セレナの中古が安い理由は?ひどい?やめとけ?セレナの中古を購入する際の注意点も紹介!

日産を代表するミニバン「セレナ」

そのセレナの中古価格が安いと言われているのはご存じでしょうか。

セレナが欲しくてもあまりにも安いと不安になりますよね。

中古のセレナが安いと言われる理由はどこにあるのか。
壊れやすいのか?
走りが良くないのか?

実はセレナが安いと言われることにはいくつかの理由があります。

この記事で解説していくので、ポイントをしっかりと抑え、自分にピッタリな1台を見つけましょう

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セレナの中古が安い理由は?

たくさん流通されている

日産セレナは初期型となると1991年から発売されており、ロングセラーの車として有名です。

特に2016年から発売された5代目は、e-power車が追加されたことで爆発的な人気となり、かなりの流通量があります。

そのため、他社のミニバンと比較してもかなり市場価格が安い点が特徴です。

2023年11月時点においてもカーセンサーにおいて約10,000台の中古車両が出回っており、その流通量の多さが分かります。

流通量が多くなると、必然的に価格も低下傾向にあるため、他社のミニバンと比較しても比較的安価に購入することができます。

バッテリーの耐久性?

e-power車は駆動用バッテリーと補機バッテリーを搭載しており、基本的には駆動用バッテリーを交換することはないため耐久性を気にすることはないでしょう。

また駆動用バッテリーは5万キロ、10万キロのメーカー保証が付いているため、少なくとも10万キロは安心して使用できます。

一方で補機バッテリーは通常はエンジンを始動する際にセルモーターを駆動するために用いられます。

しかし、e-power車はエンジン起動は発電機で、そもそもセルモーターがありません。

そのため、ガソリンモデル、e-powerモデルを比較するとガソリンモデルの方が耐久性が低いと言えるかもしれません。

通常、補機バッテリーは3年くらいが寿命となりますが、現行セレナ(e-power車)に搭載されているバッテリーは、46B24Lとなり、高くとも10,000円以内で交換が可能なバッテリーとなっております。

ガソリンのモデルは人気がない?

6代目セレナにおいて、2022年11月に受注開始し、23年6月26日時点で累計受注台数が5万4,000台に達しました。

そのうちe-power車が全体の56%を占めており、直近では受注の6割程度まで増えています。

購入時点での価格差はあるものの、燃費などの面からe-power車が人気となっており、その分ガソリンモデルの価格は安くなっています。

現在、ガソリン車よりe-power車の価格差が約40万円程度となっているため、比較的長距離を利用するユーザーにとっては、燃費面を考慮すると決してガソリン車の方が安いという選択肢にもならないかもしれません。

モデル固有の故障がある?

セレナ固有の故障は特にありません。

しかし、セレナはロングセラーモデルの車であり、古いモデルになるもとかなりの高年式、高走行車両となります。

そのため、年式に伴った劣化による故障が発生するのは致し方ないことと言えるでしょう。

ライバル車より値段が低い

5代目セレナが爆発的にヒットしたおかげで、他のライバル車に比べ流通量が多いこともあり、値段が全体的に低くなっています。

ライバル車としてよく比較されている、トヨタヴォクシーの中古車平均価格は381.1万円であり、セレナの平均価格333.3万円と比較して50万円の差があることがわかります。

しかし、e-powerモデルの高年式、低走行車両では人気もあることもあり、決して安い相場ではないともいえます。

※中古車平均価格はカーセンサー新車カタログより引用。2023年11月19日情報

セレナの中古相場表

現在のセレナの新車時価格と中古車平均価格は以下の通りです。

  • 新車時価格:276.9万円~479.8万円
  • 中古車平均価格:333.3万円

※新車時価格及び中古車平均価格はカーセンサー新車カタログより引用。2023年11月19日情報

セレナの中古を購入する際の注意点

セレナは現行モデルにおいてガソリン車とe-power車とに分かれているため、使用用途においてどちらを選択するかしっかりと考える必要があるでしょう。

また選択するグレード、色によってもリセールバリューが大きく異なるため、その点をしっかりと考慮した上での購入が賢明と言えるでしょう。

中古のセレナを安く購入するポイントは?

価格だけで言うとガソリン車がe-power車に比べかなりお値打ちとなっているため、ガソリン車を狙うのも手と言えるでしょう。

また4代目セレナであれば100万円以下の車体も売られているため、一つの選択肢として考えておくのもアリと言えるでしょう。

とはいえ、4代目セレナとなると10年以上前の製造となるため、各部品の劣化等も見られるので、その点もしっかり考慮した上での購入が必須と言えます。

可能であれば試乗するなどして、エンジンや足回りからの異音がないか確認することも大切と言えるでしょう。

セレナの中古でおすすめモデルとグレードは?

予算があるのであれば、e-power搭載モデルを選択するのがおすすめと言えるでしょう。

またグレードではハイウェイスターV、AUTECHがリセールバリューが良く、オススメです。

e-power車はガソリンモデルに比べると値段は張るため、人気色を避けることで、多少安く購入することが可能となります。

セレナはやめとけと言われる理由は?

よく言われるのは、サスペンションが柔らかすぎる、加速性能が悪いなどという意見をよく聞きます。

言い換えると乗り心地が良いとも言えるかと思いますが、走りを追求する方にとっては少し物足りなく感じるかもしれません。

「セレナ 中古 安い理由」を検索する人がよく思う質問4選

セレナの中古車は何年乗れる?

もちろん乗り方にもよりますが、e-power車はバッテリーの寿命に左右される点もあります。

しかし、バッテリーについても10万キロの保証がついているため、その間は安心して乗ることができるでしょう。

セレナのダメなところは?

よくも悪くもミニバンであるため、走りやパワー感を求める方にとっては物足りなさを感じるかもしれません。

しかしe-power車の加速はモーターでの加速もあり、なかなか鋭い加速感を感じることができるかと思います。

セレナの5ナンバーと3ナンバーの違いは何ですか?

ハイウェイスターVとLUXIONグレードは専用のフロントグリルやバンパーが装着され、3ナンバーになっています。

一方、XとXVグレードは5ナンバーです。

新型セレナの何色が人気ですか?

現在、セレナは単色が10色ツートーン5色の計15色のボディカラーが設定されています。

その中で、1番人気は白系、次いで黒系のカラーが人気となっています。

またツートンカラーにおいても黒や白の組み合わせが人気であり、あまり派手な色については好みが分かれる結果となりました。

まとめ:セレナの中古車を購入する際は安い理由と注意点を確かめて

セレナの中古価格が安いと言われる理由をまとめた結果、単純に不人気によるものではありません。

人気車種であり、流通量の多さからくるものであるということがわかりました。

ライバル車と言われている、トヨタヴォクシーと比較しても中古車価格で50万円ほど安く購入することができます。

またガソリン車とe-power車においても特徴が大きく異なることから、それぞれの特徴をしっかりと調べた上での購入をすることが大切と言えます!

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