライフをお過ごしください。
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